店 名
神室亭

住 所

秋田市広面樋ノ沖96-1

訪問日

2001/6/3

TEL.

018-887-7188

営業時間

平日17:00〜0:00
土日祝11:30〜0:00

前 説


 元パソコン屋だったトコロが、ズ〜ット空き家だったのだが、数ヶ月前に食べ物屋として
オープンしたらしきコトは、良く店の前を車で通りかかるので知っていた。しかし、車で通って
バカリなので、どういう店かはハッキリ解らず、何となく飲み屋なんだな、と思っていた。
ソコが焼き肉屋であると知ったのは、実はワリと最近のコトである。

 この頃ワリと風邪気味で、天気も梅雨の前触れらしくハッキリしない日が続く。よし、ここら
で一発パワーをつけるか!と言うコトで、焼き肉を食べるコトにした。

Comment

 店に入ると、その真ん中でニーチャンが一人黙々と炭を焼いている姿が目に入る。
テーブルに案内されるまではソレを見続けるコトになるのだが、ナンカものすごくツラソーだ。
夏とかになったら大変だろうな。

 席に着くと、ソコはもちろんフツーのテーブルで、ガスコンロなんか付いていない。程なく
炭の入った壺が運ばれてきた。さっきのニーチャンだ。炭焼き&運び係か。大変な重労働
だと思うが、彼の給料は他の人より高いんだろうか?等と入らぬ心配が胸をよぎる。
『熱いのでお気をつけ下さい!』って言うのだが、一番熱いのは本人だろう、と思い
勝手に彼のツラサを想像し、なんとなく笑顔で答えてみた。

 テーブルのスグ上には、物凄い低いシェードの様なモノが掛かっていて、それが煙を
吸い出す仕組みだ。秋田市の山王にある『じゅうじゅう亭』と同じ。『じゅうじゅう亭』は
秋田市NO.1の焼き肉屋だと思うが(値段も。)ココは果たしてどうだろうか?期待に胸が
膨らむ。

 思ったよりも肉の種類が少ないのだが、サイドメニューが充実している。チヂミなんかは
ココの他では『ソウル家』位でしか見たコトがない。まぁ、今回は肉を楽しむと言うコトで
頼まなかったが。

 カルビの種類が多い。値段が安い順に、カルビ・壺入りカルビ(だったか?)・上カルビ・
黒毛和牛カルビとあって、黒毛和牛は\1,350(だったと思う。)もする。きっとカナリ旨いんだ
ろうと思い、ソレも頼むコトにした。

 まずは最初のタン塩から食べてみる。レモン汁が小皿に入ってやってきた。タン塩の肉が
盛られている皿にレモンの切れっ端が乗っかっている店が多い中、コレはカナリ期待が持て
る。案の定ウマイ。ちょうど良い柔らかさだ。今迄食べた中でもトップクラスに入る。あと
仙台味噌に漬けたレバーもグッド。

 他の肉にも期待が高まったが、それ程でもなかった。黒毛和牛よりも、値段の安い
上カルビの方をオイシイと感じるのは、舌が肥えていないからなのだろうか?
非常に残念であると共に、これぞB食倶楽部の真骨頂!と自分で自分を誉めて挙げたい。

 選んだメニューにもよるのだが、値段は全般的に少々高め。コレなら『肉のわかば』、
『羅河亜亭』(字、あってるだろうか?)の方がリーズナブル。同じ値段を払うなら
『じゅうじゅう亭』に迷わずチョッコーしたいトコロだ。もちろん『ソウル家』も忘れてはいけない。

 しかし一人、やたら挑戦的だったウェイトレスがいて、7:3で押され気味だった。彼女に
勝つために、近い内にもう一度行くコトになるかも知れない。

カルビ

\550