店  名
 La Fuga
食べた日
2007/10/05
住  所
 秋田県仙北市角館町小館34-8
営業時間
11:00〜14:00 17:00〜21:00
電話番号
 0187-54-2784
定休日
月曜日

ナスとモッツァレラトマトソース&サラダ
ナスとモッツァレラトマトソース
サラダ
季節の野菜ベーコントマトソース
はちみつアイス

前  説

 秋田市から向かって、角館よりも向こう側に用事がある時、角館で御飯を食べるコトが多い。目的地にアマリ外食出来る店が無さそうだったり、あるかもしれないケド、チョット解らないなぁって言うのがソノ理由だ。仙北地区の食ターミナル。B食クラバーにとって角館は、ソンナ街になりつつある。

 で、B食クラバーが角館の街中を車で移動中、必ずと言っても良い程目に入るのが、ラ・フーガの看板。聞くトコロによると美味しいイタリアンの店でありながら、中華そばが非常に評判良いらしい。

 スパゲッティ好き&中華そば好きなB食クラバーが放っとくワケ無い!って、当たり前ならば思うハズなのだが、どう言うワケかB食クラバーがラ・フーガの看板を目にする時は、決まって今来た道を戻って〜的なサインが示されている。

 『時計の針は元には戻らない。だが、自らの手で進めるコトは出来る。』と、自分の個人的な欲望を実現するタメには、全人類を巻き添えにするコトも厭わないマッドサイエンティストの言葉を真に受けるワケでは無いが、目的地があるのと言うのに引き返すのはナカナカ難しい。

 通り過ぎちゃったから、じゃぁラ・フーガはコノ次ね。コノ次ね。って思っている内に、一体何度ソレを繰り返したコトだろうか。

 まるで、欲しいおもちゃの目の前で駄々をこねる子供に対し、今度来た時買ってあげるから、と諭し続ける母親が言うセリフみたいだ。大概にしてソノ言葉は、実現されるコトは少ないのだが。


Comment

 アマリ角館に行く機会は無いとは行っても、何度も通ったコトのある道に面して、ラ・フーガはあった。スパゲッティ・パスタなどと言う文字が、イタリアンカラーのノボリに書かれていて、風にはためいている。

 こぉ〜んな結構派手なノボリがあるって言うのに、今の今迄ココにあったコトに気付かないなんて人間として、いや、生物としてドコカに欠陥があるんじゃないだろうか?とか思えて来て冷や汗タラリ。こりゃぁ〜補完しなきゃアカンでぇ〜って思う団体があっても不思議ではない。

 扉を開けた瞬間、『何故ココにいる。』『帰れ!』とか、キツいグラサンをかけたマッドサイエンティストに言われはしないだろうかと思いながら、『…逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。∞』と心で自分に言い聞かせ、店内に入ってみる。

 変な目ン玉が7つも付いたお面を被っている巨人が張り付けにされていたらどうしよう?なぁ〜んて思いながら店内を見回してみてもソンナ物はあるハズも無く、至ってフツーの店内に安心する。って、当たり前だっちゅーの。妄想タイム終了。

 ソノ代わりと言うか、店内にはスカンジナビア半島の地図なんかが貼っ付けられている。イタリアンの店なのに…?ヤハリ、少々不思議な要素があったり無かったり。タバコは御遠慮下さいと言う旨の貼り紙が、もっと謙虚な言葉によって書かれている。

 中華そばも捨てがたかったのだが、ココは1つ、以前から気になっていたきっかけであるトコロのスパゲッティを頼むコトにした。店内設置の黒板に、今日のオススメが書かれていてソノ中から、ナスとモッツァレラトマトソースを注文してみた。ナスとトマトの組み合わせは、B食クラバー的に王道だ。

 コチラのスパゲッティには、サラダも付いてくるのがありがたい。自家製のドレッシングがかかっており、どうやら販売もしているらしい。

 麺の太さは1.4mmと書かれていたので、普段B食クラバーが食べているモノよりも少々細めの感じだ。コノ位の直径のモノはもしかしたら、スパゲッティーニとかフェデリーニとか言うのかもしれない。が、なにぶんにもB食クラバーがイタリアに住んでいたのは、エレメンターレ迄だったので今となっては覚えていない。ウソウソ。

 食べているとトマト味、オリーブオイルの風味に紛れて、モッツァレラチーズの柔らかい弾力と風味が時々顔を出す。ソレがタマらなく良い感じ。タマゴボーロ(懐かしい!)位の大きさになっているコトがコノ効果を生んでいるのだろうか。なぁ〜んて、よく解りもしないで言ってみたりする。

 ヤハリの人気店の様で途中満席っぽくなったのだが、ソノ瞬間壁が動き、向こう側には同じ様な広さの部屋が出現した。ソコはジオフロントか。あ、妄想はもうやめたハズじゃ…。扉の向こう側に広がる異世界に憧れるのは、ヤッパリB食クラバーだけ…なんだろな。

 お客さんと店員さんの様子を見ていると、顔見知り率の高さが伺えた。そして顔見知りらしき人のホトンドが中華そばを食べていたので、今度来た暁には必ずや中華そばを食べてみよう!とか思ったりする。