最近B食ライフをインスパイアされるコトが多いCHANNEL
YUKAIの板で、ソコの常連、姫
のカキコが目にとまったのが、今回ボブ焼きそばを口にするキッカケとなった。フツーのカッ
プ焼きそばの3倍はあるし、重いし、ボブサップに挑戦!なんて書いてて、何より美味しいら
しい。元々屋台の焼きそば好きであるB食クラバーがこのカキコを見逃すハズがない。迷い
は無かった。
コンビニの中でも一際異彩を放つボブサップ。相変わらず挑戦的な眼差しで、店内のお客
を威嚇している。油断すると思わず財布を差し出しそうになるが、今日はお前を買いに来た
んだYO☆メェ〜ン。黙ってB食クラバーに食われちゃいな!と、雨が降る前の紙製のレイン
コートみたいに強がり、購入した。今、ボブはB食クラバーの思うがままである。
食べようとしたが、さすがにデカイ。店頭でスーパーカップの焼きそばと比べてみたのだが
それよりも高さがあった。スーパーカップより大きいなんてどう表現して良いのか解らない。
大体スーパーの上って何?ウルトラ?とか思っていたら、『ボブカップ』って文字が目に飛び
込んで来た。そうか、スーパーの上はボブか。それ以外にあり得ない!と、妙に納得した。
ちなみにどれぐらいの高さかと言うと、秋田市の電話帳3冊分。テーブルの上に置いとくと、
遠近法デタラメです。
カップにお湯を注ぎだしてから、今ポットに入っている量のお湯で足りるのかどうか不安に
なった。いつまで経ってもお湯が麺の上に見えて来ない。このままでは魔のカップラーメン
ハーフ&ハーフの出来上がりとなってしまう。いつポットがガフガフし出すのか気になりなが
ら、お湯を入れ続けたが、無事お湯入れ完了。ポットの中身を見てみると、底に指を付ける
コトが出来そうな位お湯が無くなっていた。おそらくポットのお湯半分を使用。コレからボブ焼
きそば(勝手に命名)を食べる場合には、あらかじめポットのお湯を満タンにしておきたい。
この大きさならば、完成迄に5分は掛かりそうなモノだが、通常のモノと変わらず3分で出
来上がるらしい。その間は、おまけで付いてくるボブのトレカを見て楽しむコトにしよう。実は
このトレカもボブ焼きそばを買おうと思った理由の1つだった。6種類あるらしいが、裏にB-5
とナンバリングされていた。どう考えてもBはボブのBだし、6枚しかないっつーんなら、わざ
わざアルファベットで仕切るな!と突っ込みたくなる。
このトレカは、ボブカップに挑戦した勇気を称えて『食獣認定書』にもなっている。なんだよ
食獣って。カードの下の方にはサインも印刷されているのだが、その上に『The
Best!』って
文字が見えた。あぁ、やっぱりアスリートとして常に頂上を目指す気持ちは忘れていないん
だな。グスン。とか思って見直してみたら、BestじゃなくてBeastだった。
…コメカミを押さえながら表側を見てみると、黄色地の、胸に真っ赤な文字でWと書かれ
ているTシャツを着て、パンチを繰り出そうとしているボブの姿がソコにあったが、やはりアス
リートのシルエットは感じられない。このまま伊10院、ま26ら、14塚らと、大食ファットボーイ
ズを作ってしまいそうでコワイ。
お湯を沢山入れたのでお湯切りもスグには終わらない。ソースは液体ではなく粉末であっ
た。コレはツライ。液体なら放っといても勝手に浸透し、多少ながらも自力で麺に絡み付いて
くれるモノだが、粉末ではそんなコトあり得ない。冗談みたいな山盛りのお灸を想像させる
茶色い粉末が、白い麺の上に乗っかっていた。
コレを満遍なく行き渡らせるのは至難の業である。両手に1本ずつ箸を持ち、屋台の職人
の様に、一心不乱に麺をかき混ぜ続けた。時間にして1分強。どうにか均一に行き渡った様
である。うっすらと汗をかく。コレかき混ぜ終えると、両腕にボブ並の筋肉が出来てるんじゃ
ないだろうな?と思わせる程であった。
ようやく食べ始めるコトが出来たのだが、ハッキリ言って半分食べたトコロで腹一杯になっ
てしまった。量が多いコトもあるし、イツまでも続く同じ味に飽きてしまったせいもある。諦め
かけたB食クラバーを、パッケージのボブが睨んでいる。『オレを食べ切るんじゃなかったの
かYO!』(もちろん英語で。)激しく燃える闘争心。このまま舐められっ放しはイヤだ!ボブ
対B食クラバーの真剣勝負。コレはB・B対決として後世に語り継がれるコトになるかも知れ
ない。そして遂に完食!B食クラバーの頬にキラリと流れたモノは、きっと汗ではなかった
ハズ。
食べ終えはしたモノの、当初の予想以上に腹一杯。胸囲も腕回りも太股回りも、食べる前
と全く変化は無いが、ウェスト部分だけがボブサップ並にサイズアップ。満腹の眠気と食べ
過ぎの気持ち悪さが交互に襲ってくる。こりゃ晩ゴハンいらないわ。って思いつつ、ふとパッ
ケージを見直してみると、フツーじゃ絶対気付かない場所に、気付かれない位の大きさで、
スマイルマークと共に次の様に注意書きがされていた。
『(^_^)食べ過ぎに注意しましょう』
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