FOOTBALL


2002/02

2001/12>

2002/01/19


 首位堅持。

 2001年末にブラックバーンに電撃移籍したコールが、オールドトラッフォードに帰って
来た。スタジアムの観客は、まぁ、暖かく迎えているようだ。スパーズ→ガンナーズに
移籍したキャンベルのようなコトは無いらしい。何て言うかプレミア以前のイングランド
リーグで優勝していた面影も今はないしね。首位と14位の対決。

 ブラックバーンにはコールの他にも、ヒューズ@ウェールズ監督、ベルグ@残ってて
欲しかったDF、ギレスピ@コールと入れ替わりでマンUを去った、と、マンUに在籍経験
のある選手が結構いる。マンUの紅白戦を観る気分に浸れるかと思ったが、スタメン
出場はコールのみ。ヒューズとベルグはベンチ。ギレスピは怪我のようだ。残念。

 対するマンUは、前節ハムストリングから復活し、終了間際に交代出場したギグス
が今節もベンチスタート。是非ギグスとヒューズが同じフィールドで、しかも敵味方に
分かれて戦っているトコロを見てみたい。伊藤英明とコールのストライカー対決も興味
深い。コノ試合でコールのゴールで勝敗が決まったらファギーはフロントを恨むだろう。
(実はそれがフロントの狙いだったりして。)

 ギグスがいないせいで左からの攻めが圧倒的に薄い。ブラックバーンの必殺人海
戦術DFにはまり、なかなかゴールを割れない。コンナ時にはセットプレーに望みを託
すモノだが、ブランよ!お前は早くDFに戻れ!

 と思っていたトコロ、そのブランがペナルティエリアでボールをキープ。あわや得点か
と思われた最後のトラップでPKを得、出場していればアーウィン先生が蹴るハズのPK
を更にベックが譲り、伊藤英明が決めた。見事伊藤英明はプレミア新記録の8試合連
続ゴールを成し遂げた。

 後半開始からアーウィン先生がピッチに。最近出番が多くてウレシイ。と言いながら
実は最近アーウィン先生は信頼薄。その不安が的中し、最終的にアーウィン先生が
かわされて失点を許す。まぁ、DFは少々目をつむるとして、早くギグスを入れて、徹底
的に攻めてくれ!

 と思っていたトコロ、スールシャールに替えてギグス投入。伊藤英明と2トップ。怪我
前のアーティスティックなプレーを見せてくれ!伊藤英明のオーバーヘッドはバーを
叩く。惜しい!満を持してヒューズの投入。コールと魅惑の2トップを形成。

 コールとヒューズが良いコンビでマンUゴールを攻めるが、得点を決めたのはマンU。
スコールズの中央突破からギグスのヒールをキーンが決め2-1!コレが決勝点となり
マンUは7連勝。

 ヒューズはマンUにいた頃はあんたポジションどこよ?って聞きたくなるぐらい、
フィールドの色々な場所に顔を出していたが、さすがに今はCFのポジションに収まっ
ている。チョット悲しい。

 

2002/01/14


 首位浮上!

 現在プレミア6連勝と波に乗るマンUは、チェルシー、リヴァプールを破り、コチラも
絶好調なストラカン率いるサウサンプトンとセントメリーズで対決する。久々にスタメン
出場のベック。左サイドに怪我のギグスに替わりベロン。両サイドに分かれているの
で、2人のコンビによる悪影響って見られないか。

 怪我明けのギグスがベンチ入りしているのがウレシイ。しかしDFの控えがアーウィ
ン先生しかいないトコロが、マンUDFの台所事情の苦しさを物語っている。と思ったら
左サイド、アンニャロがマークに行く前にセンタリングを上げられ、ブランが競るも、
ビーティの若さには勝てず、アッサリ失点してしまった。イキナリ立ちこめる暗雲。

 しかしベックが起点となり、スコールズが出したパスを伊藤英明がドリブルで独走。
キーパーエリア右端からGKをかわし、見事に対角線にゴールを決めた。スーファミ
時代のスーパーフォーメーションサッカーを思い出す。試合は早くもヒートアップ。

 ゴールを決めたビーティが負傷退場。一気にマンUに流れが傾くか?と思ったが、
ココからファウル合戦により、更に試合が加熱する。ブランは交代出場したデルガドに
もポストを叩く惜しいシュートを放たせるプレゼント振り。モチョット高く飛んでくれ!

