店  名
 山海の恵 歓喜天
食べた日
2001/4/22

住  所
 秋田県秋田市東通仲町2-28
営業時間
11:30〜14:00 17:00〜23:00

電話番号
 018-834-0415
定休日
無し

活トラふぐコース・煮こごり
活トラふぐコース・てっさ
活トラふぐコース・てっさのアップ
活トラふぐコース・白子の唐揚げ
活トラふぐコース・てっちり
活トラふぐコース・おじや
ビール
前  説

 コノ店の名前を一番最初に聞いたのは去年の秋ぐらいだったろうか?食いしん坊隊隊長が目を輝かせながら報告(?)していた、その嬉々とした表情を今でも思い出す。

 何やら、隊長の旦那のいとこが(長い!)板さんをやっている店で、ソコに連れてって貰ったら、スンゴイうまかったらしい。刺身もうまいし、寿司もうまい。何もかもうまいケド、なんつったって一番ウマイのはフグだね!ってコトらしい。

 秋田でフグがウマイ店なんて聞いたコト無いので、コレは行かなきゃ!ってスグに思っていたのだが、食いしん坊隊隊長はいつもゴチソウになっているらしいので、どれぐらいの値段なのか聞いても答えてくれない。今度聞いとくって口ばっかりで、イッツもうまかった、って話しかしない。その度に興味は増して行き、欲求不満は募って行く。

 もう、食いしん坊隊隊長はアテにしていられない。B食クラバーKとともに桜も見頃を迎えた春に、ようやくデビューを果たすコトとなった。


Comment

 と言っても最初っから歓喜天に行こうと思ったのではない。他の店に行こうと思ったらその店が休みだったのだ。途方に暮れた我々の頭の中には、ズ〜ット前から気になっている歓喜天の名前しか浮かび上がってこなかった。高かったら止めよう!と後ろ向きな考えを持って、歓喜天に向かうコトにした。

 歓喜天には、店の前に大きくメニューを書いている。それをジックリ見てみると、一番安いふぐコースが\2,480と書いている。コレはリーズナブル。迷わずに店内へと入っていった。

 入り口で靴を脱ぐ以外はチョット清潔な感じの居酒屋って気配。今迄外側から見て、ソレだけで入りづらい、と判断していたのが惜しまれるトレンタの時もそうだったのだが、中に入らずに、見かけダケで判断してはイケナイ!と改めて実感した。

 ふぐコースだけではチョット弱いかも知れないと判断し、鮨うめコースも頼むコトにした。\980。しかし振り返ってみると、コレは余計だった。天然ふぐコースの内容は、煮こごり、さしみ、唐揚げ、てっちり、ぞうすい、お新香の6品。刺身につけるモノは醤油かと思ったらポン酢。てっちりのタレもポン酢。雑炊に入れるのもポン酢。簡単に考えると醤油を使うと思われるモノが全てポン酢だった。驚きだったと共に、コレがウマサの基本なんだなと感じた。

 ふぐの刺身、最初は勿体なくも一枚ずつ食べていたが、まとめて4〜5枚食べてみた。ウンマイ。もう天国。唐揚げもウマイ。鍋には餅も付いてきてが、コレもウマイ。振り返ってみると、餅って今年初めて食べたな、と思い、チョット感激した。お通しのタコも柔らかくて美味しかった。ウマイしか出てこないね。

 店に入る前は安いなって思ったのだが、ふぐコース2人前とすし1人前。生ビール2杯とウーロン茶一杯で\8,200。高くないか?ふぐ料理としては安いんだろうが、B食倶楽部としてはベリーエクスペンシボー。懐に余裕がある時にしか来れないな、と少し寂しい思いを抱いて、家路についた。