店 名
ソウル家

住 所

秋田県秋田市八橋新川向4-17

初回訪問日

TEL.

018-824-6114

営業時間

11:30〜15:00
17:00〜22:00

前 説

 2000年の夏はとても暑く、不必要に体力を奪われていた。外に一分でも出ていると
ひからびそうだ。体力を取り戻すため、スタミナの補給を急務としていた。いつもなら
ミソタンポポなのだが、もはやソレでは足りない。モットたくさんのキムチを採り入れる必要
に駆られた。以前よりカナリの魅力を感じていた、『キムチ・カクテキ食べ放題』の文字
につられ、ついにソウル屋デビューを果たした。

 ちなみにコノ店、韓国居酒屋とか言っていたような気がする。韓国と言えば焼き肉以外
知らないのだが、一体どんなメニューがあるのだろうか?期待に胸が膨らむ。

Comment

 板張りのナカナカ綺麗な店内だ。奥に進もうとすると店員に止められた。どうやら靴を脱い
で欲しいようだ。どうりで店内が綺麗なワケだ。既に5歩位進んでいたので、あーとーの
祭ではあった。

 席に着くと注文を取りに来た。さっき呼び止められた時に少しの違和感を感じたのだが、
店員はどうやら韓国の方みたいだ。他にもう二人位フロア係がいたのだが、注意して見て
みると、その人達も韓国の方々のようだった。

 そう言えば、店に入る前にチョット気になっていたのだが、ソウル屋の2階には
ソウルナイトという、オソラク韓国系と思われる飲み屋さんがあった。おぉ、韓国だらけだ!
と思ったのだが、ソコから出てきた人がソウル屋に入っていった様な気がしていた。
たぶん、1階と2階は経営者が一緒なのだろう。そのせいかどうか、接客サービスが
ヤタラ良かったような気がした。こまめに皿とか替えてくれたりしていた。

 タン塩、ロース、カルビといつも通りのモノを注文した。本場のモノを食べさせてくれそう
なので、韓国のりも頼む。チヂミも頼んだ。キムチは食べ放題らしいので、店内のドコカに
山盛りになっているのを想像して見回したのだが、ドコにも見あたらない。すると店員が
皿にチョコチョコっと載っかっているキムチを持ってきた。

 『こちら食べ放題ですのでお気軽にお申し付け下さ〜い。』と言って去っていった。
足りなくなったらイチイチ店員に注文するシステムのようだ。コレでは店員に気兼ねして
しまって思いっきり頼むコトが出来ない。こういうシステムの食べ放題では何度も痛い目に
あっているのだ。
(パスタのコーナー、ボナペティ参照。)

 キムチはホドホドにしようと心に決め、肉に走る。牛タンは大きく柔らかい。コンナ牛タンは
初めて見た。サスガ本場。ロースは30cm位の大きい肉が出てきた。コンナのも初めてで
ある。どうしたモノかと戸惑っていると、フロアガールが焼き始めた。ひっくり返したトコロで
ハサミで切り始める。なんとも豪快だ。サスガ本場。何も言うコトはない。じゅうじゅう亭並の
ハイレベルである。カルビはコレと言ってフツーだったが。

 韓国のり、キムチ、チヂミもオイシイのだが、総じて味は濃い。特にキムチを食べて
辛っれ〜!とか思った後に韓国のりを食べると、塩が舌にしみてヒリヒリする。その後
チヂミを食べると味が解らない。しかしオイシイのでマタ食べてしまう。まーさーに
韓国マジック。

 値段は他に比べるとホンのチョット高めなのだが、レベルも高いので行って損は無しだ。
キムチは美味しいのだが、辛いのでそんなに食べるコトが出来なかったのが残念である。