店  名
 まちのカレー屋さん
食べた日
2008/08/01
住  所
 秋田県秋田市広面字昼寝46-1
営業時間
11:00〜14:30 16:30〜21:00
電話番号
 018-825-2911
定休日
 

カレー・エビフライ・とんかつトッピング
エビフライ
とんかつ
サラダ
焼きカレー

前  説

 カレーを食べると脳が活性化すると言う話を聞いた。スパイスの刺激により脳内血流量が4%程度増加し、脳の中で情報処理を担当する部分の働きが活発化するのだとか。その結果、集中力・計算能力などが上昇するらしい。

 聞くトコロによると、メジャーリーグで大活躍を続けているイチ口一も、毎日カレーを食べているのだとか。最多安打・最高出塁率・日米通算3000本安打など、数多生み出される素晴らしい記録と記憶に残るプレーの源泉(の一部)にカレーがあるのかと思うと、全日本キレンジャー同盟をいつか作ろうと考えているB食クラバーとしても、千人の味方を得た気分で心強い。

 もちろんインドのコトも思い出す。カレーと聞いてインドを思い浮かべないなんて出来ようハズもない(否定の連続)。そう言えば多くのインド国民の方々は、朝昼晩欠かすコト無くカレーを食べているのだとか。近年、世界的に広がるIT化の波の中で、インド人技術者の方の存在は欠かせないモノとなっていると聞くし、数学の進歩に飛躍的な進歩をもたらした、ゼロと言う概念の確立も、インドでなされたモノだと言う。

 こう言った実例が背景にあれば、スパイスが脳を刺激し、集中力や計算能力が上がると言ったコトにも、コレ以上ない説得力が伴うコトだろう。ソレでもマダ、えぇ〜そんなワケ無いジャン!とか思う人には、向こう30年間はカレーを食べるのを止めて頂きたい。

 そんなコトを考えたり考えなかったりしつつ、現在も日夜美味しいカレー店を探し続けているB食クラバーだが、農家のカレー屋さんに出掛けた後で、あるコトが気になった。秋田市内に本格的なインド料理屋さんって結構あると思うけれども、農家のカレー屋さんの様ないわゆるフツーのと言うか、日本的でありつつ美味しいカレー屋さんって、思い出そうと思ってもナカナカ思いつかない。

 気軽にカレーを食べたいなと思っても、思いつくのは半田屋・すき屋・ココイチくらいしか無い。しかもココイチと来たらカレースタンド的でお手軽にカレーを楽しめるイメージがあるにも関わらず、実際に食べてみると決まって\1,000前後支払ってしまうコトになるのが、B食クラバーの望むスタイルとはかけ離れている。まぁコレは、トッピングや辛さを増やす等の行為を止めれば済むコトなのかもしれないが。

 気分的には、半田屋・すき屋←→ココイチの中間に位置する感じのカレー屋さんが欲しい。あぁしかし、秋田市にはB食クラバーが望むスタイルのカレー屋さんって無いんだよなぁ〜と思いながら秋田市内を車で流していると、目にも鮮やかな黄色のノボリがはためくエリアが飛び込んで来た。

 あの黄色さ加減は、もしかしてカレー屋さん?いやマサカね。とか思いながら近づいて行くと、ソコには『まちのカレー屋さん』と書かれていた。店のルックス・名前などはB食クラバーが求めるカレー屋さんのイメージに似ている。

 アレか。アレが探し求めて来たカレー屋さんなのか!と、B食クラバーの小さな心は今にも弾け飛びそうだ。オープンしたバカリを感じさせる店は、ソレでなくても華やかで、次の外食はココに来なければならないと、決心させるに充分であった。


Comment

 そして遂に、まちのカレー屋さんにカレーを食べに行く日がやって来た。直前で食べたいモノの気分が変わりやすいB食クラバーも、今回バカリは数日前から、コノ日はカレーで!と心に決め、ソノ決心が揺らぐコトは無かった。

 コレはB食クラバーが、一体どんだけフツーの(厳密に言うとフツーを感じさせつつ尚かつ美味しい)カレーを食べさせてくれる店を待ち望んでいたのかと言うコトの、証明に他ならない。B食クラバー以外の人間には、ハッキリ言ってあり得ない思考と嗜好であろう。

 緊張しつつ店に入る。スグに店内かと思いきや、風除室的なエリアがスイッチバック的にディズニーランドの行列エリアの様に仕切られていて、もし何も無かったら2歩もあれば店内に入れるのに、10歩ぐらい歩くコトに驚いた。

 そうして訪れた店内は、壁に向いたり、店内中央の大きなテーブルを仕切ったりで、全てがカウンター席のみによって構成されている。座席数は30もあったろうか。TVが1台と、数冊の雑誌と新聞が置いてある辺り、B食クラバーが想像したよりも若干オス(♂)カレー気味。もう少しメス(♀)っぽい雰囲気があったらなーと、少々戸惑い加減で席に着く。

 メニューはA4が1枚。大きくカレーメニュー・カレー追加トッピングメニュー・豆乳シチューメニュー・ソフトドリンクと4つのカテゴライズ。カレーメニューには、全品ライス・サラダ付きと書かれているが、ナンがあるとはメニューに書かれていないので、ライスが付かない場合一体どうなるのだろうかと疑問感じつつ、何にするか考えてみた。

 プレーンのカレーが\350で、後はソレに対するトッピングで値段が決まる様だ。トッピングはトンカツ・エビフライ・チキンささみフライ・野菜の素揚げ・ビーフ・からあげが\150で、ウインナーが\100。あとは1日30食限定で焼きカレーがある。

 何日間かかけてカレーを食べたい!って気分が盛り上がっていたので、ガッツリ食べたい!!と言う心境に。エビフライは当然(?)として、もう1つ何をトッピングしようかと考えると、唐揚げかトンカツかで悩み始めてしまった。

 ガッツリ行きたくて悩んでいるんだったら、両方にすれば良いジャン!とか思わなくもないが、トッピング3つは多すぎる。ソモソモお腹的には、野菜の素揚げが丁度良い様な感じだが、しかしソノ場合ガッツリ感がも1つだ。

 トンカツと唐揚げでよりガッツリ感があるのはドッチだ!と考えに考え、最終的にトンカツにしてみた。理由は簡単。唐揚げの場合、ソノ個数が問題になるからだ。トンカツならば1枚丸ごと来るに違いない。

 そしてカレーが到着。なんて言うかもう少し、盛りつけ方に工夫とかあっても良いよな!って感じさせる、ドコまで行ってもオスカレーを地でいく感じ。エビフライの揚げ方や、トンカツ辺りからもオスっぽさが滲み出ている。そして予想通り、トンカツは肉1枚分やって来た。

 肝心のカレーを食べてみるとソノ見た目に反して、程良い酸っぱさ・程良い甘味・程良い辛さで良い感じ。あぁ〜、コンナ感じのカレーを待っていました!と心の底から素直に言える。B食クラバー的に残念なのは、少々オスっぽさが強く感じられる辺りのみだ。

 店内には女性の店員さんが多い様に見受けられたので、コレからなんて言うか、チョットでもメスっぽくなってくれたらウレシイなぁ〜とB食クラバー的には勝手に思う。

 後は人により辛さを選べる感じだったり、テーブルの上にスパイスとかあって良いよなーとか思ったりもする。そしたら多分、カレーが食べたくなったB食クラバーはココにしか来ない。