 ブランはボールを持つコトを恐れているとしか思えない。運良くボールを持った次の
瞬間、弱いボールを味方選手に渡そうとバカリする。そんなボールを相手は見逃さな
いよね。

 ロスタイムが4分と示された直後、スコールズが倒され、ベックがFKを決める。笑う
ファギー、腕組みをするストラカン。後半になり、DFラインのアマリの脆弱さを改善しよ
うと、ファギーはフィルに替えてアーウィン先生を投入。?良く解らない。

 伊藤英明がゴール前で粘り、こぼれたボールをスールシャールがGET!バー直撃
の惜しいシュートの後ダケにうれしいトコロ。久々のゴールでは無かろうか?この後
マンUは昨シーズン並のパフォーマンスを披露。伊藤英明に替えてギグスを投入する
余裕っぷり。

 試合は3-1で終了。コレでマンUは定位置の首位に浮上。シーズン終了まで突っ走
るか?次節はブラックバーンと対決。コールの復讐にあわなければ良いのだが。

2002/01/08


 色々替えてみよう。

 何て言うか、色んな意味で朗報。西澤がC大阪に帰ってくるようだ。モロッコでの
フランス相手のボレーが効いて、欧州行きの切符を手にした日本のCFは、海外でな
キャやだ!と言っていたが、古巣に戻り、再び森島とコンビを組んで、C大阪の1年で
のJ1復帰に向けて努力するコトとなった。

 西澤より先にリガエスパニョーラに出場してて、帰ってきたは良いけれど、ふてくさ
れて使い物にならなくなった、ホーとか言う選手みたいにはなって欲しくない。まぁ、
しかしソレは入らない心配か。なんたって名パートナーの森島がいるし、森島のひた
むきさに打たれ、J1復帰って目標があるので、トップフォームを取り戻し、日本代表に
貢献するコト間違い無し。

 で、気になるコトが1つ。スカパーはコレからもボルトンの試合を放送し続けるのだろ
うか?西澤もいないし、序盤の快進撃もどこへやら、現在はリーグ下位に低迷する
チームの試合は観る人も少ないだろうと思われる。ココは一発、ボルトン固定枠は
とっぱずして貰って、注目カードをバンバン放送するようにして欲しい。
(個人的にはマンUの試合を固定枠で放送して欲しいトコロ。)

 ドイツでは何やら不穏な動きが。ボルフスブルクで活躍するクロアチア人FWの
トミスラフ・マリッチとか言う選手に対し、帰化するようにと、フェラーが要請したらしい。
FWの人材不足が叫ばれる中、使えるコマは幾らでも欲しいから良いのだが、今いる
人材をもう少し有効利用できないだろうか?

 繰り返しになるが、ドイツが×なのは、両サイドの選手が110mをカバーしなければ
ならないトコロにある。だからW杯予選初期のように、3トップにすればコノ点とCFの
人材不足の2点がカバーできる。CFは1人で済むワケだ。ヤンカーがイマイチで、
ビアホフがダメなら、アウェーのウクライナ戦で良い働きをした(ドイツ国内では評価が
モヒトツだったようだが。)アサモアを起用すべきではないだろうか?

 アサモアがひたすら走り回って、相手DFを疲弊させた後で、ヤンカーなり、ビアホフ
を投入するのはカナリ効果的と思われる。で、コンナ感じのイレブンはどうでしょうか。

アサモア
ショル
ダイスラー
ツィーゲ
シュナイダー
バラック
ハマン
リンケ
ノボトニー
レーマー
カーン

 ま、どうやってもダメかな?

