FOOTBALL


<2002/04

2002/02>

2002/03/31


 そろそろ結果が見えてきた。

 ハンブルガーSVって、組みしやすい相手の様な気がしたので、勝ってバイヤーに
最後まで食らいついて行くかと思ったバイエルンは、何と引き分け。1日遅れで試合
のあるシャルケはケルンに勝つと思われるため、4位に落ちてしまうコト確実。

 コノママではマイスターシャーレどころか、CL出場権すらアヤシイ。ヘタしたらUEFA
カップ出場権すら逃してしまいそうな始末。コッカらのマイスターシャーレ獲得と、2年
連続ビッグイヤー獲得。ドッチが現実的だろうか?ドッチも無理っぽいが。

 カナリ気がかりなのはショル。サンタに替わって出場したモノの、15分でアッサリ
交代。大丈夫なのだろうか。せっかく試合に出場できるトコロ位まで復帰したバッカリ
なのにコノ壊れ加減はロナウドと双璧。

 ダイスラーは復帰後、毎節試合に出ているようだが、W杯には出るのか出ないのか
解らない。ダイスラーもショルもいないようだと、W杯でドイツはカナリ厳しくなるだろう。
ハマンとバラックでも良いケドさ。

 ハンブルガー対バイエルンはイエローカードが8枚も飛ぶ荒れ試合。ブンデスリーガ
の記録って何枚だろうか?

 バイヤーはアウェーでカイザースに4-2。CLの好調をそのままリーガに持ち込んだ。
2位のドルトムントがシュツットガルドに負けたタメ、若干独走態勢。今年こそは万年2
位の名を返上して、戴冠!ってコトになってしまうのか?マイッタ、マイッタ。

 トコロで、ドイツ代表のユニフォームって、レアル化が進んでいる。エルブランコ。
真っ白にすれば強くなるとでも思っているのか?ソレではケルンと同じ考えだ。今の
ケルンを見ると、その結末は・・・、カナリつらい。

 ドイツ国旗の3色が入っている頃が1番良かったような気がする。

2002/03/30


 4点獲ったならラクショーで勝て。

 さて、前節ボロに負けたスットコどっこいなマンUは、アウェーでリーズと対戦。オラン
ダ代表を辞退した伊藤英明が今日はベンチスタート。フォルランをスタメンにするのか
と思いきや、チェコとのテストマッチを休んだギグスとスールシャールの2トップ。何故
フォルランを使わない。ま、ギグスの方が良いと思うが。しかしココまでベンチスタート
が続くと、ヨークを試合に出さないためダケに獲得したのでは無いかという疑惑発生。

 マンUの選手がボールを持つと、誰彼構わずブーイング。すごいプレッシャーだな。
翻ってリーズの選手がボールを持つと、誰彼構わず歓声を上げる。エランドロードの
観客はゲンキンだ。

 誰もが想像つかなかったアンニャロのウィング的な切り返しからのセンタリングで
スコールズが得意のミドル。皆唖然とする中、良く反応したな。キューエルに替えて
問題児ボウヤーが早速投入。思い切りの良いオリアリ。その後はマンUのDF陣が
ボールを持つ時間と、リーズFW陣がボールを持つ時間が多くなる。ヤナ予感。

 ボウヤーが起点になり、ビドゥカのゴール。ムムムムム。伊藤英明がアップを始める
が、果たしてどうか?MF陣が守備に忙殺されるアマリ前線に、特にベックにボールが
でない。伊藤英明ならば後ろからのロングボールでもキープできると言うのか?ココは
リーズ攻撃陣が疲れるまで耐えるのがヨシ。

 チャンスは突然訪れる。ギグスがドリブル始めるフリしてヒール。バイエルンの選手
なら1人も反応できないと思うが、
スコールズがミドル。こぼれダマをスールシャール。
喜びも束の間、スコールズが出したボールを再びアンニャロが中に入れる。モイッカイ
ギグスがヒール気味にコボしてまたもやスールシャール。アッと言う間に3-1とリード。

 ギグスがゴール前にフリーで持ち込んだ場面。後ろから走ってきたスールシャール
にパスを出す。決まらなかったがスゴイ。後ろに目が付いているのか?カミーユにも
出来なかったコトだぞ!ギグス=ニュータイプ説急浮上。

 後半、スコールズの強烈なミドルがポストを叩いた後、ベックが右サイドを70m程激
走。中に入れたボールをギグスがゲット。初めて得点に絡んだベックと、2ゴールを
ヒールで演出してきたギグス。このゴールもヒールで決めて欲しかった。ヨンセン、
ギグス、信じられないがアンニャロと、良いように攻める。ウレシー!とか思ってたら
イアンハートのFKで4-2。マダマダ踏ん張れ。ココでロビーキーン登場。

 再び良いように攻められ出したトコロでギグスに替えてフォルラン。って言うかベック
に替えてくれ。そんなコトしてるから、ファウラーからボウヤーとゴール前でフラッシュ
パスを繋がれ4-3。もいっかいギグスを投入してくれ!

 再びイアンハートのFK。ゴールのワズカに外を外れる。バルテズ反応できず。1点
助かった。スールシャールに替えてフィル投入。当たり前なら守備固めと言うのだが、
この場合・・・?やたらハラハラする終了間際。役者バルテズが巧妙に時間稼ぎ。
ベックはあっさりイエロー貰ったが。修行が足りん。コレが効いて4-3逃げ切りに成功。

 あ〜怪しい。大丈夫かよ。ガナーズそろそろ負けてくれ!ピレスのケガに一縷の
望みを託すも、4分で2得点。ピレスの穴はエドゥで埋まってる。イナを使ってくれ!
ベルカンプは相変わらずアーティスティック。

2002/03/29


 泣きッツラにフォクツ。(慣用句:自らの門出を祝う時にヤラレまくるコト。)

 国際Aマッチデー。ドイツはアメリカと対戦。ケガ人続出でロクなメンバーも組めない
んだから中止にすれば良いのにと思っていた試合はヤッパリ開催された。ブットかと
思ったGKはロスト。CBはリンケとバウマンだったが、イェレミースではなく、ラメロウが
入った。シュナイダーは試合に出てて、バラックがいなかった。フリンクスと、初めて
キャプテンマークのツィーゲがMF。で、ヤッパリ出てくるのか。久しぶりのビアホフ。
良いけど、3-5-2はヤメとけ>フェラー。

 何度考えてもワケの解らないメンバー構成のドイツ代表は、アッサリと先制点を奪わ
れてしまう。あぁ〜、もうドイツには何も期待できないのか!と思った前半終了間際、
ツィーゲが自らのキャプテン就任を祝うかのようなFKを直接決め同点。

 後半に入ってノイビル、ビアホフ、フリンクスと決めてW杯3回優勝国の面目を保った
が、その後1失点し、4-2。昔のドイツで考えると誉められたモノでは無いが、現状を
考えれば出来過ぎのキライもあるか。ケガで退場して、初キャプテンゲームを90分間
プレーできなかったツィーゲが少々可哀想。

 オランダ代表はアドフォカートの監督復帰初試合?既に何試合かやっているのだろ
うか?スペインに対して勝利。良かったね。そう言えばフェラーも監督就任緒戦で
スペインに大勝していたが。ダカラどうしたってコトもない。

 アルゼンチンはカメルーンと対戦。カニが終了間際まで使われたってコトは、試験に
合格した!ってコトなのだろうか?それとも最後のハナムケだったのだろうか?2-2の
ドローだってコトが気になる。早くハッキリしてくれ!

