「秋田県が虚偽の表記で県民を惑わせている」という苦情が相次いでいるため、秋田県警は詐欺行為の疑いで秋田県庁の家宅捜索を行った。
問題となっているのは、秋田県が作成した看板やポスターに記載されているキャッチコピー。遠目で見ると「あきたびじん」に見えるため、美人に目がない男性陣がポスターに近づいてしまうのだが、近くでよくよく見ると「じ」と「ん」の文字の間に小さく「ょ」の文字が印刷されており、そこで被害者が初めて騙された事に気がつくという巧妙な手口だという。
秋田市に住む男性（32歳）は「最初は『あきたびじん』かと思って大喜びしたが、近づいてよく見たら『あきたびじょん』だった。完全にぬか喜びだ」と話している。八郎潟町の男性（78歳）は「虫眼鏡で見ないとわからないようなサイズで『ょ』という文字を書き込んでいるのは、非常に紛らわしい。視力の低下した老人には、この文字は小さすぎて見えない」と訴えている。また能代市の男性（36歳）からは「そもそも『あきたびじょん』って何なんだ」との声も寄せられた。
これに対し知事は「どこまでもニッポンでいよう！」と話しているという。