2002/01/04


 マンU、フォワードの激戦。

 コールとクラブ間主導の元、ファギーの意向をまるっきり無視して行われた、マンU
からブラックバーンへの移籍劇。それを知ったファギーは『移籍させるならヨークだ。』
と言ったらしい。

 サブの座がイヤで移籍したコールと、現場の指揮官にいらない!と言われたヨーク。
ヨークが黙っているワケ無い!と思っていたが、フルハムかボロに移籍するのだとか。
どうせ行くなら、マンUの息がシッカリ掛かっているボロに行って欲しい。必要ならイツ
でも呼び戻せるように。

 2人とも、ファギーの伊藤英明1トップ構想により、ベンチを温めていたワケだが、
どうやらコレからは2トップにしそうな雰囲気。チョット早まった判断ではないだろうか?
ヨークを売ったお金で、ウェストハムからフェアプレー男@ディカーニオを買うとの報道が。

 ディカーニオはタイプ≒テディ。しかしテディより良い選手とは思えない。こんなコト
なら、最初っからテディを売るな!と思わずにいられない。コレでヨークが移籍すれば
トリプリクラウンを知るFWは、スールシャールだけになってしまう。

 FWは伊藤英明、ディカーニオ、スールシャールの3人だが、伊藤英明とコンビを組む
のは、やはりディカーニオか?しかし、復活してスグ怪我してしまったギグスのFWも
素晴らしかった。

 FWで安泰なのは、トラップからシュートまでの流れがヤケに美しい伊藤英明だけ
だろうか?さすがファギーが長い間待ち望んでいたFWダケのコトはある。今更だけど
W杯で観たかったよね。

2002/01/03


 迫撃!トリプル・ゴール

 12/30に2001年の試合を全て終えたプレミアシップは、早くも1/1から2002年の
試合が始まった。12/30日に試合を終えたマンUは、1日遅れて1/2に試合を開催。
ピッチもところどころ凍る中、頑張るね。

 ココ数試合絶好調で抜群の働きをしていたギグスは、例によってハムストリングで
欠場。前戦でスタメン出場したモノの、あまりフィットしていなかったベックは今日も
ベンチスタート。スールシャールと伊藤英明の2トップ。MFはスコールズ、キーン、
バット、ベロン。相性が悪いと言われているベックのポジションにベロンを使うとは。
色んな憶測を呼んでしまうぞ>ファギー!

 対するはボビーロブソン率いるニューカッスル。スッカリ過去の人ってイメージの
シアラーと共に、2回目のプレミア優勝を目指す。マンUは5連勝で順位を上げて来た
が、ココで負けたら全てが無に帰してしまうかも知れない。コレからは全ての試合が
ファイナルだ。

 先取点はなんと!アンニャロのセンタリングから。ボールも良かったし、伊藤英明の
マークの外し方も良かった。アートな先取点。しかし、アッサリ相手に得点を献上する
のが得意なマンUのDF陣。1点位じゃ安心できない。ハラハラした時間は続く。

 2点目もまさか!のアンニャロのセンタリングから。中で受けたスールシャールが
出したボールに2列目から上がって来たスコールズが!2-0。意外な人物の活躍に
より、マンUは得点を重ねて行く。

 最後は、2列目からボールを持ち出したキーンが中に出したボールに、またもや
スコールズが反応。3点目を叩き込んだ。守ってはシアラーの1点だけに押さえ、
首位争いをしているチームに対し、3-1の勝利を収めた。

 これで、アーセナルが1試合少ないモノの、首位に勝点3差の2位に躍り出た。崩壊
しまくっているDFラインも、2月になるとブラウン、メイ、ヨンセンが戻って来そうなので、
それまで保ってくれ。

 首位まで、あとワズカ。