 イングランド対イタリアって結構楽しみにしていたんだケド何アレ?選手替わりすぎ。
イングランドは11人替わってるし、イタリアも8人。テストマッチって言うより練習試合。
PK戦をやりたかったダケか?言い方を替えれば、たくさん選手を見るコトが出来て
良かったねって話になるのだろうか?

 ポルトガル対フィンランドは4-1でフィンランド。一瞬スコアが逆のような気もするが、
リトマネンの2ゴールと思うとナルホドな。ポルトガルはやっぱりフィーゴがいないと×?

 フランスはスコットランドに5-0。1国だけ別世界を披露中。ピレスの穴なんか無い。
プティってコトなんだろうか?ルブリュに復帰したジョルカエフは最後にジダンに替わっ
てピッチに立つ。本番もこうだったりして。あぁ〜、ソレからアンニャロも後半から出場。
ハンデか?ハンデだよね?

 しかしフォクツは可哀想だ。代表監督就任緒戦で大敗。スコットランドサッカー協会も
モチョット違う国と試合すればいいのに。コノ後立ち直れなくならないだろうか?1試合
ダケで解任!なんてコトにはヨモヤならないだろな。

2002/03/27


 やらなくても良いんじゃない?

 ドイツ代表はアメリカ代表とテストマッチをするそうだ。そう言えば以前は良く、コノ
時期にアメリカ大陸ツアーをやっていたような気がする。最近は何でやっていなかった
のだろうか?確かコロンビア当たりにボコボコにやられてからの様な気がするが。
思い返せば、その頃からドイツ代表の弱体化って始まっていたんだな。

 さて、アメリカと戦うドイツだが、DF陣が総崩れ。カーンとレーマーが最初っからいな
い上に、ヴェアンスが負傷で辞退。とか思っていたら、ケールとメッツェルダー、更に
ノヴォトニーまで辞退とか。ヴェアンスとノヴォトニーがいないダケだったら、ケールと
メッツェルダーのテストってコトが出来るケド、そのテストしたい2人がいないんじゃぁ
もうお話にならない。

 一体どんなスタメンになるのか想像つかない。って言うか試合になるのか?右SBの
人材が枯渇しているので、4バックは無理。使えるCBはリンケとバウマンだけなので
イェレミースが多分入るだろう。MFはツィーゲ、バラック、ハマン、ラメロウ迄は決まり。
シュナイダーがいないんだったら、アサモアかリッケンが右サイドに入るだろう。

 アサモアが右MFに入ったら、トップはノイビルとビアホフに決定。マジかよ!あぁ〜
ドイツってホントにMF以外は×××。GKはPKが得意のブットだろうか?このメンバー
ではテストもできないし、W杯に向けた強化にも成り得ない。それどころか勝利もおぼ
つかない。一体何のタメにやる試合なのか?もはや本来の目的すら忘れ去られて
いるような気がしないでもない。

 次の試合、アルゼンチン戦だっけ?(全然違う?)それには、実戦に向けた強化に
繋がるメンバー構成を臨みたい。コノ試合に望むコトは、誰もケガしないでねってコト
のみに尽きる。

2002/03/25


 ドローに手心いれて。

 CL準々決勝組み合わせ発表。マンU−バイエルン戦が毎年恒例なら、バイエルン
とレアルの対戦も毎年恒例。毎年のコトで見飽きたカードは再抽選でどうにかならな
いモノだろうか?ラコルーニャ対マンUも既に1回やってるしな。翻ってリヴァプール対
バイヤーは新鮮なカードだ。

 ココまで挙げた3試合は、スペイン、ドイツ、イングランドの対戦。法則と言う程のコト
でもないが最近の対戦結果からすると、スペインはドイツに弱く、ドイツはイングランド
に弱く、イングランドはスペインに弱い、と、見事な三竦みの状態になっている。

 もし今回、バイエルン、ラコルーニャ、リヴァプールが勝ち上がって行くようだと、コノ
法則の確実性への評価が、またもやグングン上がるコト間違い無し。だからどうした。

 もう1試合はパナ対バルサ。1番興味も薄いし、1番注目度も低いし、1番グッバイな
カードでは無かろうか?パナが勝ち上がっても不思議では無いし、どうせなら盛り上
げるタメにも、是非ともパナに勝って頂きたいトコロ。

 UEFAカップ準決勝は、インテル対フェイエ、BVB09対ミランと、イタリア同士の潰し合
いがなくなったのが残念。ココまで来るとインテルも、サスガにフルメンバーを投入して
くるのだろうか?ミランは今、マルディーニとコスタクルタがケガでいないんじゃなかっ
たっけ?決勝のカードがイタリア対決にダケはならないで欲しいと切に願う。

 山形!ついに1勝!しかもアウェーで湘南から!そして最下位脱出!ココから巻き
返しを計れるか?アウェーにも関わらず、湘南に負けない位の人数のサポーターが
山形から大挙潜入。見事12番目の選手として大活躍した。鳥栖に対して2度のリード
を守りきれなかった時は、コーイチの監督生命もココまでか?と思ったモノだが、辛抱
強い山形フロントは、コーイチのコトを信頼しきっているのだろう。走れ!コーイチ!

 テツジの方は相変わらず最下位独走中。勝てる日が来るのかどうかカナリ怪しい。
このままJ2に落ちて、コーイチとドッチが弱いのか、真の最下位決定戦!なんてコトを
目論んでいるのではないか?と言う疑惑有り。本来なら2人共J1で切磋琢磨して欲し
いのだが。頑張れ!テツジ!

2002/03/24


 ヤルキとキロク。

 前節カイザースと引き分けたバイエルンは、ハーグリーブスと
スフォルツァを入れた4バックと、前線には久々スタメンのエウベル
を入れてケルンとの試合に臨んだ。久々のスタメン出場なら、
張り切るのがフツーだと思うが、試合後のインタビューにより、
前半はやる気がなかったと、本人の談。ラテン系魂を感じずには
いられない。

フロイライン
達も応援


 試合は、後半からやる気を出したエウベルの2得点と、後半からイェレミースに
替わって出場したサリハミジッチのPKにより、かつての強豪、現在最下位のケルンに
対して3-0と勝利。カーン、タルナト、ピサロと続けて外しまくってきたPKも、サリハミ
ジッチの復帰により、ようやく決めるコトが出来て良かった、良かった。しかし、エッフェ
もフル出場していたハズなのに何で蹴らなかったんだろう?

