店  名
 YAYA DINING
食べた日
2008/03/11
住  所
 秋田県能代市二ツ井町小繋字泉34
営業時間
11:30〜21:30
電話番号
 0185-73-6788
定休日
不定休

ふわふわオムライス・デミソース
ふわふわオムライス・オープン時
定番薄まきオムライス
サラダ
丸い氷の水

前  説

 このトコロどうも、曜日感覚がズレている。夏休み中に暇を持て余している子供や、専業主婦をしているB食クラバーの姉なんかがよく陥っている、曜日感覚が無い!と言うのとは一味違う。

 間違ってはいるモノの、確実に今日はコノ曜日だ!と言う確固とした根拠があって(繰り返しになるけれども間違っているのに)、日々の生活を送っているのだ。そしてそのズレは、ワズカに一日だ。

 こう言うのが一番たちが悪い。あからさまに間違っているのならば、あれ?全然違うジャン!とか言って、周りの皆にからかわれたりしながらも冷や汗をかきつつ、まったくB食クラバーにはマイるよな!アッハッハッハー!!的に、例えば午後のひととき、職場の空気を和ませるコトも出来るかもしれないが。

 しかし今のB食クラバーの曜日は一日ズレているダケで、しかもソレが間違っているなんて露ほども思わずに生活している。ソノ日1日ダケのコトだったら何の問題もないのだが、数日後の予定を立てなければならないってぇ時に、話がややこしくなって来る。

 日付で考えると3日後のコトが、曜日で考えると2日後とかになってしまう。あれ?もう1日余裕があるハズじゃ…とか思って、直前になって焦りまくりな2008年の3月。同じ日の予定を、何回も何度も同じ人に確認して、ソレでも曜日と日付の歯車が噛み合わない。

 この人大丈夫なの?と、救命ボートの数が足りないせいで、ひとり沈没する船に取り残されるコトになった人に向けられるのにも似た視線を、毎日の様に感じてしまう始末。

 一体なんだろ?コノ不思議な違和感は。と、当然B食クラバー本人も考え込む。もしかして神経細胞シナプスが、もはや修復不可能なほどに崩壊しかかっているのかと本気で心配してみたり。

 しかし、今日(2008/3/14)気が付いた。大概の場合2月は28日しかない。だから2月と3月は、日付と曜日が全く変わらない連続した月なんだとB食クラバーは習慣として捉えている節がある。

 そして2月と3月には、B食クラバー的に重要なイベントであるトコロのバレンタインデーとホワイトデーが14日にある。2008年の2月14日は木曜日だったから、3月14日も木曜日なんだな!と思い込んでいて、ココが全ての過ちの起点なのだと今頃気付くだなんて。

 2008年の2月は閏年のため29日まであったって言う、幼稚園児でも理解出来ているであろうコトを、B食クラバーは全く認識していなかったのだ。ヤッパリB食クラバーの神経細胞シナプスは、もはや情報の伝達を放棄し始めているとしか思えない。B食クラバーの脳内カレンダーは、閏年に対応していないと言う、笑うに笑えない事実が判明した。

 つい先日、閏年に対応していなかったせいで、ファミマのtoto関連システムがダウンすると言う、IT業界に於いては鼻で笑われる事件が発生した。カレンダーのプログラムで閏年のコトを考慮するって言うのは基本中の基本。

 例えば新入社員の練習問題なんかに使われたりする程度のレベルで、ソレは一般の生活で言ったら、朝起きたら顔を洗う!に相当するぐらい密着した感じなのに、ソレが出来ていないだなんてチャンチャラおかしいぜっ!とか思っていたのに全く笑えない。

 プログラムならば書き換えれば済むコトだが、人間の頭でコレはヤバイ。B食クラバーの脳味噌を、出来るならばフォーマットしないで修復してくれる、ベホマズンを唱えられるぐらいレベルの高いSEがドコカにいないだろうか。

 いや、ソンナ永遠に会えるハズのない人を探し続けるよりも、残り少ない時間を充実した気分で過ごす方が、遙かに有意義なのかもしれない。それならば心残りの無いように、普段ならばアマリ食べられない料理を食べてみよう!と考えたB食クラバーの頭に浮かんだのが、YAYA DINING二ツ井店だった。


