品 名
雪梅

住 所

秋田市外旭川字梶ノ目777-2

訪問日

02/07/21
TEL.

018-868-0275

火曜日休

営業時間

11:00〜14:00
17:00〜21:00

前 説


 1番最初にコノ店の存在を知ったのは、4月の初め頃だったと思う。所用があって
車に乗り、広面から外旭川に向かっていると、建築中の中華料理屋を発見した。
5月中旬にオープンするらしい。

 とりあえず、5月中旬に1度行ってみた。しかし、入り口脇に飾られた花輪が、新規開店
した店だと言うコトを、きらびやかに世間にアピールしているにも係わらず、店の前に3台程
停めるコトが出来る駐車スペースに車は1台も無く、5月の陽気の中、この店だけが寒々と
したムードを醸し出している様に感じた。

 言い様の無い寂しさが胸一杯に広がり、その日は違う店に行くコトにした。

Comment


 で、夏になり、無性に冷やし中華が食べたくなった。イチオシ冷やし中華はめん峯なのだ
が、休日ともなると、めん峯は平気で1時間以上待ったりする。貴重な休日の時間を、そん
なコトに費やしていられない。困った時のタウン情報あきた頼み!ページを開くと、あの!
外旭川に出来た中華料理屋が載っていた。しかも写真を見るとそれは、冷やし中華では無
く、冷やしラーメンの様だった。品名は冷やし中華だったが。

 山形が元祖と言われている冷やしラーメンは、冷やし中華とは違う。見た目はフツーの
温かいラーメンで、スープが冷たい!というモノだ。山形県民が東京に出掛け、冷やしラーメ
ンを頼むと、冷やし中華が出てきてしまって、少々の問題が発生する、と言うのは、ワリと
良くある話らしい。

 ず〜っと気になっていて、しょうがないから山形まで食べに行くか!と思っていた冷やし
ラーメンを、まさかこんな所で食べるコトが出来ようとは思ってもいなかった。空いているに
違いないし、珍しいモノも食べるコトが出来るので、早速出掛けた。

 着くと、店の前の駐車場は一杯で停めるコトが出来なかった。おぉ、閑古鳥だったあの店
がこんなに立派に!と感慨に耽る反面、自分はどうするべきなのか戸惑ってしまった。とり
あえず、近所にある大手ラーメンチェーン店の駐車場に停めて、雪梅迄歩いて行ってみた。

 すると、店の前に駐車場の案内があり、少し離れたトコロに雪梅専用の駐車場があるとの
コトだった。成る程!と、なると、オープン直後に行ってみた時、店の前の駐車場は確かに
ガラガラだったかも知れないが、ヒョットしてコチラの駐車場は混んでいて、店内も賑やか
だったのかも知れない。今となっては確認する手段も無いが、どうだったのかは、これから
食べる料理が証明してくれるだろう。車を移動し、店のドアを開けた。

 店内は椅子のテーブル席が3つ。使えるんだかどうか怪しいカウンター席が3つ程。小上
がりには、テーブルが4つある。椅子のテーブル席は埋まっていた。小上がりも2つ埋まって
いた。結構繁盛している様に感じる。

 女性のフロア係が2人で、主人が1人で料理を作っている様だ。『いらっしょいませぇ〜』と
声を掛けられた時、違和感を感じたのだが、どうやら3人共中国の方らしい。忘れたが、
店内には、中国語の文字が貼ってあり、いかにも中国っぽい感じの絵も沢山貼ってあった。
吉林省と書いている。一体どの辺にあるのだろうか?

 念願の冷やし中華(冷やしラーメン)を頼む。同行していたB食クラバーKは麻婆豆腐定食
を頼んだ。麻婆豆腐はしょっぱかった。しょっぱかった上に辛かった。始めは微妙だな、と
思ったが、だんだんとその感覚を舌が忘れられなくなってくる。美味いかどうかは別にして、
後を引く味だというのは間違いない。これが本場中国の味なのか?

 我々が食べている間もお客さんの出入りは激しく、一時はカウンター以外全席埋まって
いた。人気があるってコトだろうな。他の人が頼んでいるメニューを見ると、どれもこれもウマ
ソウに見える。次はちゃんとした中華料理を頼んでみるか。

 あっ!冷やし中華(冷やしラーメン)の方は、何だか良く解りませんでした。
なんか、ふぅ〜ん、って感じ。やっぱり本場の山形に行くしか無いのだろうか?

冷やし中華

\850