稲刈りのシーズンを迎えた秋田県で、田んぼを舞台にしたテレビアニメ「農道最速伝説 〜究極のコンバインドリフト〜」が放映されることになった。
主人公の「藤里 鳥海(ふじさと ちょうかい)」は秋田県で稲作農家と豆腐屋を営む若者。相棒であるコンバインに今日も颯爽と乗り込み、エンジン全開・フルスロットルで華麗にコーナリングを行いながら田んぼの稲刈りを行う。
同じ町内に住むライバルである「夜明け前から田んぼに出向き、誰よりも早く稲刈りを行う田代さん」や「正確なコーナリングで四隅の稲も一度に残さず刈り取る飯田川さん」「今年発売された最新モデルの超高級&高性能コンバインを乗りこなす増田さん」たちに勝負を挑み、倒稲やゲリラ豪雨、破損するキャタピラなどの数々のアクシデントをものともせずに勝利を収めていく。
そんなある日、藤里のもとに謎の男から突然「稲束」が送られてくる。それは「稲刈りバトル」の挑戦状を意味していた。 挑戦を受けて立つことにした藤里は、メッセージカードに書かれていた田んぼへとコンバインで出向き、バトルを行う。 僅差のバトルの後、コンバインから降りてきた謎の男は、「農道最速理論」を自らの手で完成させようとしている事を明かし、藤里を「プロジェクトD(脱穀)」へと誘うのだが…。