秋田県は1日、県内を走行する列車の乗車率向上をはかるため、銀河鉄道株式会社と提携を行うことを発表した。現在秋田駅と東能代駅を結んでいる奥羽本線を延伸し、秋田駅とアンドロメダ駅を結ぶ新しい路線にSLを走らせる予定だという。
アンドロメダ行きの路線を利用するためには高価なパスが必要だが、終着駅であるアンドロメダ駅では機械の体をタダでもらえるとの噂があるため、非常に人気がある路線だという。また列車の各停車駅では乗客が丸1日滞在するため、駅周辺の宿泊施設や飲食店への経済効果も期待できる。
しかし一方で、沿線の住民からは「空中を走るSLというのは、安全面から見てどうなのか」「乗客が車内や停車駅で死亡する確率がとても高いと聞いている。高いお金を払った上に死ぬだなんて、たまったものではない」「子供が怪しげな金髪の女性に騙されて、ネジにされてしまったという事件も起きている。小さい子供を持つ親としては心配」などの意見も寄せられており、秋田県は「これらの問題点に関して銀河鉄道株式会社に確認をし、協議を行った上で対応策を講じたい」と話している。