店  名
 インドレストラン ピーコック
食べた日
2006/01/18

住  所
 秋田県秋田市八橋新川向4-17
営業時間
11:30〜15:00 17:00〜22:00

電話番号
 018-824-6114
定休日
日曜日

ランチセット
カレー1
カレー2
サラダ
マサラチキン
ヨーグルト
ターメリックライス
ナン
前  説

 (確か)98年秋に開店した、秋田初の本格的インド料理店。明らかに他の飲食店とは違う外観が、秋田に居ながらにしてインドを思わせる。インド語(あるのか?そんなもん。)で書かれた看板が、通り過ぎる人をビックリさせる。ビックリするのはインド人だけでは無いようだ。

 駐車場には10台位のスペースがあるのだが、休日ともなると、どの時間に行っても満車になっている。秋田の人のインド好きが伺える、良い話である。


Comment

 ドアを開けて店内に入った瞬間インド人がニッコリ笑いかけてくる。『イラッシャイマセー』。秋田では外国人とアマリ触れ合う機会がないので、少しビビる。どうやらナンを焼いているらしい。なるほど、ソバ屋が入り口で麺を打っているのと一緒なんだな、と納得。これはまずナンを頼まないワケにはいくまい。店に入ったお客のホトンドがそう思うだろう。さすが0(ゼロ)を発明した人達ダケのコトはある。商売にも抜かりがないようだ。

 客席に移動すると、何か甘い匂いがする。香を焚いているようだ。インドっぽい。流れている音楽もインドっぽい。踊るマハラジャ?とか思って良く聞いてみると、インドと言うより香港っぽい感じがしてきた。広東語にも聞こえるし、フランス語にも聞こえる。一体何語なんだ!と思ったが、とにかく異国情緒はタップリとあるので良しとする。

 横で一人で食べていた40代(であろう)サラリーマンが、食べ終わった後に店員をつかまえて、『秋田でこんなに本格的なインド料理を食べるコトが出来るとは思っていませんでした。』と喋っていた。山形から来たと言っていた様な気がするが、この人もカナリのインド好きのようだ。察するに、山形のインド料理のレベルは高いのだろう。機会があれば確認したい。

 後で聞いた話によると、この店にいる海外の方はインド人ではなく、バングラディシュ人だとのコト。しかしマタ別口から、パキスタン人だと言う話を聞いた。彼らが何人なのかは解らないが、美味しいインド料理を食べるコトが出来るのだから、幸せである。

 ところで、2000年1月の秋田はカナリの大雪に見舞われた。除雪した雪が人の身長程の高さになって、歩道と車道を隔てていた。非常に危険な状態である。ズット秋田に住んでいる人でもヘトヘトになって雪かきをしていたのだが、ピーコックの人達は元気である。除雪して山のように高くなっている雪を背景に写真を撮っていた。おそらく故国に送るのだろう。たぶん雪を見たコトの無い、彼らの故国に住む人々は、この真っ白い風景を見て、やっぱりビックリするのだろうか?