秋田県の市町村課は26日、県全体の過疎化に関する報告書をとりまとめて公表した。この報告書の中で、担当者は「秋田県は自然豊かで食べ物も美味しく、美人もたくさんいる素晴らしい県。なのに過疎化が一向に止まらないのは明らかに不自然だ」と指摘。様々な視点から現在の状況を考察した結果「これは妖怪のせいとしか考えられない」と結論付けた。
県は「噂によると全国各地で、暗くてジメジメしたオーラで場の空気を悪くする妖怪や、とりついた人間の心をどん底に落とす妖怪など、様々な妖怪が恐ろしい『妖怪不祥事案件』を起こしていると聞く。秋田県が過疎化しているのも、きっと何らかの妖怪の仕業。少子高齢化も賃金の低さも、すべて妖怪のせいに違いない!」と話しており、今後、妖怪ウォッチや妖怪Padを持つ人材を募集して、原因となっている妖怪退治に力を入れていく方針だ。
この報告書を読んだ秋田県民は「妖怪のせいなのね、そうなのね」と、納得した様子でうなずいていた。