インターネット上で長年続いている「きのこの山」派と「たけのこの里」派の争い。山と里の誇りをかけたこの戦いに、秋田から新たに「味どうらくの里」が参戦した。メーカーは「同じ『里』の名を持つ者として、何か力になれれば」と話しており、県民は秋田県内全域で絶大な人気を誇る調味料のまさかの参戦に、驚きを隠しきれない様子を見せている。
一方、不利となったきのこの山派に加勢する形で、同じく秋田から餅入り羊羹の「長者の山」が参戦。合戦場には仙北地方に伝わる民謡・長者の山の歌声が響き渡り、きのこの山派の兵士たちは士気を高めていた。
この様子を見た県民からは「その昔は『すぎのこ村』という第三勢力もあった。杉の木が多い秋田県は、むしろ『すぎのこ村』勢の復活に力を貸すべきではないか」との声も上がっており、きのこたけのこ戦争は、今後全県民を巻き込んだ三つ巴の戦いに発展しそうだ。