 やる気がなかった!と自らバクロしたエウベルは、実はコノ試合で、リーガの歴代
外人選手のゴール数でトップに立った。108得点。今迄はシャプイザの106。次は車の
98。外人選手の場合は、コンスタントな成績を出し続けないと解雇されてしまうので、
カナリの偉業だと思われる。ちなみにドイツ人も含めたNO.1ゴールゲッターは365得点
のボンバーゲルトミュラー。427試合での結果なのだが、破られるコトは無いだろう。

 今回の発言により、今後も出場を続けられるのか疑わしいエウベルに比べ、ケガ
から6週間振りに復帰したニココバチは、コレからマスマス出番が増えていくだろう。
バイヤーの隙をついて首位を奪うため活躍して欲しい。

 ここ数シーズンは、マンUの優勝をアシストし続けていたボロが、今シーズンはFA
カップに引き続きマンUを破り、プレミア首位の座から引きずり降ろしてしまった。良い
試合はしていたモノの、ソレが勝利に結びつかなかったボロだが、マクラーレン、
カナリ本気だな。ファギー後が見えてきたのかも知れない。

 ギグスが久々にプレミア出場したモノの、スキッパーキーンとスールシャールがケガ
で欠場したのが痛かっただろうか?キーンはそれ程でも無いようだがスールシャール
のケガは心配だ。スーパーサブとして過ごして来た男が、ココに来てようやくスタメン
の座を射止めていたのだが。

 プレミアの優勝争いではアーセナルが完全に他を出し抜いたワケだが、ピレスが
ケガをしたって言うのが、S'sWeb的に付け入りドコロがある感じ。バイエルンとマンU、
自国リーグでの優勝、最後まで諦めないで欲しい。

2002/03/22


 ケジュマンのPK、ホップしてたね!

 UEFAカップ準々決勝2ndLegは、どの試合も非常にドラマティックな展開となった。
フェイエはPSV と対戦。全体的にホームのフェイエが押し気味に進めている感じだが
ナカナカ得点は生まれない。コウ言う時にありがちな展開で、先制点はPSVファン
ボメルに生まれた。で、ゲームはそのままPSVのモノになるのかと思われたのだが、
終了間際にファンホーイドンクがゲット。土壇場でフェイエが同点に追いた。

 勝負は延長でも決着がつかずに、PK戦となる。全員決めたフェイエが準決勝に進出
するコトとなった。フェイエでは小野が最初のPKキッカー。すっかりチームでの信頼を
得ているようだ。理想通りにサイドネットを揺らす。途中ケガをしていたようだが多分
大丈夫っぽい。ワールドカップは任せた。

 何の因果かクーペルは、昨シーズンまで監督していたヴァレンシアと対戦。事実上
の決勝戦と1部で囁かれているこのカードは、手の内を知り尽くしているであろうクー
ペルの楽勝だろう!とか思っていたが、そうでもないらしい。若干メンバーを落として
いるからか?モラッティにより、スクデット絶対獲得指令が出ているらしい。

 カニサレス対トルドのGK対決も楽しみだ。何かやたらゲームが中断して、選手が
一ヶ所に集まる風景が多い様は、如何にもラテン系同士の対戦っぽい。お互い攻め
まくり、GKがセーブしまくったゲームは、インテルが3分に決めたヴェントラのゴール
を守りきって次のステージに足を運んだワケだが、その終わり方がスゴイ。

 プレイするのが遅いぞ!と観客からブーイングを浴び続けていたトルドが、遅延行為
により遂に退場!守備固めのため、3人の交代枠を使い切っていたインテルは、やる
気溢れるファリノスをGKにして対応する。

 ロスタイムは5分。バレンシアはボールを持つとヒタスラ長いボールを入れてくる。
CKではハイボールと、素人GKの弱点を単純に狙って来る。異常に盛り上がる観客。
1人少ないフィールダー、そして代役GKと、まるで俺フィーの対アルゼンチン戦を彷彿
させる展開。しかしバレンシアは好機を生かせず無得点。ヴェントラのゴールにも絡ん
だファリノスがMOMか?ファリノスが和也に見える。

 コノ試合は熱い場面が多く、途中でオフサイドの判定に腹を立てた観客が副審に
モノを投げつけけるシーンがあった。ソレを止めるタメに、フィールドに入るのがオマワ
リじゃなくて、サポーターの代表だってんだから、礼儀正しいんだか、態度悪いんだか
サッパリ解らないな>バレンシアサポ。

 大量得点で勝ってきたリベレツと、省エネサッカーを展開してきたBVB09の対戦は、
意外にもBVB09が4-0と圧勝した。アモローゾ、コラー、リッケンと、攻撃の中心選手
が全員ゴールを決めて、ようやくBVB09のイメージらしいアタッキングサッカーを披露
した。欲を言えば、ロシツキにもゴールが欲しかったが。

 もう1試合はミラン2-0テルアヴィヴ。 コレにより、CLでは全滅したイタリア勢が、
UEFAカップのラスト4には2チーム残るコトとなった。BVB09対フェイエの決勝を臨む。

2002/03/21


 ドイツのポイント上げてくれ!

 CL2次L第6節2日目。混戦のグループDにも、遂に決着の着く時が来た。決勝トーナ
メントに進むためにはラコルーニャに勝つしかないバイヤーは、アウェーでの試合に
臨む。前節の結果に従い、スタメンからドイツ人を極力外した構成にして欲しかったが
バラックとシュナイダーがスタメン復帰。立ち上がりからイキナリ不安を感じずには
いられない。

 ラコルーニャは、負けてしまったら、勝点10を挙げながらの予選敗退!ってコトにな
りかねないので、手を抜く!なんてコトはしないハズ。頑張れバイヤー!とか思ってい
る内にバラックがゲット!後半に入りシュナイダーがゲット!コレでバイヤーの勝点10
は確実か!?ってトコロでトリスタンに決められ1失点。バイエルンならコノママ逃げ
切りを図るトコロだが、途中出場のノイビルが決めて3-1。ドイツ代表の中軸3人が
揃って活躍すると言う、ドイツファンにとってはナイスな試合となった。

 グループDのもう1試合は、ユーベ対ガナーズ。既に予選突破の可能性を無くしてい
るユーベは主力をカナリ外したチーム編成。是非共勝って、予選突破を確実にしたい
ガナーズはもちろん(ベルカンプ抜きの)ベストメンバー。試合を始める前からガナーズ
の勝利は約束されているような試合だったが・・・。

  前日のバイエルン対ナントのような試合展開。つまり、2軍のユーベ相手に、1軍の
ガナーズは大苦戦するコトとなった。1失点した後、結局ゴールを奪うコトが出来ずに
敗戦。今期3冠を目標に掲げていたガナーズは、ヨーロッパでのタイトルを諦め、イン
グランド国内でのタイトルに専念せざるを得なくなった。

 で、グループDからはバイヤーとラコルーニャが勝ち抜け。バイヤーには期待してい
が、まさか1位で抜けるとは思ってもいなかった。これでドイツからは決勝トーナメント
に2チームが出場。スペインから3チーム、イングランドから2チームと、イタリアのクラブ
が1チームも無い、S'sWeb的に理想的な展開となった。

 パナシナイコスも勝ち残っているが、マンUと戦うのは避けて欲しい。毎年やっている
ようなカードは飽きるもんね。

 スコットランドプレミアリーグでは、カニが2ゴールを決めて、4シーズン振りだかで
優勝。次の代表戦にも出場するカニは、6月に日本の地を踏むコトが出きるだろうか?

