大館市の市民団体が23日に秋田県庁を訪れ、秋田県知事宛の意見書を提出した。
意見書の内容は「雑誌やテレビ番組などで何かの大きさを伝える場合に『東京ドーム何個分』と表現しているが、秋田県民には東京ドームの大きさがわかりにくく、今ひとつイメージがつかめない。今後秋田県内で何かの大きさを表現する際は『大館樹海ドーム何個分』にしてほしい」との提案であるという。
意見書を受け取った知事は「『大館樹海ドーム』の大きさも、大館市民以外にはわかりにくい。基準となる建物は、秋田県全域で共通認識できる大型建築物である必要がある」と回答。今後「こまちスタジアム何個分」「秋田県立スケート場何個分」などの案を検討し、最終的にどの建物を大きさの基準にするか決定したいと話した。