今月8日、全国の市区町村の人口推計データを基にした「消滅可能性都市」が公表され、秋田県は大潟村以外の全ての市町村が「消滅可能性都市」と判定された。
調査団体によると、これらの市町村では2040年に20〜39歳の女性人口が半分以下になり、その後の急激な人口減少で、行政の機能を維持することが困難になるという。
この報告を受け、秋田県は来月から県の名称を「大潟県」に変更すると発表した。知事は記者会見の中で「県内の多くの市町村が消滅して、最終的には大潟村一つだけが残ると聞いている。ならば将来を見据えて、今のうちに県の名前を『大潟県』に変えておくのが正しい選択だろう」と説明し、県民に理解と協力を呼びかけた。