2002/03/20


 そろばんずく。

 CL2次L第6節1日目。前節で決勝トーナメント出場を決めたバイエルンはホームで
ナントと対戦。コノ試合の前に、サニョルの手術が決まった。貴重なサイドアタッカー
を何でやネン!と思ったが、サリハミジッチがケガから復帰した!と言うコトが判明。
バイエルンはこんなトコでも持ち前の計算高さを披露した。

 サリハミジッチが復帰したから、足の状態が悪いサニョルは手術
をしても良い。コノ時期に手術をすると、W杯には出られないかも
しれない。デモそうなると、W杯でケガが悪化するコトもないし、
壊れるコトもない。だからクラブ的には痛くも痒くもない。そして何よ
り、ルブリュの貴重な戦力を1人減らすコトが出きる!なぁ〜んて
コトもチョット考えていたかも知れない。

ヤッタでぇ〜!


 あ〜、ドイツ人ってコワイ。ゲームの方は、サニョルのいない右SBにハーグリーブス
を置いて始まった。既に決勝トーナメント進出を逃しているナントは、レギュラーを大勢
引っ込めて、平均年齢20歳の若いチームを出してきた。コウ言う時に2軍チームが良
いプレーをするって言うのはママあるコトで、なかなかゴールを割れないバイエルンは
先制点を奪われてしまうコトとなる。

 後半からエッフェに替わってサリハミジッチがピッチに立つ。観客拍手。失点直後、
タルナトが出したボールをイェレミースがヘッド。コレで同点。その後、サリハミジッチ
がチャンスを作り、PKを得るも、ピサロが外してしまう。あー!モウ、エッフェとショル
以外に誰もPK蹴れる選手いないのか!コレからは全員にPKの練習させろ!>ヒッツ。

 1-1で終わりかよ!と思った87分。左サイドに回ったサリハミジッチのセンタリング
からピサロがゲット。苦戦したモノの、ヤングナントに対して、どうにか勝利を収めるコト
が出来たワケだ。復帰緒戦ながらチャンスを作りまくったサリハミジッチ。勝点5差が
ついてしまったリーガでも同様の活躍を臨む。

 グループリーグを1位で突破したいファギーは、順位を決めるボアヴィスタとの大事な
1戦に、キーンと伊藤英明とヴェロンを使わなかった。何故?そしてフォルランと、今や
すっかりCL御用達になったギグスがスタメン。今回も大活躍を臨む。

 ブランとスールシャールのゴールにより、前半で既に2-0。この段階で、マンUの
グループリーグ1位突破は決定的。後半にもベックのPKで追加点を挙げたファギーは
余裕を見せ始め、21歳のマイケルスチュワートをヨーロッパデビューさせる。試合は
コノママ終了し、グループAからは、マンUの1位、バイエルンの2位抜けが決定した。

 決勝トーナメントはどんな組み合わせになるか解る由もないが、両チームともレアル
とやるのは勘弁して頂きたい。新鮮味がないから。

2002/03/18


 カニトップって何?(アイリスオーヤマって仙台にあるのか?)

 仙台対柏。仙台スタジアムは初めて観たが、専用スタジアムの様で良い感じだ。
色んな板で宮城スタジアムよりも良い、と見たコトあるが、間違いは無いようである。
ま、サイズの違いって問題があるので仕方ないか。

 現在仙台は2連勝中。日本、韓国、元セレソンと、コレでもか!って位代表選手を
抱えている柏に勝てば、仙台の力も本物かも知れない。やたら流暢な喋りをする解説
は浅野。とても初めてとは思えない。だが、可もなく不可もなくって感じでイマイチつま
らない感じがする。身の振り方が早いね。武田は何をしているのだろうか?
かりゆしFC行くため体を作っていると思われる。

 J1昇格の原動力になった山田、藤吉、財前の姿はピッチに無い。特に財前は初J1
の様な気がするので、是非共観てみたい。ヴェルディで何試合か出てただろうか?
早くケガを治して欲しい。

 浅野は自分をオフトジャパンから追い出した森保を褒めちぎる。ファルカンジャパンで
ポジションを取り返した余裕なのか?仙台の攻撃ではファルカンジャパンの#10、岩本
がキレキレ。FKからも1点決めて前半で2-2。ハマーズ対マンU並の、ノーガードの
打ち合いになってきた。

 5-2の85分に遂に藤吉投入。ボールを持つ度、スタジアムの観客が湧く。30過ぎて
いるとは信じられない。5-3で仙台の勝利。仙台はチームが出来上がっている感じ。
柏はマダマダって感じる。しかし仙台は、岩本、マルコス、森保、小村らが出られない
時に持ちこたえられるか?その辺が今後の課題となりそうだ。で、現在首位。

 エスパニョーラ原は引き分けで2位。柱谷Bros.は3度揃って敗戦。文句無し、ブッチ
ぎりの最下位独走中。テツジはどうか解らないが、コーイチはリスクマネージメントを
テーマに今節に臨んでいたので、今度コソは!と思っていたのだが、ダメだった。
柱谷Bros.の暗闇はイツまで続く?

2002/03/17


 何点獲っても安心できない。

 マンUはアウェーでハマーズと対戦。ヨークを移籍させてまでもファギーが獲得を
希望したディカーニオが敵将。そう言えばヨークって、すっかりベンチにも入らなくなっ
たな。マンUでは、移籍話を握りつぶしたバットが久々スタメン。スコールズだって使わ
なきゃ!ってコトで、ギグスとベロンはベンチにもいない。

 攻撃の中核が2人もいないって大丈夫かよ!って思っている内にアンニャロが競り
負けて失点。しかしスグにベックがループシュートで獲り返す。もう1失点した後、
ベックのFKからバットがオーバーヘッド気味のボレーでゲット。ココまでで22分。
両チームとも10分に1点ペースだ。コノママだと試合終了までに9点入っちゃうぞ。

 前半終了間際、老練ブランがセンターサークルを越えて攻めに参加している。イツの
間に!まるで何かに取り憑かれたようにフラフラと彷徨いている様は夢遊病者の様。
歩いてないで走って戻れ!

