店  名
 そば処 つたや
食べた日
2008/05/28
住  所
 秋田県秋田市寺内堂ノ沢1丁目8-33
営業時間
11:30〜15:00 18:00〜20:00
電話番号
 018-845-3380
定休日
月・第3火

黄金麺(醤油味)
親子丼セット
親子丼
親子丼セットの冷たいソバ

前  説

 体重が減らない。

 ワリと最近までは、多少食べ過ぎたなと思っても2〜3日すると徐々に体重が減ってって、一週間の内で2〜3kgの増減はあるモノの、自分的に規定の範囲内でサイクルが回っていた。

 ソレが今では、いやぁ〜チョット食べ過ぎちゃったよな!って思っていた頃の体重の、前後500gをウロウロしている状態。食べても食べなくても、ソレ以上減りもしないし増えもしない。

 以前に比べて食べる量が増えたかと言うとそうでも無い様な気がするし(食べる量を計っているワケでは無いが)、外食なんかしてみてもヤッパリ、2/3過ぎた辺りで満腹になるし、運動量が減ったのかと言うと全くだ。(って言うかソモソモ運動と言う運動をしていない)

 コレを誰かに相談したとすると、『ソレは体重が減らないんじゃなくて、単純に太ったってコトなんだよ!』って言われそうな気がして胃痙攣が止まらなくなるので I stop myself, Just on time.

 過去の例からすると、最近チョット太り気味だからダイエットするかなぁ〜って自発的に思うよりも、誰かに面と向かって『最近太ってきた!』って言われる方が、減量目標をキチンと達成出来る事実が判明しているのだが。

 振り返ってみると、以前は外食って週に1度位だったのが、最近では多いと週3度位になっているのが原因だろうかと言う気がしないでもない。コノ食欲を打ち負かさない限り、B食クラバーに減量目標達成の日は訪れないのかもしれない。

 ソンナ風に食欲と減量欲がせめぎ合っている昨今、つたやの黄金麺を久しぶりに食べたくなって来た。外食で美味しいモノを食べたいケド、なるべくカロリーの低そうなモノを!と、食欲と減量欲の中間と言うか、両者の間で妥協案が示された結果かもしれない。

 (実際のトコロ黄金麺のカロリーが低いかどうかは確認していないが。中華ソバならばカロリーが低かろうと言う、あくまでもイメージ優先。)

 つたやにドレぐらい行ってないのかなーと、ボンヤリした頭で考えてみると、ハッキリとは覚えていないが5〜6年は行ってないだろう。そう思うと俄然、サッパリしているクセにキリっとしている黄金麺を食べたくていても立ってもいられなくなって来て、迷わず出掛けてみた。


Comment

 が、店の暖簾はしまわれていた。閉店時間の30分前に着いてはいるのだが。いやぁ〜もしかしたら扉を開けたら中に入れるかもしれない!と思いつつ扉に手を掛けてみるも、ソレはピクリともしなかった。

 あっれ〜、麺切れとかスープ切れとかソンナ感じ?とか思いながらも、どうしようもないのでソノ日は違う店で食事した。

 後日、再び黄金麺食べたい欲がマックス・アンド・ピークに達し、いても立ってもいられなくなって来たのでつたやへとドライビング。今回は閉店時間の1時間前だし大丈夫だろう!と思っていたのだが、ヤハリ暖簾はしまわれていた。

 え〜、あれぇ〜、どうしたんだろう?と思って店の前でボケェ〜っとしていると、1組の家族連れがやって来た。彼らも怪訝そうな面もちで店の入り口へと向かっていた。

 彼らが店の中へ入って行ったら自分も行こう!と考えたメンド臭がりなB食クラバー。こう言う判断を下すタイミングだけは早い。出来るならば全てのモノに対してコノ様に、瞬間的に判断出来る様になりたい。

