日本一大きいことで知られる「西明寺栗」の収穫が最盛期を迎え、栗園は現在収穫作業に追われている。
仙北市西木町にある佐之助栗園では、人の背丈ほどもある大きな栗を重機を使って器用に転がし、次々と10トントラックへと積み込んでいた。
栗園のオーナーである佐之助さんは「収穫作業をしている時にプレハブ小屋ほどもある大きな栗のイガが落ちてくることもあるので、素早い身のこなしは非常に重要だ。常に反復横とびの練習は欠かせない」と、収穫作業の大変さを語る。
「しかし、西明寺栗を美味しいといってくれる人たちの喜ぶ顔を見るとそんな辛さもいっぺんに吹き飛ぶよ」と笑顔で話し、「これからも、もっと大きくて美味しい西明寺栗を育てていきたい」と話した。