 その後は落ち着いてスコアも動かなかったが、マークを2人引き連れたスールシャー
ルのセンタリングからスコールズがゲット。遂に初めてリードする展開になった。雨が
激しくなる中、ゴール前の混戦からスールシャールがゲット。コレがマンUの今シーズ
ン100ゴール目。その後も決定的チャンスが2度3度つかむ。

 また膠着状態が続くが1失点。その後、スールシャール→フォルラン、伊藤英明→
フォーチュンと交代する。大丈夫かよ?と思ったトコロで、スコールズが得たPKを
ベックがゲット。ど真ん中を狙ったシュート。結局5-3とおよそサッカーらしくないスコア
で終了。4点とっても安心して見ていられないトコロが今年のマンUを象徴している。
コレでガナーズが負けてくれれば良いのだが。そうすれば名実共にマンUが首位だ。

 ボロ対レッズも良い試合だった。ボロはナカナカ魅力的なサッカーをする。1点を追う
終了間際もヒョットしたら追いつくかも知れない!と言う熱さを感じさせる。このまま
3年修行を積んで、4年後にはマンUの監督になって欲しい>マクラーレン。

2002/03/16


 ウソやん。

 WEBほうちに、何故か今頃、先月のドイツ対イスラエルのテスト
マッチの記事が載っていた。ショルがドイツ司令塔を救ったって
タイトルだ。内容を読んでもイマイチ意味が解らない。特に救った
って感じでも無い。ショルがダイスラーを救ったのか?と複雑に
ひねってしまいそうだ。この記事を読んで解るのは、ケガをしてい
たショルが仏教の本を読んでいたってコトだけ。

ハマン・・・だよね。


 更に混乱に拍車をかけるのが、掲載されていた写真。
『けがを克服したドイツ代表のショル』ってフレコミで写っているのは、
どう見てもハマン。一瞬、ヤタラ肩幅が広くなったよなぁとか、アゴが
しゃくれちゃってぇとか、いつの間に#10なんか付けていたんだろうか?
等と思ってしまう。

ショルは#7


 該当する試合では、ショルは#7を付けていたし、#10で出場
したのは、永遠の期待のホープ、ようやく出番が来たゼ!の
ラルスリッケン。何がどうなっているんだかサッパリ解らない。
ショル→ダイスラー→ハマン→リッケンと、螺旋状にこんがらがっ
ている。WEBほうちには、この記事に対する解説を依頼したい
気分である。

ワイをムシ
すんなぁ!


 さて、アーウィン先生が今シーズン限りでマンUを去るかも知れない。本人的には、
もともと昨シーズンで引退するツモリだったのが、ファギーに説得されて残留。消えか
かったケルト魂に再び火がついたのか、もう1年やりたくなったようだが、マンUは
契約しないかも知れないらしい。両者のすれ違いが産む残念な話だ。

 で、アーウィン先生は他のクラブに移籍するかも?ってコトだ。ず〜っとマンUでいて
欲しかったが、コレも仕方ない。やっぱり最後はボロに行くのだろうか?こうなったら
コールもヨークもテディもヒューズもみぃ〜んなボロに移籍して欲しい。マンUの紅白戦
しようぜ!気が付けばカントナもいたりして。

 これで、マンUで1番在籍年数が長いのは、ギグスになるワケだ。優勝するのが
当たり前!って思われる前からいる選手が1人だけになったってのは、何だか少し
寂しいような気がする。

2002/03/15


 頑張れケジュマン。

 UEFAカップのクォーターファイナル1stLEG。ドイツ唯一の勝ち残りチーム、ドルトム
ントは、プラハでスロバンリベレツと対戦。ドルトムントの2人のチェコ人、ロシツキと
コラーにとっては故郷に錦、って感じもしないではないが、ライバルチームとの対戦の
ため、ドッチかと言うとブーイングが多いか?

 ロイター先生がサスのため、コーラーがキャプテン。コーラーとコラーって名前も似て
いるが、迫力もソックリ。特にコラーは、モネールの外見にクインの身長。ハマンの
肩幅に足技もバッチシと、ホトンド反則級のCFだ。

 ロシツキは出場しているが、リッケンがベンチってのが残念。何げにリーガ得点王の
アモローゾ@元ヴェルディもスタメン。ココまでの試合を最少得点で勝ち上がってきた
BVB09と、リヨンから4得点したりと破壊力抜群のリベレツの対戦は正に攻と守。

 ガンガン攻めるリベレツ。食い止めるのはコーラー、ベアンス、レーマンの3人の
ドイツ人。カナリ怪しい。BVB09もチャンスは少ないが、コラーがボールに触れると
全てがチャンスに繋がる。トータル的には良い勝負だ。

 リベレツの試合は初めて観るが、ヒジョーにコレクティブ。セルタ、リヨン等を破って
来たのも頷ける。リザーブにDF登録の選手が1人もいないのがスゴイ。ま、MF登録
でも#2とか#4とかいるケドね。CBの2人が#9、#11を付けているが。

 60分を過ぎてもスコアは0-0で、アウェーのBVB09はドローモードが見え隠れ。
コーラーが負傷のフリして(?)交代で守備固め。コーラーが怪我なんて信じられない。
で、90分を終了して、BVB09の計算通り、0-0のスコアレスドロー。

 第2戦をベストファーレンで行えるBVB09が圧倒的に優位に立ったワケだが、爆発力
のあるリベレツだけに、楽観は出来ない。

 コーラーって来年からユース代表の監督をするそうだが、ドイツのティーンエイジャー
達、ビビッてしまわないだろうかとチョット不安。

2002/03/14


 思いっきり斬りなさい。

 CL2次リーグ第5節2日目。開催された試合は全てドロー。毎年のコトで見飽きてい
るマンU対バイエルン戦も右に同じ。バイエルンではリーガ6試合サスのクフォーが右
SBで、エウベルがベンチ。マンUは伊藤英明の相棒に、99年カンプノウでのゴールも
記憶に新しい、スールシャールを入れてきた。

 エリクソンがスタンドで見守る中、頑張るのはハーグリーブス。代表の左サイドで
使って欲しいが、今日は右MF。時々隠れて左サイドに移動して欲しい。

 両者無得点のまま時間は過ぎる。共に決勝トーナメントへの出場は80%決まってい
るのだが、確実にするためには是非とも勝っておきたいトコロ。後半に入り、FWのコマ
を取り替えるも、ゴールには結びつかない。負けたくない。そんな意識がアリアリ。

 ハテサテどうしたモノかと思っていたトコロ、ナント対ボアヴィスタが引き分けに
終わったと言うニュースが駆けめぐる。その後はお互いにリスクを冒すコトもなく、試合
終了。めでたく両チーム共、次のステージへの進出が決定した。

