Title
宇宙戦艦ヤマト

スターシャ死亡編

Theater
Rental DVD
Day
01/02/12

Comment

 1977年劇場初公開時のバージョン。イスカンダル星に着いたら、
スターシャが死んでいたと言うモノだ。じゃぁ放射能除去装置はどうしたのかというと、
御心配召されるな、スターシャがホログラムでヤマトに色々説明してくれている。
77年の初公開時見逃していたので、ナントカ一度観てみたいなと思っていた作品だ。

 現在一般に気楽に観ているモノは、TV初登場時のモノ。TVシリーズは日テレでやって
いたにも関わらず、フジTVのゴールデン洋画劇場でかかったのがチョット不思議。
ゴールデン洋画劇場で放送するために、おそらくフジTVはモノスゴイお金を使ったのだろう
と思われる。この、TV初登場にあわせて新たに再編集されたモノが、その後の劇場での
再上映、TVでの放送、ビデオで使われている。

 何故再編集が行われたのか定かではないが、以後のシリーズはTV再編集版を元に
作られている。(劇場版が既にTVの再編集版なので紛らわしいっちゃぁ紛らわしい。)
スターシャも古代守も死んでしまっては新たなる旅立ちも、ヤマトよ永遠にも成り立たない。

 そのためか、二度と目に触れる機会は無いと思われていたが、DVDには収録されて、
誰でも気楽に見るコトが出来るようになった。DVDにこのバージョンを収録しようと思った
人に感謝しなくてはいけない。

 まぁ、どっちのバージョンにしても腑に落ちないトコロはいっぱいある。
いつの間にヤマトの女性乗組員は森雪だけになってしまったのか?女性が一人しか
いない中で生活班班長と言われても何する人なの?って思ってしまう。
そして女性ガミラス人はいないのか?いたとしても真っ青なキャラが増えるダケだが。
ガミラス本星の硫酸の海からヤマトが脱出した時、無惨にも第三艦橋が溶け落ちたが、
次にヤマト全景が映っていた時には艦艇に第三艦橋らしきモノが映っていたりする。
(あれはヤマト最重要機密、幻の第四艦橋だと頑なに信じている。)

 一隻の戦艦が、一発のミサイルを浴びたダケで全滅するガミラス艦隊。
コノ時初めて誘爆という言葉を戦争好きの友達から聞いた。
一方、ヤマトは艦艇でドメル艦が自爆しても下がえぐれるダケで平気で航行している。
なんだかずるいなぁ。

 散々大暴れしてガミラス星を壊滅させたあげくに、
『我々は戦うべきでなかった。愛し合うべきだった。』と古代が涙を流しながら語るシーン
では、当時小学生だったにも関わらず、腰を抜かしてしまった。
今迄の戦いは何だったんだ!と思わずにはいられなかったが、次に古代は舌の根も
乾かない内にこんなコトを言う。『イスカンダルに行こう雪。それしかないじゃないか。』
開き直りの速さは天下一品である。古代進が何者なのか、急に解らなくなった。

 イスカンダルからの帰り道、デスラーがヤマトを襲うシーンや、森雪が死ぬシーンが
劇場版ではカットされているのが残念だが、(『だって古代君が死んじゃう!』)
沖田艦長のラストシーンが涙を誘う。お疲れさま。

Puroducer

西崎 義展

Running time 1:30

Cast 富山敬 麻上洋子 

 

Title
さらば宇宙戦艦ヤマト
愛の戦士達
Theater
スカパー
Day
02/12/15

Comment

 前年に公開された、幼児を意識しない初のアニメーション映画、『宇宙戦艦ヤマト』の成功
に気を良くした西崎義展が、この作品以降、ヤマトを映像化するコトは2度とありません!と
公言して製作された作品。

 続きは無い!と言い切っていたダケあって、主人公古代進を始めとする主要キャラクター
の殆どが、バッタバッタとコノ世の方では無くなる。生き残った方々はヤマトサーガに於いて
単なる賑やかしの可能性大。(←島ぁ。相原ぁ。)

