前説の前切
このページの内容は、中華料理 張が、御野場に引っ越す前の店に行った時の模様です。
ワリと最近目に入った感じがするソノ店は、ヒョットしたら随分前からソコにあったのかもしれない。最近と言っても5〜6年。そのぐらいの時期に、本当なのかどうかはともかく、あ、新しい店が出来たんだぁ〜と、B食クラバーは気が付いた。もっと前からある店だとしたら、申し開きの言葉以外に出るモノはない。
ただソコにある店だなぁ〜と思い、思うだけで通り過ぎる日々。何故かソノ店は、いつの間にか周りの風景と同化し、行かなきゃいけない店って言う認識の外にあった。今にして思えば、変則Y字路の、Yの付け根部分に位置するソノ店の、道路の巾や車の流れが不規則になる、そんなトコが嫌で、自然と遠ざけていたかもしれない。そんな、記憶の隅っこにおいやった格好の店を思い出させてくれたのは、トラキチさんだった。
> トラキチさん
ボリュームありますので満足していただけると思いますよ。
特にこってりめがお好きな方におススメです@^^@
チャーハンも美味しいですよん。
牛島からR13に合流する辺りで..黄色い看板が目印かな^^aa
トラキチさんがコノ様に語る店を、思い出すのには時間がかかった。牛島〜R13に合流、黄色い看板…ってトコでやっと思い出した。あぁっ、アソコか!そしてソコはそんな店だったのか!と、後悔にも似た感情が込み上げてくる。なんとなくチョット行きづらいなぁ〜って思うダケで行かなかったコトへの後悔。そのせいで美味しいモノを逃してしまっていた後悔。
幸いその後悔は、リセットするコトが出来る。プレステの様に簡単にはいかないし、過ぎた時間は取り戻せないけれど、その分はコレから、一所懸命食べれば良いワケだ。行きたい店リストにもランクイン。その日を待つ…。って言うか待つ前に店の場所を再確認しなきゃ!
なんせ何となく覚えはあるモノの、数年間も見逃してきた店のコトだ。いざ行ってみたら違った!とか、あれぇ〜、コノ辺なんだケドなぁ〜ってウロウロするコトの無い様にしたい。そして実際に行ってみたら、最初にココだ!って思ってた場所は、案の定違った。何か、居酒屋の様な店がソコにある。…ヤハリの記憶力の無さに泣けてくる。確かでもコノ辺だよなぁ〜と思いつつ、一旦探すのは諦めた。
その後何度かソノ付近を通るモノの、店を探すってトコまで考えが回らず素通りし、ようやく何回目かに思い出して探してみた。すると、数年が経過した現在の記憶している場所には無く、記憶の最初の方、つまり、一番最初に見た時はココにあった!って場所に、ソノ店はあった。
記憶と同時に時間も遡り、両者がようやく一致し、探し当てるコトが出来た。月日の流れとは、コンナにも人の記憶を変えてしまうのかと、改めて思う。只単にB食クラバーが、適当にモノを覚えすぎなのではない。と、思いたい。
トラキチさんから教えて貰って、驚いたコトがある。店名が、『中華料理 張(まさる)』。えっ?マサル?今迄スッカリ、『チャン』とか『チョウ』とか読むモノだとバカリ思っていた。えっ?マサル?店の場所も忘れていたクセに、ソコまで驚くのもどうかと思う。でも、『張』が『マサル』なんて想定外の更に外。
念のためatokで変換してみたが出てこない。念には念を入れてimeで変換してみる。『克』とか『将』とか『傑』とか、終いには『真申』なんてのも出てくるケド、『張』なんて出てこない。幾ら変換しても出てこない。『張』を『まさる』って読める人が、日本中に何人いるのか知りたい。コレってトリビアになりませんか?タモリさん。そんなコンナで、『マサル』の扉を開けた。
トラキチさんはいつも混んでると言うし、実際、時々気づいた時に見てみると、店の前の駐車場は大体埋まっていた。しかし、今は日曜の夕方。ソレの早い時間のせいか、他にお客さんはいなかった。ソレもそのハズ。店のTVでは笑点が流れており、ちびまる子ちゃんも、サザエさんも始まっていない。
メニューを見て悩む。トラキチさんは、五目あんかけ焼きそば、広東麺、五目チャーハンが美味しいと教えてくれていた。焼きそばも良いケド、今日は汁物を食べたいし、美味しいんならチャーハンだって食べてみたい。なら、壁に貼っている、チャーハンと野菜あんかけラーメンのセットだろうか。ボリューム満点とも書かれている。しかし、あんの中身が野菜と言うのが気になる。肉は入っていないのだろうか。
ソノ下には坦々麺と書かれ、半ライス付きとなっている。半ライスはアレだ。麺を全部食べた後に、残ったスープに入れてオジヤ風にして楽しむ、現在流行のシステムだ。ソレをやってみたい!と思う。でもチャーハンは食べたい。散々悩んだ挙げ句、カニチャーハンと広東麺を頼むコトにした。
広東麺は熱々。熱すぎてナカナカ箸が進まない。広東麺を食べて熱くなった口を冷ますのにチャーハンを口にするの繰り返し。冬とか風邪気味の時とか特に良いかもしれない。
ちなみにコノ日はクラバーKと同行。チャーハンは2人でシェア。メニューに書かれた中で、『ジャージャンメェン』と書かれたモノが何かと、異常に気になってソレを注文したクラバーK。しかも正確に『ジャージャンメェン』って発音して。で、ソコまで頑張って出て来たのは、じゃじゃ麺だったのでガッカリ。いや、美味しいとか美味しくないとかじゃなくて、謎の食べ物だ!って、ときめいた後に、良く知ったモノが出て来た虚脱感。
小学校の時、お楽しみ会のプレゼント交換で、クジを引いたら自分が持って来たモノが当たってしまった寂しさと言うか。そんな忘れかけていた、どちらかと言うと永遠に封印したいハズの記憶を呼び覚ますのが、クラバーKの個性だとは思いたくない。
※5枚目〜7枚目の写真はトラキチさんより御提供頂きました。
アリガトウございます!