店 名
鶴亀焼

住 所

青森県黒石市

初回訪問日

2000/11/14

TEL.

営業時間

前 説

 青森県黒石市に二週間の予定で出張するコトとなった。一泊二泊ならどうでも良いが、
二週間もいるのなら、最低一つは美味しいモノを発見しないワケにはいかないだろう。
そんな話を出張先の人としていると、ゴチソウしてあげる、と言って買ってきてくれたのが
コレである。

Comment

 たいやきの話をしていて買ってきてくれたモノなので、スッカリたいの形をしているのかと
思っていたら、何だかワケの解らない形をしている。一言で言うと、直径7cm位の、チョット
厚めの煎餅みたいな形だ。表面に立体的な模様があるが、何の模様なのかイマイチ
はっきりしない。思い切って聞いてみた。鶴と亀の形らしい。・・・チョット考えればスグに
解るコトだった。そう言う名前なんだモノ。思わず赤面。鶴のと亀のと二種類あるようだ。

 皮は薄く、あんこがタップリ入っている。皮のパリパリ度は65%と言ったところか。
何個かに一個、鶴と亀の形からチョット皮がハミ出ているのがウレシイ。ココはモチロン
パリパリしている。あんこは粒あん。適度な甘さだ。塩が利いているのがGOOD!
貰ったのが昼食を食べた直後だったので、うわコレ食べ切れないよ!と思ったのだが、
意外にも10分程で完食。3個もあったのに。甘いモノは別腹、を実感した瞬間であった。

 ワリと寂れた街なのだが、(出張先の人談。)ココだけは行列が出来て賑わっている。
狭い間口のオンボロな店構えで、それがマタ良い味を醸しだしている。
交通量の多い通りに面しており、車だと気を抜くと通り過ぎてしまう。

 今は二代目の奥さんが焼いているようだが、昔から知っている人達の評判は悪い。
よくある話だが、味が変わったらしい。どのように変わったのかというと、あんこが甘く無く
なったとのコト。前はモット甘かったと言うコトだ。どれぐらい甘かったかというと、歯が
ヒリヒリする位甘かったのだそうだ。二代目の鶴亀焼を食べるコトが出来たコトに感謝する。

 店構えはズ〜ット寂れているのだが、コノ店、カナリ儲かっているらしい。
店の隣が銀行なのだが、先代は店の儲けを全てコノ銀行に預けていたとのコト。
何年で幾ら貯まったのかは定かではないが、立派な豪邸を建てたのだそうだ。
こういう話を聞くと、自分もイッチョやってみるか!って気になってしまう。

 そのうちドコカで評判を聞くかも。『B食焼』。(ネーミングに再考の余地アリ。)

鶴亀焼き

\100