 今日の収穫は、エッフェによってコワされた選手が1人もいなかっ
た、と言うコトだろうか?ギグスとベックが無事で良かった。ファギー
もホッと胸を撫で下ろしているコトだろう。

 ま、スキッパーキーンも目を光らせていたしな。下手したら逆に
自分がコワされかねないし。

チャンスを窺う。


 今日の試合ではタダ1人、ギグスだけが危険な存在であり
続けたコトは、終了後にヒッツが語ったコメントからも明らかだ。

 まさかギグスを獲ろうなんて考えてないだろうな。
以前マークヒューズが失敗しているから無いと思うが。

イングランド代表入りを熱望した男とそっぽを向いた男。

 何故ジュネーブで開催されるのか不思議なカメルーンとのテストマッチで、先日の
ウェールズ戦に引き続き、カニがアルビセレステ(あってる?)に袖を通すコトとなった。

  ウェールズ戦でアマリ良くなかったようなので、2度とお呼びは掛からないのかと
思ったが、代表のFWに1つ空きがあるって言われたって言うのは、どうやらカナリ本気
らしい。ココである程度の結果を出せば、カニが仙台や札幌の芝を疾走するのは間違
い無し。頑張れ!カニ!(バティはどうした?)

2002/03/13


 レヴァークーゼン - (キルステン+ノイビル+バラック) = 勝利

 CL2次リーグ第5節1日目。グループDは激戦を展開中。ラコルーニャがハイベリー
でガナーズを破り、勝点10でトップ。そしてレヴァークーゼンはホームでユーベを3-1で
破り(マジ?)、勝点7。得失点差でガナーズに続く3位となった。

 レヴァークーゼンの最終戦はアウェーでラコルーニャと。対戦成績をガナーズを基準
に見てみると、ラコルーニャ>ガナーズ>レヴァークーゼンとなり、勝てっこないような気
もしないではないが、ココは一発ゲルマン魂を見せて欲しい。

 ゲルマン魂と書いたが、ユーベ戦の勝因は何かと考えてみると、一番はヤハリ、
アレックスの欠場(ぷっ)。アレックス欠場の原因になった全ての物事に感謝したい。
次は、レヴァークーゼンも同じ国のリーグで優勝争いをしているライバルチームを
見習ったコトだろうか?・・・つまりスタメンからドイツ人を追い出す。

 ドイツ代表で最初っから最後まで試合に出ていたのはシュナイダーとラメロウのみ。
ノヴォトニーはアッと言う間にピッチからいなくなってしまった。そんな中、1人気を吐く
ブットはPKにより先制点をゲット。ついコノ間、大量得点の締めくくりに欽ちゃんの様な
フォームで蹴って失敗した代表主将とは偉い違いだ。

 リーガで絶好調のドイツ人FWに替わって出場したクロアチア人が得点を決めた
トコロを見ると、この法則は正しいのかも知れない。・・・何だか寂しい。が、次節、
決勝トーナメントに出場するためにも是非!ドイツ人を少なくして欲しい。もし出場が
決まったらドイツ人いっぱい出してね。

 スタメンからドイツ人を追い出す先輩のバイエルンでは、先日のダービーでレッド
カードを喰らったサミーが6試合の出場停止。サミーが黒人だからか、ベーメがドイツ
代表だからか、審判のジャッジは正しかったのか?しかしまぁ、ボール以外のモノに
ヘディングを喰らわしたのだから仕方ないか。サッカーのフィールドではサッカー以外
のコトするな!ってコトなんだな。

 リーガは残り8試合。最後の3試合ドコカで出場して、キッチリ貢献して欲しい。
CLには出場できるので、そっちで貢献するのもアリ。マンU戦、もう飽きた。

2002/03/11


 柱谷ピンチ!【慣用句:兄弟揃ってぶっちぎりの最下位に沈むコト。】

 前節から守備をテコ入れしたらしい哲二は、前線にも小倉を投入。攻守両面に気合
いを入れる。勝点ゲットを目的に、心臓病で入院している兄のいる知事が始球式を
行った。前節大敗したのは芝のセイだ!と使えないオランダ人監督のようなセリフを
吐く哲二。この時点で、見なくても試合の結果が解った様に感じるのは気のせいか?

 仙台と、J2の香りがタップリする試合をして、0-1の敗戦。小倉も不発。さっきのカン
は正しかった。敗戦を芝のセイにする指揮官のいるチームの勝利は遠い。このままで
は心臓病で入院している兄のいる知事も心臓病になりかねない。

 昨期は3勝1分けと、大きく勝ち越している大分に乗り込んだ幸一は、ココで勝点を
ゲットし、前節の敗戦をチャラにしたいトコロ。前節は相手が悪かったんですぅ〜、と
言いたかったトコロだが、0-2で敗戦。浮気と西山と、2人の選手を大分にくれてやっ
たのだから仕方ない。幸一本人も言うように、まだまだシーズンは始まったバカリ。
負けはココまでにして、次節湘南戦から連勝モードに入って欲しい。

 エスパニョーラ原は財閥系伝統チームと対戦。プレスに対し、ロングボールでかわす
戦術(?)を用いる元日本代表監督@ラモスに実権を奪われた。下平が退場になり、
10人になったFC東京のゴールを割れず、財閥系伝統チームは0-1の敗戦。

 ま、元々このチームは、1stステージを教育手腕に優れた元日本代表監督@ラモス
に実権を奪われたに任せ、2ndステージで監督を交代し勝負する、と言うスタンスを取っている(ハズな)ので、そんなに気にする必要もないか。

 エスパニョーラ原は開幕から2連勝で現在首位。しかし、去年もFC東京は開幕時に
首位争いをしていたと思うので、それ程の驚きもない。コレを持続できるかどうかが、
エスパニョーラ原の腕の見せ所か。

 忘れていたが、反町@元全日空のサラリーマン選手も開幕2連勝。今年こそ昇格を
狙う。

2002/03/10


 来年からスポンサー替わるんです。

 ケガ人とサス人続出で11人揃うのかよ!と、思わず三村マサ○ズ
に突っ込みを入れさせたくなる様な状況の中、バイエルンは1860と
対戦。スッカリ忘れてたスフォルツァをリベロに、エッフェとショルの穴
を埋めようとする。

 本来なら使いたくないケガ人のタルナトとサニョルが両サイド。
パウロセルジオがトップ下で、何となくメンツの揃った4-4-2。

バイエルンの新アウェーユニ


 コレじゃダメだろ、って感じのスタメンだが、1860ではへスラーがベンチスタート。
ヒョットしたら感はある。

 お互いに冴えた選手のいないチーム同志の対戦はヤハリ冴えるコトも無し。
エウベルが倒され、PKを得るも、代理PKキッカーのタルナトが外してしまう。何試合も
出場していないような選手に蹴らせるな!黙ってエウベルに蹴らせろ!

