店 名
くるくる廻る栄助寿し

住 所

秋田市山手台   (閉店しました。)

訪問日

2001/09/24

TEL.

018-825-5022

営業時間

前 説


 理容店Z店員Nあらため、美容室HスタイリストNに、最近新規開発したかどうか聞いたら、
同僚の理容店Z店員Tあらため、美容室Hの役職不明Tが前に栄助寿しに行って
美味しいって言ってた、と言うのでさっそくチェック。

 しかしコノ美容室Hの役職不明T、1年位前から教えているトーハトのショコラクッキーを
ようやく最近食べ、(春位にも一度食べたハズなのだが。)それを絶品だ!と、近頃耳にす
るのが難しい言葉で表現していた。22、3のヤングが使う言葉では無いような気がする。

 一抹の不安を感じながら、栄助寿しに突入した。

Comment


 山手台にあるのは、おいしい広場?だっけ?最近似たような名前の場所がいっぱい出来
て良く解らない。そのハズレに店は構えられている。店内には当たり前のカウンター席の
他に、通路を挟んで小上がりの席がある。小上がりに座ったら、自分が食べたい寿司を
どうやって食べるのだろう?とか考えていたら、店員がやってきて言った。
『カウンター席でよろしいでしょうか?』

 まぁ、最初っからカウンター席に座ろうと思っていたので、何の問題もない。促されるまま
に席についた。
うまい鮨勘に比べると、ネタが小さい。しかしソノ分値段は抑えられている。
一番高い皿が\360。カナリ回転っぽい。
うまい鮨勘に比べると、シャリも少々小さいようだ。
しかしソノ分値段は抑えられている。
うまい鮨勘と比べなくても、何だかシャリがチョット黄色
く見える。ま、コレは店内の照明のせいだろう。気にしない。気にしない。

 カウンターの中に入っている人が、(この場合、板サンとか、大将とか呼んで良いんだろう
か?)何か握る度に、『はい、カニミソいかがでしょうか?』とか言うのだが、その後全店員で
『イカガでしょうか?』と大合唱する。ナカナカ景気のいい感じのする店だ。

 真ん中に当たりのシールを貼ってる皿があって、ソレを引いたら店員に声を掛けて下さい。
とか書かれている。コンナもんソンナにポンポンポンポン出るワケ無いよな、と思っていたら
食べてるそばから他のお客さんに、ポンポンポンポン当たりが出ていた。

 その度に『おめでとうございまぁ〜す!』と、正月にしかTVで見掛けない二人組のような
掛け声を全店員で唱和する。アンマリ当たりが出まくるモノで、どうしても当たりを引きたく
なった。当たりだとどうなるのかも気になるし、何よりアノ威勢の良い声を掛けてもらいたくて
仕方ない。

 結局己の限界を乗り越えるコトが出来ず、当たりを引かぬママ御愛想となったワケだが、
同じように、当たりが出るまで食べたくなった人はいるハズだ。ココのオーナーの経営術に
まんまとハマってしまったワケだ。

 食べ終わった皿を数えて貰うと、『\120皿4枚でよろしいでしょうか?\240皿6枚でよろし
いでしょうか?』と、全値段の皿の枚数をイチイチ確認してくる。そう言われたからって改め
て数え直すワケにもいかず、うざったいなぁと思いながら頷いていた。

 レシートを持ってレジに行くと、店員が何やらブツブツ言いながら入力している。良〜く
聞いてみると、ヤハリ同じように『\120皿4枚でよろしいでしょうか?\240皿6枚でよろしい
でしょうか?\360皿・・・。』と言っていたようだ。

 この店員、恥ずかしくて大きい声を出せないのか、イチイチ確認するのは無意味だ、とでも
思っているのか、言葉としてはコチラに確認を求めているのに、コチラの反応などまるで無い
かのごとく、次々と金額を入力していく。腰の強い店員だ。チョット態度の悪い客ならケンカ
になるかも知れない。

 『○○でしょうか?』と言うのが、どうやらコノ店の合い言葉らしい。もうスッカリ、頭の中に
こびり付いて離れなくなってしまった。店を出る瞬間に『また来てもよろしいでしょうか?』と
心の中でつぶやいた。

\120 \180 \240 \360