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キャビアと偽って客にとんぶりを提供していた店主を逮捕
とんぶり&キャビア

 大館市比内町の飲食店で「キャビア」と偽って「とんぶり」を客に提供していたとして、大館警察署は景品表示法違反の疑いで店主を逮捕した。

 

 「とんぶり」は「ほうき草」の実を加工した珍味で、比内地域の特産品。その見た目から「畑のキャビア」と呼ばれている。この飲食店をよく利用していた男性(57歳)は「本物のキャビアは生まれてから一度も食べたことがないので、ニセモノとの違いがわからなかった。グルメ番組で見たことのあるキャビアよりも粒が小さいかなとは思ったが、店主が『天然物のキャビアは小粒で、卵がキュッと引き締まっている。養殖物ではこの味は出ない』と話していたため、すっかり本物のキャビアだと思い込んで食べていた。言われてみると食感がプチプチしていたように思う」と話している。

 

 近所に住む女性(82歳)は「ほうき草の実は、脱穀や乾燥作業を行った後、茹でて殻をむき水洗いするなどの工程を何度も繰り返して、ようやくとんぶりになる。とにかく手間がかかる代物で、昔は薬とされるぐらい貴重なものだった。むしろキャビアよりも貴重だったのではないか」と話し、機械化される以前のとんぶりの加工作業がいかに大変なものだったかという思い出を切々と語った。

 

 

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