 両者無得点のまま後半に入り、1860は満を持してエースの
へスラーを投入。バイエルンもタルナトに替えてピッサロを入れ、
得意の3-4-3。この交代が両者の間に特にバランスの変化を生
むワケでもなかったが、パウロセルジオのショボいゴールが
決まり1-0。

よう決めた!


 イツモならココで逃げ切りを計るバイエルンだが、おそらく未だにドイツ人NO.1フリー
キッカーのへスラーのFKから、シュトランツルのゴールで同点。優勝するためには1敗
どころか、1つの引き分けも許されないヒッツは、エウベルとサンタに替えて、ヤンカー
とツィックラーを投入すると言う、もはやヤケクソとも思える采配を披露。

 ヤンカーはともかく、2002年初出場のツィックラーに期待が出来るの
か!このままドローで、再びの白旗宣言がされようとしたその時、
人混みでもみくちゃの中、フィンクがゲットして2-1。美しいゴールは
1つも無かったが、バイエルンらしいっちゃぁバイエルンらしい。その持
ち味を十二分に発揮したバイエルンは勝点3差のままトップを追走中。

もっとオレ使え!

2002/03/08


 で、勝てるのカト!

 マイスターシャーレを獲得できるかどうかイマイチ疑わしいバイエルンにとって、
準決勝まで勝ち進んだドイツカップのタイトルは、保険的にも是非とも獲っておきたい
トコロ。シャルケアリーナで、シャルケ04と対戦した。

 サニョルがケガしたため、サミーが右SBでCBにリンケを投入。ショルの替わりに
パウロセルジオが入った。ショルは10日間のケガだが、コノ試合とミュンヘンダービー
そしてCLと、立て続けに大事な試合に出るコトが出来ない。アマリ良い星に照らされ
ている感じがしない。こんなコトじゃW杯も・・・。やめとく。

 お互いにイエローカードもらったり、得点できなかったりと、カップ
戦の準決勝らしい展開の中、ヒッツはピッサロを投入して得意の
3トップで攻勢に転じようと試みる。1試合1枚のイエローカードを
モットーとしているエッフェもモチロンbooked。90分お互いに無得点
のまま延長に突入する寸前、サミーがレッドカードをゲットした。

マジかよ!


 ハーグリーブスがサミーの抜けた穴をカバーするも、苦しい展開が
続く。レッドカードはエッフェ、お前の役目だろう!しかしこういうゲーム
に良くありがちな、中途半端なクリアボールが勝敗を決するコトとなる。
ホーグダレムへのナイスパスとなり決勝点。その後猛烈に反撃を試み
るも、更に追加点を挙げられ、ジ・エンド。

吠えるサミー


 敗因はサミーの退場にあるってフツーだが、ココはやはりエッフェ
がシャルケの司令塔メラーを病院送りにしなかったコトにあるのでは
なかろうか?1試合1人を病院送り、をモットーとしているエッフェらし
くない。代表時代の僚友は大切にしよう!ってコトなのだろうか?
じゃ、へスラーも試合をしても平気だったかも知れないな。って言うか
やっぱショルの欠場が痛いってコトか。

潰さないでくれてアリガトね。


 バイエルンは次に、UEFAカップ出場権獲得を目指す1860と対戦
するワケだが、試合になるのだろうか?と思ってしまう。サスと故障
で出場できない選手の名前を挙げていくと、11人越えてしまうような
気がする。前線とCBダケは人が揃っているが、ソレを繋げそうな
選手がハーグリーブスだけでは・・・。この際フォワードを5枚投入する
か?

勝ちたかった
よぉ〜ん

2002/03/07


 大詰めだよね。

 プレミアリーグで降格争いの主役を演じているダービーが、今週はプレミアリーグの
タイトル争いを左右する。マズはホームでマンUと対戦し、2-2のドローを演じる。その
勢いを残したまま、マンUとデッドヒートを繰り広げているガンナーズとアウェーで対戦。

 マンU戦の再現を頼むぜ!と思いながら、ホームとアウェーの差は大きいよな、と
思わざるを得ない。ラバネッリを怪我で欠いたせいもあってか、0-1で敗戦。あぁぁぁ。
マンUの正真正銘の1位の座確保のために、モチョット頑張って欲しかった。

 プレミア暫定1位のマンUはオールドトラッフォードにスパーズを迎える。アンニャロ、
ブラン、ヨンセン、ガリーの4バックと、ヨンセンにもすっかりメドが立ったらしい。ギグス
のいない中盤。伊藤英明の相棒にはフォルランが初スタメン。スパーズにはテディと
ツィーゲがいる。アンダートンとフロイントはどうした。レブロフはどないやねん?

 伊藤英明はジョージベストの1シーズンのリーグ記録24にもうすぐ並ぶ。現在21。
伊藤英明とベックが2得点ずつゲットして4-0の勝利。今季何試合目の無失点試合
だろうか?ヨンセン、オッケーってコトか?後半スパーズ10人だったケドね。

 次節、バイエルンはエッフェのいない状態で1860と対戦するが、コレが今後の試金
石になりそうでコワイ。エッフェが復帰してからシバラク勝てなかったのが、もちろん
エッフェのせいにされいたので。それでも最近はナンカ勝ち始めていたが。

 シュツットガルド戦でバラコフに対し、1回転ファウルの末胸から着地させ、見事に
病院送りにしたエッフェがいないのが不幸中の幸い。(?)コレで緻密なフットボール
が展開されるようだと今後の出番も考えなくてはならない。

 おそらく、優勝するために、コレから対戦するチームの司令塔を1人残らず病院送り
にする計画だったらしいエッフェは、自分がサスになるコトを計算に入れていなかった
ようだ。おかげでヘスラーは難を免れるコトになったワケだ。良かった、良かった。

 約10年間、ズ〜ット変わらずエッフェを愛し続けたS'sWebだが、なんかソロソロ
辛くなってきた。プレミアに移籍して、ギグスやベックがコワされちゃかなわないので
トルコとかギリシャに行って欲しい。

2002/03/04


 エンジョ〜イフットボール!
 

 2002年が始まってから、優勝戦線返り咲き宣言をしたかと思えば、
やっぱ白旗どぇ〜す!と次々に態度を変化させてきたバイエルンはココ
に来て、再び優勝戦線に名乗りを上げた。イチイチこんなコト言わなくて
良いのにな!と思ってしまう。

 コレで連敗でもしたらまた白旗宣言するのだろうか?含蓄をタップリ含
んだ、マツモトの語る今日のタイトルこそ、バイエルンに捧げたい。

 シュツットガルドに対し2-0で勝利を収め、首位レヴァークーゼンに勝点
3差の4位。残り試合は9。可能性は充分だ。

タマラン
タマラン

 サミーが出したボールをエウベルがヒール。前回は誰も反応しな
かったが、今日はサンタが合わせてゲット。更にエウベルが得た
FKをショルが蹴る。サミーが作った隙間を縫うようにゴールネットに
突き刺さる。

 コレがショルのバイエルンでの75ゴール目だそうだ。めでたい。

ようやく使える様になったな!

