芸術の秋を迎えた今月2日、秋田県在住の画家であるエッコ・カクベさん(51歳)が描いた絵画が、秋田県立美術館(秋田市中通)に収蔵された。
この作品は「秋田の四季」と名付けられた油彩画で、縦3.6メートル・横20.5メートルの大作。繋げた5枚のキャンバスの中に、秋田県の四季の姿が見事に表現されている。
巨大なキャンバスの上には、「『○○中学校修学旅行団は…』のCMで春を感じる秋田県民」「林立するババヘラアイスのパラソルを見て、夏を実感する秋田県民」「『きりたんぽ新米入荷しました』の文字で、秋の訪れを感じる秋田県民」「ハタハタ続きの食卓で、冬の到来を感じる秋田県民」の姿が、生き生きと色鮮やかに描かれており、この日も美術館を訪れた多くの人々の目を楽しませていた。