 家族連れは扉が開かないコトを確認して帰って行った。ソレを見てB食クラバーもつたやを後にした。マサに他人のフンドシでスモーをとるを実践した感覚だ。

 ソレからシバラクして、全然黄金麺を食べたくないのに、つたやに訪れる機会がやって来た。チョット前ならサッパリしたモノを食べたい!と言う意欲満々だったのに、今日はなんて言うかコッテリしたモノを食べたい気分で一杯に。

 閉店時間の40分前に店の前に到着したのだが、果たしてコンナ時に限って、店はオープンしていた。はぁーなんて言う運命のめぐり合わせ。いや、ソコまで大袈裟なコトも無いだろうか。ソレにしたって、黄金麺を食べたい気分で一杯の時には店が開いていなくて、黄金麺でなくても良いやって気分の時には開いているなんて、運が悪いとしか言いようがない。

 同行のクラバーRさんが黄金麺の醤油味を選び、B食クラバーはカナリ迷った挙げ句、親子丼セットにしようと思った。親子丼+ソバかウドンそれぞれの温か冷を選べる様なので、冷たいソバを選んだ。

 注文しようと店員さんを呼び止めた一瞬、B食クラバーの体はまるで、1人ダケ時間が止まったかの様に動かなくなった。昔っからそうなのだがコノ黄金麺、果たして『おうごんめん』と読むのか『こがねめん』と読むのか、ドッチがドッチだか解らなくなったのだ。

 コレと言うのもソノ昔、クラバーMさんがB食クラバーにコノ店を教えてくれた時、そのクラバーMさん本人が、コレおうごんって読むのかこがねって読むのか忘れちゃうんだよねーと言っていたコトに端を発しているに違いない。

 クラバーMさんがシッカリ教えてくれていれば、今頃B食クラバーは何の問題もなく、『おうごんめん』又は『こがねめん』下さいと、堂々と言えていたハズなのに。(あくまで他力本願&他人まかせなB食クラバー)

 確かコッチだったよなと思い、『おうごんめん』下さいと言ってみた。頷いた店員さんの口元が、微かに歪んだ様に見えたのは気のせいか。

 黄金麺到着。店員さんの口からはハッキリと、『こがねめん』と聞き取れた。オソラクではあるがコノ時のB食クラバーの顔は、初めてのライブデビューで会場の空調の音しか聞こえない位お客さんが引いていた、某お笑いコンビ位真っ青だったに違いない。

 気を取り直して『こがねめん』を見る。少し硬めの細麺。濁りのないスープ。最近流行のトロリとした風では無いチャーシュー。そして忘れちゃいけないナルト。全てが変わらないなーと思いながらも注意してみると、玉子が半熟味玉だった。確か以前は違ったよなぁ〜とか思うが、いかんせんソノ頃の記憶がない。

 初めて頼んだ親子丼は、完全に火が通っていたらどうしよう?と思っていたが、半熟の仕上がり具合でホッとした。しかし、さぁガッツリ食べるぞ!と箸を突っ込んだ瞬間、B食クラバーの苦手な食材があるのを発見した。

 以前はよく見かけていたがコノ頃は、玉子をとじた丼モノでコノ食材が入っている場面に遭遇したコトが無いのでスッカリ油断していた。ガッツリ行きたい食欲は、堰き止められた濁流の様に、今や遅しと溢れかえるのを待っている。心の中で様々な怒号が飛び交う中、冷静な箸捌きでソノ食材を1つ1つ丁寧に取り除く。

 セットのソバは、あっれ、コンナに美味しかったっけなーと、お店の方々には大変失礼な感想を抱いてしまった。昔つたやでソバを食べた自分が何様だったのかと思わずにはいられない。非常に細くてコシのあるソバ。

 テーブルの上には無料の天かすも設置されているし、今度はココでもりそばを食べてみよう。そしたら以前の自分が、どのツラさげてそんなコト言っていたのか、思い出せるかもしれない。