 劇中にて森雪が着る普段着のデザインを花井幸子がデザイン。なんだソリャ。

 作画監督として正式にクレジットされているのは胡川滋(湖川友謙)。彼独特の下からの
あおり気味アングルが、この作品でも余すコト無く堪能できる。しかし、西崎義展の独断に
より、ラスト30分は、絵コンテマンとして参加していた、安彦良和の書いた原画がそのまま
利用されると言う珍事が発生。最後の人物描写に於いて、安彦の絵の方があっていると判
断したらしいが、ないがしろにされた湖川は可哀想。個人的には前半の湖川の絵の方が、
サッパリしていて好きなのだが。で、安彦の名前は絵コンテ以外ノンクレジット。

 ストーリー組立時に、松本零士は途中までしか参加しておらず、特にラストシーンが全然
気に入らなかったらしい。若者は簡単に死んではいけないと言うのが理由だ。それが原因
かどうか解らないが、本作を元にして制作されたTVシリーズの宇宙戦艦ヤマト2では、主要
登場人物は1人も死なずに、映画版との見事な好対照を見せている。TVシリーズに於いて
は死ぬ人の方が賑やかし。残念ですな、斉藤はじめ隊長!…徳川機関長。グスン。

 幸か不幸か、TVシリーズで主要キャラクター達が全員生き残ったオカゲで、コレが最後に
なるハズだった宇宙戦艦ヤマトには、更なる続編達が生まれる。そのオカゲでお金儲けが
出来た西崎義展は、松本零士に感謝しなければならないハズだが、続編の権利を巡って
法廷闘争を繰り広げていた。結局どっちが勝ったのだか解らないが、松本零士が漫画で新
作を描いているトコロを見ると、そう言うコトなのだろう。

 当時、約40億円の興行収入があり、ワリと最近、宮崎アニメが台頭してくるまで、不滅の
金字塔とされてきた。

 前作でも気になっていたのだが、舛田利雄監督って何してたの?ホントにアニメ作品の
製作過程に携わっていたのかカナリ疑問。

Director

舛田利雄

Running time 2:31

Cast 富山敬 麻上洋子 

 

Title
宇宙戦艦ヤマト
完結編
Theater
Rental DVD
Day
01/02/18

Comment

 さらば宇宙戦艦ヤマト以降、全ての作品が『コレが最後』と言われながら作られて
来たが、当時はコレが正真正銘最後の作品となっていた。今はシドミードがデザインした
アニメーション版ヤマト。松本零士の書くマンガと、幾つかの続編がある。シドミード
デザインのヤマトは全く売れなかったので、ガンダムをデザインすると聞いた時は
思わず胸に手を合わせてしまった。シドミードがデザインする=ジ・エンドって感じがして。

 ・・・ヤマトの話。それでもコレに懲りずに、『続・宇宙戦艦ヤマト』とか
『ヤマト・リターンズ』とか、『ヤマトはつらいよ・進の旅日記』とか作られるんじゃないか
と思っていたが、サスガに作られなかった。ドコまで続くのか挑戦して欲しかったのだが。

 この作品の一番のポイントは沖田艦長が実は生きていた、ってコト。
PARTTのラストで(おそらく)日本中の涙を誘ったであろう沖田艦長の死は、佐渡酒造の
誤診だった!と言う衝撃の事実。医師免許剥奪されるゾ!そんな医者には診て貰いたく
ないもんな。劇中で佐渡先生は『坊主にしてお詫びしなきゃ。』とか笑っていたが、
そんなモンで許されるコトでもないだろう。坊主にするべき人は他にいたのでは?

 宇宙放射線病を克服して第一線に戻ってきた沖田艦長は、特に活躍するでもなく、
深い印象を与えるでもなく、2度目の成仏をなされている。何のために生き返らせたのか?

 ささきいさおが島の声を出しているのは、病気降板だったっけ?忘れてしまった。
違和感無かったし。山田康雄とクリカンでは違和感アリアリだったが。主人公と脇役の差か?

