店  名
 パレット
食べた日
2006/03/02

住  所
 秋田県秋田市卸町4-6-51 (閉店しました)
営業時間
11:00〜19:00

電話番号
 018-866-6338
定休日
日曜日

日替わり弁当
日替わり弁当・おかずアップ
ジャンバラヤ
サラダ
コーヒー
アイス
前  説

 その筋での人気カレー店、みにまむが店を閉めた。B食クラバー的にはカレールーが美味しいモノの、御飯がチョット水っぽいのがガッカリって感じの店だったが、ルーだけの持ち帰り販売もしており、家から大きい鍋を持って来て、買って帰る人を見るコトが何度かあったので、その閉店を惜しむ人は数多くいるのだろうと推察される。

 クラバーAさんが、みにまむの方と何やら接点があるらしく、みにまむが潰れた!って話かけてみると、『潰れたんじゃなくて閉めたんです!』と、喉に力瘤をためて言う辺り、言葉の選択というのは難しい。店を閉めた理由は確か、店主の体調に起因すると思ったが。

 その後暫く空き家になっているなぁと思いながら店の前を通っていると、何だか違う店の看板らしきモノがたっている。パレットって店が出来たのか…。ん?なんだろコレ?…ランチ\500?と、外にたつ看板が指し示す値段の安さに思わず力瘤。

 こりゃぁ〜一度行かねばなるまい!と思いつつも、値段の安さに少々の不信感が込み上げるのも致し方のないトコロ。ついでの用事があったので寄ってみた某理容店店長に聞いてみると、ソコはビュッフェスタイルの店らしいとの情報を得るコトが出来た。あぁ〜、それならば\500も納得。サービス料が発生しないってコトで、低価格を実現しているのか!と、合点がいってみたり。

 ココまで情報を得て、しかしマダ不安を拭い切れないB食クラバー。期待してパレットに出掛けて、寂しい結果に終わったら、涙をいくら流しても足りない。コンナ時にB食クラバーが頼るのは、某とある高貴なお生まれの方。打てば響く様な回答をイツも用意してくれるその方は、もはやB食クラバーにとって、のび太に対するドラ工もん的存在か。いや、コノ場合はドラミちゃんと言った方が尚正確か。

 ドラミちゃんによるとパレットは、しゃぶしゃぶ&焼き肉&スキヤキ食べ放題でお馴染みの、エルバート系列の店だと言う。更に合点がいくB食クラバー。ココまでの情報を得たら、もはや恐れるモノは何もない。僅かなお金を握りしめ、出掛けてみるコトにした。最近行ってないが、エルバートのランチは少々寂しい感じがしていたので、マダ少し不安な面はあったが。


Comment

 通常ランチタイムと言えば14:00迄と相場が決まっている。その日店に着いたのは13:50位だったろうか。かなりランチタイムリミットにぎりぎりな時間態で、恐る恐る店内へと足を踏み入れてみたが、別に何か特別な受け答えをされるでもなく、店員さんは案内してくれた。今回は謎のRさんと同行。

 入り口にメニューが貼ってあり、ジックリ見てみようと思ったが、店内でもっとユックリご覧下さい的な貼り紙があったので、それに従い店内へ。しかし特にメニューを見せてくれるでも無い状況に戸惑い、店内の壁に貼ってある、入り口のモノと同じメニューを見るハメに。え〜っ?とか思っていると見かねたのか、店員さんが、ようやくメニューを持って来てくれた。コノ辺も\500って部分なのだろうと、まぁ納得するが。

 日替わり弁当・カレー・ピラフ・チャーハン等がメインの料理で、ソレラの全てが\500と言う事実にマズ驚く。例えばカレーならば、カツカレーも海老カレーもビーフカレーも\500なのだ!一体どう言う設定になっているのか。普通の店ならば、絶対にそれぞれ違う金額になっているハズだ。その様に、微妙に内容の違うピラフ、チャーハンも\500で統一されている。ホントに不思議でならないが、とにかくありがたいコトにはかわりがない。

 更に全メニューに、プラス\200でサラダとデザートが付く。そしてランチタイムでは更に驚きな、\100でミニビーフカレーとかミニフライを付けたり出来ると言う。ミニとは言えビーフカレーが\100で提供されると言う事実に、我々は戸惑いを隠せない。何かが麻痺した我々は、恐らく通常のお客さんの3倍位の時間をかけて、ようやくメニューを決定した。

 謎のRさんがジャンバラヤとプラス\200のお得なセット。考えるコトが出来なくなったB食クラバーは、巡り巡って日替わり弁当を頼んでみた。更に店内に目をやると、ミニ雪見大福(3ヶ)\100と言う手書きのPOPが目に入り、何かに引き込まれる様にソレも注文してみた。

 料理が到着するまでもメニューを開き、ソノ安さに思わず、1ページめくる毎に驚きをあらわにする謎のRさん&B食クラバー。中でも謎のRさんの心を捉えたのが、アイス丼と言う食べ物。アイスと丼と言う、通常ではあり得ない組み合わせに、ドンブリに入ったゴハンの上にアイスが山盛り乗っていて、ソノ上に更に醤油でもかかっているんじゃないかと言う、珍メニューで有名な、名古屋のマウンテンを彷彿させる様なメニューを想像し震えあっていたが、更にメニューをめくると、ドンブリの中にアイスだけが山盛りに入っている写真を見つけ、ホッと胸を撫で下ろす。しかし、ソレはソレで残念だと言う気持ちも隠すコトが出来ない。

 \500と言う金額だけでも驚きなのに更に、コーヒー・紅茶も無料で付くと言う。紅茶の皿は何かチョット変わった形をしている。そしておかわりも自由だとか。ランチは一体何時迄なのか気になってみたが、店内のドコを探してもソノ表示が見当たらない。後で解ったのだが、ランチタイムは16:00迄で設定されているらしい。恐ろしい。異常に安い価格設定と、長いランチタイム。一体コノ店は儲かっているのかだろうかと、思わず疑いたくなってしまう。

 料理についても\500で損したって印象は全く受けず、コノ安さならば他のメニューも食べてみたい!と言う気持ちにさせられる。ランチタイムが長いのも心強い。B食クラバーが驚いた、安さと時間帯の設定が、実はB食クラバーにピッタリなのも見逃せない。取り敢えず今度は、アイス丼を食べに来よう!と、謎のRさんと誓い合った。

 店を後にしたB食クラバーは、そう言えばコノ店、全然ビュッフェスタイルじゃなかったなと、気が付いた。