Comment

 オムライスが美味しい店との評判は随分と聞いていて、店の前は何度も素通りしている。しかし、秋田市から二ツ井までは1時間30分から2時間位かかるし、今日は何だかオムライスが食べたい気分だし行ってみるか!なぁ〜んて気軽に行ける距離でもない。

 そんな中、YAYA DINING秋田店が出来たと言うので、コレで気軽に美味しいオムライスが食べられる!と思って喜んで出掛けてみたが、ソノ店はパスタとピザをメインとしたイタリアン専門店で、メニューの中にオムライスを見つけるコトは出来なかった。

 悲嘆にくれるB食クラバーだが、イツまでも落ち込んでなんていられない。サッカーボールは、最後まで諦めなかった選手の前に必ず転がり込んでくるモノだ。思い立ったが吉日、YAYA DINING二ツ井店へと車を走らせた。クラバーRさんと同行。

 ついたてで若干仕切られていたりするが、暖色系の照明も手伝い、カナリ開放的な印象を受ける店内。そう言えば秋田店でも同じように感じたので、コレは店としてのトータルイメージなのだろうか。

 メニューを広げ、早速オムライスを注文する。TVや雑誌のグルメ特集で、大概に於いて美味しくて評判のオムライス!と言って取り上げられるのは、チキンライスの上に半熟のオムレツを載せた半熟卵オムライスで、コチラの店でもおそらく同様だ。

 しかしB食クラバーの場合半熟卵オムライスよりもドッチかって言うと、チキンライスを薄焼き卵で巻き込んだ、いわゆる正統派オムライスが好きだよなーって辺りが、保守的と言うか何と言うか。ちなみにB食クラバーが今迄秋田県内で食べたコトのある正統派オムライスで一番好きなのがキッチンふじみのオムライス。今、こうやって思い出すダケでもヨダレがアゴを伝って大変なコトに。

 でもしかし、半熟卵オムライスだって別に嫌いなワケじゃない。世間的に評判の良いオムライスを、B食クラバーだって食べてみたい。だから。オムライスが評判の店で正統派と半熟卵がある場合、その両方を食べるタメにも道連れが必要だ。だから。今回もクラバーRさんに犠牲になって貰った。クラバーRさんが半熟卵で、B食クラバーが正統派を注文する。全てが計算ずくなのは言う迄もない。しめしめ。

 半熟卵オムライスには、デミソースとケチャップの2種類があったが、今回はデミソースを注文。早速シェアさせていただく。非常に濃厚なデミソースで、酸味は若干少な目に感じられる。

 2つに割ったオムレツは、コチラでの料理名通りとってもふわふわ。口にすると、ふんだんに使われているのであろうバターの香りが鼻から抜ける。あぁ〜半熟卵オムライスが評判になる理由が解るよなーと、ココでのB食クラバーは、正統派オムライスから半熟卵オムライスへ若干浮気気味。

 斜めに交錯した幾重ものケチャップによるストライプに彩られた正統派オムライスは、個人的にはもう少し中身がチキンライスでパンパンになってて欲しかったなー等と、若干欲張り気味な上に非常に調子コイた気分に。秋田市から二ツ井までの長距離ドライブで、お腹が空きすぎたせいであるコトは明白だ。

 一緒に注文したサラダもサッパリしていてベリーグッド。油で揚げたオクラが良い感じ。今迄にオクラをソノ様にして食べたコトは無かったが、今度自分でやってみるのも良いかもしれない。

 更に、YAYA DINING秋田店でもそうだったのだが、水が入ったグラスの氷が球形なのも気が利いている。立方体の氷では角のトコロがスグに溶けてしまうからと、バーなんかでタマに見かける。B食クラバーはコノ、球形の氷が好きだ。なんだかとても楽しくなる。

 コレぐらいのコトで楽しくなるなんてB食クラバーって簡単だなーってある人は思うだろうし、別の視点から見ると、幸せだなーって思う人もいるかもしれない。ま、一番多いのは、コノ程度のコトで喜ぶなんて何だか哀れだよ…と言って涙を流す人だろうと思うが。

 B食クラバーのコトを哀れだと感じているのは、B食クラバーの周りにいる人達ダケではない。誰よりもB食クラバー本人が、ソレを強く感じている。今から更に時間が進んだ4年後。その年のB食クラバーが閏年に対応出来ているかどうか、目下のトコロそれが一番心配だ。