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ババヘラアイス、各社規格統一か
ババヘラ

 秋田県の名物である「ババヘラアイス」の販売規格を統一しようという動きが出始めている。

 

 ババヘラアイスは現在、県内にある複数の業者が道路沿いやイベント会場などで販売しており、各社とも「目印となるカラフルなパラソルの下で、頬被りをした年配の女性が金属のヘラを使って、ピンクと黄色の二色のアイスをコーンに盛り付けて販売する」という基本的なフォーマットはおおむね統一されている。しかしアイスの盛り付け方や量に関しては、アイスが小さな三角錐に盛り付けられることもあれば、芸術的に美しいバラの花の形に盛りつけられることもあるなど、同じ金額を支払っているにもかかわらず、各売り子の技量や気分などに大きく左右されているのが現状だ。

 

 この状況を改善するべく、県は急遽「ババヘラアイス規格統一委員会」を発足。一すくいの量にバラつきが出る「金属ヘラ」ではなく「アイスディッシャー」の使用を各社に義務付ける意向を示した。また、売り子を対象にした研修会を行い、全員が同じ形・同じ量のアイスを安定して客に提供できるよう訓練を行う予定だという。

 

 この発表に対し、各社からは「それでは『ババヘラ』ではなく『ババディッシャー』になってしまう」と、反発の声が上がっている。さらに「『ババヘラ』の呼称は我が社の登録商標である。勝手に名乗らないでいただきたい」と、委員会の名称そのものに対する苦情も寄せられており、規格を統一するにはまだまだ課題が多い状況のようだ。

 

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