 マイスターシャーレ獲得に向け、もう1敗も出来ない状況だが、次節のミュンヘン
ダービーでは、エッフェ、リザラズ、Rコバチがサス。エッフェはともかく(?)他の2人の
欠場は痛い。タルナトって未だバイエルンにいるんだっけ?

 さて一方、当面のライバルであるニューカッスルがアーセナルに負けたため、ココで
勝利し、一気に盤石の首位固めをしたいマンUの相手は降格争いの主役ダービー。
誰もがココから例年通りの、マンUぶっちぎり独走態勢が始まるかと思いきや、敵地
とは言え、まさかの2-2ドロー。

 ファギーとしてはコノ辺で復帰したヨンセンがどれぐらい使えるか、そしてスコールズ
をそろそろ使わなくてはマタ爆発される!と考えたのかどうか、ブランとキーンを
マンチェスターに置いてきたのが裏目に出て(?)1点を先制されてしまう。

 しかしソノ後、スコールズが鬱憤晴らしのゴール。更にヴェロンが決めたトコロで
会場は一気にヒートアップ!男性ストリーカーまで登場し、試合が数分中断する始末。

 ・・・このストリーカーの出現にやる気をなくしたマンUは同点に追いつかれてしまう。
ロスタイムにまで決定的なシュートを打たれ、あわやクリスティーのハットトリックか?
とも思われたが何とかドローのまま終了。今日の敗因はあのストリーカーにあるコト
間違い無し。やるなダービーめ。
(本文中にストリーカーがあたかもダービーの仕業であるかのような表現があるコトをお詫びします。)

 コレで1試合少ないガンナーズが勝った場合マンUは勝点2差で2位になってしまう。
今年は直接対決、絶対に負けられないゾ。

2002/03/03


 柱谷ショック!【慣用句:1日に兄弟合わせて10点以上獲られるコト。】

 2002年のJリーグが開幕。先日笑ってい○ともに武田が出演した際、100人
アンケートで、3/2が開幕だってコト知っている人が15人しかいなかった(確か)のが
サッカー人気の低さを如実に物語っているが、コレからW杯に向かってバンバン盛り
上がって行くコトを期待しよう。

 開幕戦で原博美は、自らが標榜するスペインサッカーを地でいく展開。鹿島は
アジアのカップ戦でボロボロになった体力が回復できずに良いトコロ無し。原博美は
スカパ○で修行した甲斐があったというモノだ。就任早々何だが、現場を去るコトに
なったら、またスカパ○で修行を積んでパワーアップして欲しい。このまま行けば次の
代表監督だな。

 同じスカパ○修行仲間の柱谷哲二は、1-5でガジエフの後ろ
姿しか見るコトが出来なかった。ペルージャ→ローマ→パルマ
サポーターと、次々に応援するチームを変えて行く身軽さで、
広島を華麗に幻惑して欲しかったが。

 早くもスカパ○での再修行の必要性を感じずにはいられない。

沸騰する哲二に対し冷静な審判

 監督としては1年先輩にあたる柱谷幸一は、J2最上位チームとして、昨期J1の
セレッソと対戦。J2落ちしたとは言え、昨期終盤の監督交代から調子を上げ、天皇杯
のファイナリストとなったセレッソ対はえぬき山形。今期J2の優勝争いを展開するで
あろう両チームの対戦は、しかし意外な程大差が付いた。

 山形相手に6得点と、格の違いを見せつけた格好のセレッソは、このままJ2の
ジュビロと化すのか?あるいは2部落ち後、圧倒的強さで1年で1部に戻り、その勢い
のまま優勝したカイザースになってしまうのか?(ブンデスリーガの話。)

 TVで成長した原博美とは違い、幸一は今年、実際にスペインまで足を運んでいる。
アスレチック・ビルバオのバスク人魂にガツン!とやられてきているハズなのだが、
やられ過ぎてしまったのだろうか?こんなコトでは『北のサッカー王国を作ろう!』
宣言が水泡に帰してしまいかねない。充実した、新たなチャレンジの年を過ごして
頂きたい。

 いずれにしてもコノ日、兄弟合わせて11失点と言うのはカナリの衝撃。後にも先にも
こんなコトって2度と無いだろう。次あったらコワイ。もちろん当サイトは柱谷Bros.を
熱烈応援宣言!

2002/03/02


 涙がにじんでクロスがカスれる。

 UEFAカップ4回戦2ndLeg。レンジャースがデカイプに乗り込む。試合開始前、
スカートを履いて、フェイエのユニフォームを着た人がバクパイプを演奏している。
この人一体何人なんだろうか?

 今回もカニ出場。デブールも出ている。1stLegを欠場したのは、代表のイングランド
戦で負傷していたタメらしい。デブールはマダ代表なのか。2004年位迄頑張るの
だろうか?フロが出場していないのが謎。途中まで引き分けで引っ張って、最後に
ハイタワーの投入ってコトか?

 カニのトレードマークのヘアバンド、今は何か意味があるのだろうか?寂しい。
ラスト8に夢を繋ぐマッキャンのゴール。しかし、その後ホーイドンクが立て続けにFKを
2本決めて、レンジャーズの前途を遮る。2本のFK共、クロスがヤケにアホに見えた
のは気のせいか?後半1点獲って、次のステージに進んでくれ!>レンジャーズ。

 ・・・後半開始早々カルーがヘッド。コレで終わりか?早くフロを入れてくれ!と言っ
てる間にPKでゲット。パーウヴェは1発レッドで退場。そんな酷いファイルでもなかった
様な気がするが。しかしチャンス!早くフロを入れて次のステージに進んでくれ!

 カニが決定的なボールを入れる!しかし惜しくもゴール右。追いつけそうな気が
する!But,この日1点を決めたマッキャンが2枚目のイエローを貰って退場。コチラも
それ程酷いファウルには見えなかった。アマリのさりげなさに、観客も審判も2枚目の
イエローだってコトしばらく気付かなかった。何か審判おかしいぞ!2枚目だって解っ
てたら、イエロー出さなかったのでは?

 このタイミングでフロが入る。両チームとも惜しいシュートを打ちまくる。レンジャーズ
がセットプレーを得てフロの見せ場!と思ったが、ボールはターゲットまで届かない。
フロも調子悪そう、って言うか、やる気が感じられない。すぐ得点出来そうな感じは
するんだケドな。結局届かず。カンチェルスキスを見られなかったのが心残り。

 ドルトムントは、1-1、0-0だがアウェーゴールでラスト8進出。なんともドルトムント
らしからぬ勝ち方だ。UEFAカップ唯一のドイツ勢として1つでも多く試合をして欲しい。

 今年はイングランドのクラブがクォーターファイナルにイッコもいないのが不思議。