 デスラーが出てきてヤマトのピンチを救うが、ヤマトの艦橋と通信を繋いだ時、
艦長席に座っている沖田艦長を見てビックリしなかったのだろうか?まぁ、本人も
死んだと思わせながら、蘇っているしな。ヤマト乗組員の中では古代しか顔と名前を
知らないのかもしれないし。沖田艦長の死を知らなかった、ってコトはあるだろうか?
いや、絶対にないな。

 ヤマト乗組員が使用するレバーって、何であんなに力が必要なのだろうか?
スタートレックみたいに、とにかくボタンをポンポン押す方がスマートだな。
未来になっても日本とアメリカの技術力の差は存在すると言うコトか。

Puroducer

西崎 義展

Running time 2:44

Cast 富山敬 麻上洋子 

 

Title
ヤマトよ永遠に

Theater
スカパー
Day
02/12/14

Comment


 『さらば宇宙戦艦ヤマト』公開時、ヤマトの映画は二度と作りません!と宣言していた西
崎義展プロデューサーが、ファンが待ち望んでいるからと言う建前の元、実は自分がお金を
儲けたいダケのために、アッサリと前言を翻して作った映画。

 カナリ御都合主義的&楽観的なストーリーが展開されるが、完結編を見た後では許容範
囲。コレも
シベ超を見慣れたおかげか?しかしツッコミどころは満載。何十隻もいる敵艦隊を
島航海長1人が操る無人艦隊で迎撃。弱点をつかれるまでもなく(←島がいる司令センター
を攻撃された)無人艦隊の負け。いくら無人艦隊だからって、1人じゃ無理だろ。地球防衛軍
はドコ行ったんですか?ま、『さらば』で白色彗星帝国と戦って、カナリの瀕死状態だったが。

 命からがら避難してきたハズの相原通信士は、旅行バッグ程の大きさの通信機を持って
来た。…そんなモン捨てろ。そして、そんな大きさの通信機のクセに、アステロイドベルトに
いる真田技術主任と通信に成功。ビバ☆未来世界!どうせならモット小っさくして下さい。

 推定50m上空から落下する森雪。フツー死んでるっちゅうのよ。森雪の美しさは惑星を越
えた。って言うか相原、もっと早く助けに来い。地球に帰還して本部詰めのエリートになった
古代守はストーリーの序盤でコノ世にグッバイ。何しに帰って来たんだ。でも振り返ってみる
とコノ流れは、完結編の沖田艦長に繋がる。伏線か。(←んなワケ無い。)

 真田は2秒程見たダケで、異星人の送って来た爆弾の性能と性質を完璧に見破る。恐る
べし、真田eye。アナライザーの面目丸つぶれ。しかしアナライザーは森雪と、成長したサー
シャを間違える。お前ホントにロボットかよ。そう言えばスターシャも、妹と雪を間違えてたし
な。この辺が松本零士キャラの限界点。

 『さらば』で戦死した加藤三郎戦闘機隊長の弟登場。名前は加藤四郎。モチョット頭使え。
顔は一緒。双子?って言うかアナライザーよ、四郎をコソ三郎と間違え!

 え〜っと、本作は公開当時、ワープディメンジョン方式って上映方法が話題に。最初画面
はビスタサイズ、音声はモノラルで始まるが、ストーリー中盤から画面がシネマスコープ、
音声もステレオにグレードアップする。ホントは全編70mm、ステレオでやりたかったが、
予算の関係上、コノ様な方式を取ったらしい。

 サーシャは叔父の古代進を好きだって言うし、それって近親○○?敵将校アルフォンは
異星人の女を囲っちゃうし、冷静に考えるとカナリ捻れた物語。既に破綻の兆しはあったの
か。って言うかアルフォンよ、機械の体で雪に一体何するツモリだったんだ。

Puroducer

西崎 義展

Running time 2:28

Cast 富山敬 麻上洋子