昔日本料理屋で働いていた御主人が、お客に頼まれ、趣味半分でやっていたラーメン作りがアマリに評判良かったので、コチラを本職に。電話帳にも載っていないコノ店の評判は、口コミだけで広がっている。
あっさりと、こってりと、2種類のスープを自分で選択するトコロがポイント。チャーシューとメンマ、ほうれん草の乗った中華そばは、ホントにサッパリしている。日本料理出身と言えば、その上品さにも納得がいくハズ。たま〜に、麺が切れると早めに店じまいしてしまうコトがある。その時は泣くしかない。
最近は、休日の昼ともなるとカナリ込み合う様子。カウンターが6席位、小上がりにテーブルが4つ。20人位で一杯になってしまうため、それも仕方なし。さすがに店内で、小上がりの端に座って待っている人がいると、食べる方も急がざるを得ない。
尚、注文する時、店の奥さん(だろうと思われる。)がヤタラ不愛想で、注文をチャンと聞いてくれているのだろうか?と言う疑問が沸き上がって来るのだが、(しかし注文したモノはテーブルに届く。要らない心配のようだ)会計の時は『毎度どうもぉ!』と言って100万$の笑顔を振りまいてくれる。どちらがホントの姿なのか、いまだに測りかねている。
ところで、冷やし中華に乗っかっている細いエビスナックみたいなヤツ、あれは一体何なんだろうか?
店内は、建物が比較的新しいせいもあるのだろうが、よくあるラーメン屋のように油でギトギトしていると言うことはない。この辺にも日本料理の血が流れているのだろう。