大館市上代野にある「大館樹海ドーム」が、実は王蟲の抜け殻であることが判明した。
この事実を知った大館市民からは「蛇腹のような不思議な形だなーとは思っていたけど、まさかあれが王蟲の抜け殻だったなんて」「言われてみるとあれは確かに王蟲だ。むしろ何で今まで誰も気が付かなかったのか」「そういえば『樹海』と『腐海』の言葉の響きもすごく似ている」などと驚きの声が上がっている。
王蟲の抜け殻はセラミックよりも硬く、弾性に優れており、なおかつ軽量。その昔、王蟲が偶然大館市内で脱皮した際に、この抜け殻が残されたものと推測されているが、いつ誰がその抜け殻を使用してドームを作ったのかはいまだに不明で、現在調査中だという。
大館市在住の女性(16歳)は「すごい、完全な抜け殻なんて初めて!大館市の人が喜ぶわ。道具作りの材料にずーっと困らなくて済むもの」と、嬉しそうな顔で大館樹海ドームを見上げていた。