店  名
 カナディアンレストラン ケベック
食べた日
2006/10/14

住  所
 秋田県由利本荘市岩城内道川字新鶴潟192-43
営業時間
11:00〜21:00

電話番号
 0184-62-6288
定休日
(多分)火曜日

ビーフシチューソースのオムライスのセット
ビーフシチューソースのオムライス
煮込みハンバーグ&エビフライのセット
煮込みハンバーグ&エビフライ
サラダ
パン
店外観
前  説

 道川に美味しいレストランが出来たと聞いたのは結構前の話で、いくら美味しくても道川じゃなぁ、とか思っていたのもソノ頃の話。当時のB食クラバーと言えば、活動範囲の殆どが秋田市内に限られており、それ以外の場所に行く時は仕事か、ホントに特別あるか無いかの旅行に出掛ける時のみと言った出不精振りを惜しげもなく披露していた。

 秋田にある美味しいモノも楽しげなコトも、全て秋田市の中心部で楽しむコトが出来れば良いのにと、やや傲慢とも思えなくも無い考えを持っていた。でも、今となったらソレは、意外と的外れなコトでは無い様な気がしないでもない。秋田の例えば駅前で、秋田県内の色々なコトを気軽に楽しむコトが出来れば、自然とソコに人も集まってくるのではないだろうか。どこソコのビルの地下に土産物屋があるからソレで良いじゃないかってレベルではなく。と、ドコまでも出不精な自分への言い訳を正当化してみたりする。

 しばらくして女王様も、安かったし美味しかったし良かったよ的な紹介をしていたので、行きたい気分が高まったのだが、ヤハリ道川は遠い。精一杯出掛けても下浜だよなと、偶然にもB食クラバーが出掛けたい場所のリミットは、秋田市の境界線と重なっていた。コレがもし、道川が秋田市だったらどうなるのだろうかと言う、個人的な興味は隠せない。

 それから幾らか、人から伝え聞く情報を整理してみると、どうやらソレは、道川の道の駅内にあるらしい。道の駅と言えば、公共化したドライブインと言ったイメージしか持っていなかったため、そんなトコにそんなに美味しい店があるのだろうかと、そのアンバランスさに疑問を感じていたりもした。

 だが道の駅道川は、トイレ・土産物屋の他に、オートキャンプ場が出来たり風力発電の風車が回っていたり、食材ならば何でも入れてしまおうぜと言う闇鍋的ごった煮的な方針の元、恐らく現在も絶えずソノ裾野を広げ続けている場所で、ならばソノ中に、美味しいレストランが1つあっても不思議でもなんでもない。

 と、自分自身に納得できる理由付けをしてみたりする。どっちかって言うと、道の駅道川の存在の方が、特異なんだと思うが。


Comment

 以前に比べると出不精も若干改善されたB食クラバーは、ケベックで御飯を食べたくて仕方ない。何度かケベックの前を素通りした後、ようやくケベックでランチを食べる機会が訪れたのだが、店の前に着いてみると休業の文字が。事前にインターネットで確認したトコロ、ソノ日は定休日ではなかったのだが、入り口に貼ってある休業カレンダーを見てみると、ソノ曜日は毎週休みになっていた。インターネットの情報が古いのか、ソレとも急なコトなのか。何にしてもケベックで御飯を食べるには、前もって休業日かどうか確認する必要があるなと思い知った。

 それからマタいくらかの時が流れ、今度こそケベックでゴハンを食べよう!と出掛けてみた。ケベックに営業しているかどうかの確認はしていなかったのだが、前回行った時に休みだった曜日ではなかったので大丈夫だろうと言う安易な考えの元、出掛けてみた。

 すると、案の定と言うか偶然と言うか、店は営業していた。入り口に書かれていた営業カレンダーを見ると、ヤッパリこないだの曜日が休みになっていた。通年でソノ曜日が休みってコトで良いんだろうか?そう言えば確認してくるのを忘れた。

 カナディアンと銘打っているダケあって、ログハウス風の建物。安いし美味しいし、道の駅だし土曜日だしお昼だし、スンゴイ混んでるんだろうなぁ〜と思って入ってみたら、他にはお客さんが1組いるダケだった。もしかしてマタ今日も休みなんだろうかと一瞬迷ったぐらいだ。

 白いテーブル&パラソルがヤケに似合う感じの、海に面したテラス席と、丸太に囲まれた茶色い店内とドチラにしようか迷ったが、外は風邪が強いかもしれないと思って止めた。こう言う時は迷わずテラス席に座って、青い海と空を楽しみながら、浮かれ気分で食事でもすれば良いのだろうが、ナカナカ吹っ切れない当たり、B食クラバーは重力に縛り付けられているのだろうか。

 沢山あるメニューの中、何にしようか迷ったが、ハンバーグ&エビフライと言う洋食屋的定番メニューに目が眩み、ソレを頼むコトにした。御飯かパンかを選べるらしい。一度ツライ目にあってからB食クラバーは、どんな感じのパンが付くのか聞いてから頼むコトにしているのだが、聞いてみてもどんなパンだか良く解らない。店員さんの胸元を見ると研修中とか書かれていたので、アマリ無理をさせても悪いなと思って、良く理解出来無いながらもパンを頼んだ。

 出て来たのはパンと言うよりも、ポン・デ・ケージョと言った方がしっくりくる様な大きさと形。ポン・デ・ケージョはチーズ入りなのだろうケド、コチラで出て来たのは天然酵母っぽい感じがする。気のせいだろうか。こう言う時に、一口食べたダケで、『ムム、コレは主原料が○○で、隠し味に△△を使ってるな!やるなブライト!』と力強く言いきれる様な、そんな繊細な味覚と知識が欲しい。

 デミグラスソースに浮かぶハンバーグには、キノコが乗っかっている。B食クラバーがシイタケ嫌いだと、ココで発表したコトがあったかどうか忘れたが、その中にシイタケがなかったので安心する。エビフライは全く想像していなかった有頭エビフライが2尾。尻尾はワリとよくバリバリ食べるのだが、頭が付いている時は、食べようかどうしようか結構悩む。

 エビフライの頭は何度か食べたコトがあるのだが、頭の先とか足とかのとんがった部分が口中のいたるトコロに突き刺さりまくり、気が付くと料理が鈍い鉄の味に変わっていたコトが何度もある。つまり口の中が血だらけになったってコトなのだが。なら学習してもう食べるのよせばいいのに、パリパリした食感が好きで、食べたくてしょうがない時があるのだ。今日も食べたかったのが血だらけになるのも嫌なので、足の部分以外を食べるコトにした。コレで血だらけにもならずに済んだが、皿の上に残った足が勿体ないような気がしないでもない。

 有頭エビフライが出て来た場合、頭を食べる人と食べない人では、ドチラの率が大きいのだろうかと、今度統計でもとってみたい気分になった。食べ終わってから、コノ店はピザが美味しいと聞いていたコトを思い出した。そう言えば入り口にもピザの幟が立っていた。今度来た時は、テラス席でピザでも食べてみるコトにしよう。