店  名
 くるくる 花鮨
食べた日
2008/10/24
住  所
 秋田県秋田市手形字西谷地413-1
営業時間
11:00〜14:00 17:00〜21:30
電話番号
 018-853-0141
定休日
無休

花鮨お刺身セット
マグロ・ホタテなど
エビ・カニなど
サーモン・貝類
サラダ

前  説

 秋田駅東口の、マサに駅直近!ってな場所にあった回転寿司店の北鎌倉が、もう少し離れたトコロに引っ越した後、建物だけがズ〜ット取り残され続けていた。

 建物が形を保ってるってコトは、近い内に何かが入るに違いない!一体なんだろっ!?と胸を躍らせ続けるコト2年アマリ。(ホントに2年かどうか確実ではないが。)しかしイツまで経っても、新しい店らしきモノが入る気配は一向になかった。

 ソコの駐車場に工事っぽい車が多数入っているのを見かけ、遂に動き出すのかっ!と期待するも建物に変化は起こらず、一体何だったんだろ?と思いながら周囲を見回すと、どうやら近所で行われている道路工事関係者の車両が停まっているダケの様だった。

 全く、紛らわしいんだよなぁ〜。ブツブツ。等とボヤくコトが数回あったと思うが、遂に、回転寿司店の店舗ソノモノに手が加えられている様子を見るコトが出来た。

 何かのメディアで、『駅東口にオープン予定!』・『従業員募集!』とか言う見出しを目にする度に、北鎌倉があった場所かっ!と色めき立ったモノだが、ソノ度に期待は裏切られ、挙げ句の果てには道路工事車両の駐車場になったりしていたので、もうコノ店はコノママ朽ち果てて行くのだろうか…と残念に思っていた。ソレが遂に、建物に対しての新しい工事が始まったのだ。

 …何故B食クラバーがココまで、元北鎌倉があった建物のコトを気にするのか?ソレは自分でも解らない。ソコにあった北鎌倉が好きでタマに利用していた…ってぐらいしか思い浮かぶコトが無い。

 新しくオープンする店の名前は、くるくる花鮨。回転寿司店の後にはヤッパリ回転寿司店が入った。順当と言うか何と言うか。とにかく、食べ物屋さんが入ったコトがウレシクてタマらない。食べ物屋の後は食べ物屋で!コレはB食クラバーのチッポケな、ソレでいて切実な願いだ。

 オープンしてシバラクは混んでいるだろうし、ほとぼりが冷めた頃行ってみるか!と、ズ〜ット何か新店がオープンするのを待っていたワリにはアッサリとした気分のB食クラバー。あんなに待ち続けていた日々は、あれだけ焦がれていた新店オープンへの期待は、一体何だったのかと不思議でならない。

 モノスゴク気に入った映画のDVDが発売されて、よっしゃぁ〜!コレで好きな時に好きなダケ見るコトが出来るぜぇ〜っ!と喜び勇んで購入したのも束の間。未だ封が切られていないDVDをB食クラバーが何枚も所有しているコトと、何らかの因果関係がありそうでコワイ。

 ソンナある日、秋田市内で発行されているフリーペーパーの表紙に、B食クラバーは強かに撲たれたかの様な衝撃を受けた。ソコには何と、『花鮨オープン記念!通常\1,800の花鮨おすすめ御膳が、18(土)・19(日)の2日間、各日先着50名様限定\980!!』と書かれた文字が踊っていた。

 記念!先着!限定!と言う、黒い三連星もビックリする程切れ味の鋭い、ジェットストリームアタックの様な無敵の三段攻撃に胸を射抜かれたB食クラバーは、コレは行かねばなんねぇべっ!行かずにしてなるモノか!と色めき立ったが、あいにくソノ日は仕事が入っていて、今から誰かに替わって下さい!とは、非常に言い出しづらい状況にあった。

 なんで急に休みを変えるんだと聞かれて、『花鮨で\1,800の料理が\980で…。』などと言おうモノなら、『休んで良いよ。うん。コレからズ〜ット休んでて良いから。』と、天使の様な微笑みで言われるのに決まってる。

