怪談話がささやかれる夏の夜、秋田市では「光る生首」の目撃談が相次いでいる。
目撃証言が飛びぬけて多いのは、秋田市川尻の国道13号線沿い。交通量は比較的多く、付近には工場や店などが多く立ち並んでいる場所にもかかわらず、そこを車や徒歩などで通りかかった人の前に突然謎の生首が現われるという。
生首を目撃したという秋田市在住の男性(32歳)は「人の背丈よりもはるかに高い場所に、ぼんやりと光る生首が浮かんでいた」と、その時の様子を語る。
また同市在住の女性(24歳)は「明らかに人間の霊ではなく、何かの動物のように見えました。犬によく似ていましたが、耳の形が違ったので犬ではないのかもしれない」と、不安そうに話している。
由利本荘市に住む男性(47歳)は「私は仕事が終わって家に帰る途中、橋の手前の国道7号線沿いで目撃した。離れた場所からでも見えるほど大きく、暗闇で光る姿がはっきりと見えた。あれは一体何なのだろうか」と証言している。
秋田市の放送局に勤める男性(53歳)は「謎の生首は霊感がない人でも見えるようだ」などと話しており、近くを通る人々に注意を呼びかけている。
【写真:目撃者が撮影した光る生首の姿】