店  名
 元祖 鈴為もちや
食べた日
2000/10/25

住  所
 秋田県秋田市南通りみその町2-1
営業時間
 

電話番号
 018-832-4913
定休日
 

ミルク焼き
店外観
前  説

 この店、つい最近まで知らなかった。どうして解ったかというと、一週間くらい前、BクラバーMさんがTVで見た、美味しそうなたいやきの話をしていたのだ。麻布にある店らしいのだが、その辺で売っているたいやきとは違い、皮が薄くパリパリで、とてもウマソウだった、と言うのだ。

 それなら昔、(12〜3年前)土崎の駅前に、ちょうどそんなたいやきを作っている店があったなぁ、と話をしていた。今もあるのだろうか?ホンノリの塩加減が良かったよな、と話したところ、BクラバーMさんが、『ミルク焼きも美味しいよね。』と言い出した。

 ?なんだそりゃ?初めて聞くぞ?と思っていたら、『Bクラバーともあろうモノが。』と言われ、ちょっと悔しい思いをしていたのだ。聞けば聖霊高校の近くにあるという。美味しそうなのもモチロンだが、ロケーションも魅力的だ。近い内に必ず行くぞ!と心に決めていた矢先、会社の人の奥さんが、買ってきてくれたのだ。

 おお!何という偶然。不思議な縁を感じながら、袋を開けてみた。


Comment

 あれは何?なんか木を薄く削ったヤツ。よく昔オニギリとか包んでいたような・・・。お持ち帰りのすしとか。アレに包まれていた。なんか高級そうな感じが伝わってきた。ただのおやつじゃないぞ!って感じ。話に聞くとおり、ウッス〜イ皮だ。ところどころ、中のアンコが透けて見える。パリッとした感じもあるぞ!こいつは期待がもてそうだ。皮が薄いだけあって、モノ自体も薄い。ツブしたソーシキ饅頭みたいだ。皮の色は白く、アンコは黒い。まぁ、白くて楕円形のたいやきみたいだ。

 一口食べてみる。?あんまり味がしないな、ミルクだからか?などと訳の解らないコトを考えながらもう一口、途端にホンノリの塩味が口の中に広がってきた。それがアンコの甘みを微妙に引出している。スイカに塩が欠かせないのと一緒だ。甘すぎず、しょっぱすぎず、お互いが力を合わせて頑張っているぞ!ってな感じ。

 昔土崎駅前にあったアノ店と同じ味だ!と思った。ところで何て名前の店だっけ?食べたコトも見たコトもないが、麻布のたいやきもオソラクこんな味だろう。一つのモノを食べて、3つのモノを食べた気になった、本当に充実した一時だった。

 ところで、何故ミルク焼きという名前なのだろう?皮が白いから?生地にミルクを練り込んでいるのだろうか?あるいはアンコに。気になる。アノうまさの秘密を知りたい。

 そうそう、Bクラ葛西のMTくん、至急麻布のたいやき屋を当たってみてくれ。早急なレポート提出を望む。