 \1,800の花鮨おすすめ御膳を\980で食べると言うお得感を味わうコトは出来ないが、もう花鮨に行かずにはいられないB食クラバーは、次の休みのランチタイムに早速行ってみた。


Comment

 建物は、以前の北鎌倉と同様2階建てで、1階部分では通常の回転寿司店を営業していて、2階では宴会や他の料理を楽しめる様だ。入り口にランチメニューが書かれていて、ソレの前でしばし足を止める。

 ソコには魚貝類を使った料理の他に、比内地鶏の親子丼やカツ丼なんてモノも書かれていた。!…比内地鶏の親子丼って部分が猛烈に気になるB食クラバー。魚貝をアリガタクいただきに来たんじゃなかったのかっ!なのに何だ比内地鶏って!と、B食クラバーの小さな心が、大声で叫び出す。ボォ〜っと突っ立っていると店員さんが、『どうぞお二階へ!』と声をかけてくれたので、ソレに従い足を進めた。

 2階はお座敷にテーブルが6卓ほど。廊下を挟んだトコロにはテーブル席の部屋があり、ソチラと合わせて空いている卓は2つ程だった。席についてメニューを広げる。ツイこの間\980で提供されていた花鮨おすすめ御膳には、キッチリと\1,800と書かれていた。

 ご好評につき本日も!とか、限定メニューの消し忘れで\980とかってドコカに書かれていないだろうか?書かれていたら迷うコト無く注文するぜ!と思いながら、メニューの隅から隅まで探したが、ソンナ文字はドコにも見つけられなかった。残念ながら花鮨おすすめ御膳は諦めるしかないだろう。

 お寿司屋でもあるコトだし、\1,050で提供されている『にぎりセット』か『上ちらしセット』にするか!と言う思いと、何故か気になる比内地鶏の親子丼にヤッパリしようかな?と言う思いが交互に揺れる。

 好きなコトは好きなんだケド、何でコンナに比内地鶏の親子丼が気になるんだろう?おっかしいなぁ〜と思いつつも、やはりココは魚貝を食べるべきだろう!と考え、ついでにと言うか親子丼に対する未練もスパッと吹っ切るタメに、\1,050ではなくて\1,200もする花鮨お刺身セットを注文するコトにした。

 花鮨お刺身セットには限定10食と書かれていて、もちろんソレが注文する動機になったのだが、お昼ゴハンにはチョット遅い時間に出掛けたので、もう無いかもしれない!と思いながら頼んだら、まだ数に余裕があるらしく、スンナリと注文が通ったので安心した。

 花鮨お刺身セットの到着。他のテーブルに運ばれているのをチラッと見て薄々感じていたが、大きいお皿に10種のネタが並ぶ、マサに花鮨と言う店名を冠するのに相応しい料理。

 マグロ・サーモン・シメサバ・甘エビ・カニ・ホタテなど、回転寿司の定番とも言えるメニューばかりだが、ドレもコレも良い感じ。更にゴハンのオカワリは自由だと言う。

 普段の食事時は、ゴハン粒の必要性をソレ程感じないB食クラバーだが時々、いくらゴハン粒を食べてもお腹に全く溜まらない時がある。今日もソノ状態の様だ。躊躇無くオカワリを頼んだ。

 お昼の営業は2時までと書かれていたと思うが、気が付くと2時30分に差し迫ろうかと言う時間帯だった。あぁ、いけない!と思い席を立とうとしたが、他のテーブルにはマダ食事を続けているお客さんと、お茶を飲みながらノンビリと世間話を続けているマダム達がいた。

 あれ?3時までだっけな?と思いながら階下へ降りると、1階の店では店員さん達がゴハンを食べたり休憩していたりした。その中で、1人黙々と食べ続けているお客さんもいた。お客さんの前には1人の職人さん。

 もっと食べたいお客さんと、一刻も早く休憩したい(であろう)職人さんの、ココからは一対一の戦いだ。コノ、血で血を洗う様なタイマン勝負の行方を最期まで見届けたい!と言う気持ちに駆られたが、用も無いのにイツまでもコンナとこに突っ立っているワケにもいかない。残念ながら店を後にするコトにした。

 店の入り口に立ち、お昼の営業時間を確認してみると、やっぱり2時迄と書かれていた。