あきた多ウソ情報 救命病棟2:50

欠刊あきた多ウソ情報は秋田に関する捏造記事と憶測情報のみで構成されています。

 

 あきた多ウソ情報 » 社会

推理小説「名探偵・秋田一少年の事件簿」が発売
秋田一少年

 見た目は高校生、頭脳も高校生の「秋田一 湖南(あきたいち こなん)」が、陸の孤島・秋田県で起こる数々の難事件を推理で解決するという「名探偵・秋田一少年の事件簿」の小説が発売されることになった。発売日は未定。

 

 【小説内容・一部抜粋】

 

 秋田一少年は一人の人物を指差し、そしてこう告げた。
「犯人はあなたです、柳葉さん」
柳葉は一瞬動揺の色を見せ、そしてすぐさま反論をする。
「わ、私にはアリバイがあるんだぞ!さっきも言っただろう、犯行があったというその時間、
私は秋田に住む知人の家で、TBSのドラマを見ていたんだ!」
「残念ながら、それは不可能なんですよ。なぜなら、秋田県には『TBS系のテレビ局が存在しない』からです」
「し、しかし…私がいたのは秋田市だ!秋田市といえば県庁所在地だぞ!
おそらくケーブルテレビがあって、それでTBS系列の番組も見られるはず…!」
「…確かに秋田市にはケーブルテレビ局があり、それに加入すれば、TBS系列である『IBC岩手放送』を視聴することができます。
しかし、そのカバーエリアは秋田市内の一部の地域…。あなたがいたと主張する秋田市雄和は、完全にそのエリア外!論外なぐらいエリア外だ!」
「くっ……!」
柳葉はがくりと膝をつき、そして観念した表情で、一連の事件の真相を話し始めた。
そう、それは、彼の故郷である大仙市で行われた「刈和野の大綱引き」に端を発する、悲しくも切ない物語だったのだ…。

 

 

前の記事へ

次の記事へ

欠刊あきた多ウソ情報    Copyright 2013 AKITA TAUSO JOHO All Rights Reserved.