FOOTBALL

<2004/06

2004/04>

2004/05/31


 お笑いチームの生け贄。

 もうすぐユーロ04が始まるワケでして、ドイツ代表メンバーが発表されたのですが、
もう何て言うんですか。どの選手の顔を見ても俯き加減の様な気がしてなりません。

 ドイツでは期待の若手のラーンが怪我をしてですね、今大会への参加を見送ったワ
ケですが、その途端彼の表情に笑顔が戻った様に感じるのはワタクシだけでは無か
ったと思うのですが。

 他にも何人か不参加選手がいたり、フェラーから絶大な信頼を寄せられているラメロ
ウなんかに至ってはですね、どうしてもユーロに出たくないから、代表からの引退を表
明しちゃいましたよ。ソコまでして避けられるチーム、それがドイツ代表。

 世界的にもドイツ唯一の希望と見られているダイスラーなんかもですね、鬱病からよ
うやく復帰したみたいなんですが、ユーロ代表メンバー発表前にフェラーと話し合って
今回の代表入りを回避した様ですよ。そりゃせっかく良くなったトコロで大会に出場し
て、以前よりも酷い状態になるのは誰だって避けたいですよね。賢明な判断だと思い
ます。

 って言うかですね、そもそもの鬱病の原因が、自分がドイツ代表に選ばれるコトだっ
たらどうしよう?なんて冷や汗をかいているワケですが。ソコまでして嫌われるチーム
それがドイツ代表。

 ま、コノ様にですね、代表チームから離れて笑顔を取り戻していく選手が多い中、酔
狂にも突然代表スコッド入りを伝えられて喜んでいる数少ない選手がいます。ラーン
の替わりに入ったツィーゲなのですが。

 ツィーゲと言えばですね、ココ何年かは怪我してバッカリで、まともに試合したのって
数えるぐらいしか無いと思うんですよ。しかも確か今はスパーズとの契約も切れてドフ
リーの選手のハズ。94WMの時でしたか確か、所属クラブが決まっていない選手は代
表には選ばない!とか言われて、ヘスラーが危うく出場できなくなりそうだったのです
が、そう言う時と比べると隔世の感がありますな。

 とにかく、ツィーゲと言えばワタクシにとって、ドイツ代表で1番好きな選手なのです
が、と言うコトは今回ユーロに参加する全選手の中で1番好きな選手ってコトになるワ
ケでして、02WMの時にも感じたのですが、ユーロに参加する全選手の中でツィーゲ
のコトを1番好きだ!ってサッカーファンが(ドイツ人以外で)何人いるのか。そしてソレ
が全体の何%にあたるのか、気になって仕方ありません。

2004/05/30


 世間の一歩先を行く。

 自主的に終わっていた今シーズンが、世界的にもようやく終わりまして、やっと世間
が自分に追いついてきたなと、流行先取り気分のワタクシなのですが。え〜、マンU
はですね、結局3位でシーズンを終え、来シーズンのCLは予備選からの出場となりま
す。

 チーム不振の原因はリオの離脱と、ソレに伴う補強をしなかったコトにあると思うの
ですが、色んな報道とかHPとか見てみるとですね、ギグスや伊藤英明のせいになっ
ております。ワタクシはそんなコトはコレっぽっちも思っていないので、もしホントにア
タッカー陣のせいなのだとしたら、ワタクシがずれているのかとホンのチョットだけ気に
なるトコロですが。

 ギグスも伊藤英明もですね、末永く、現役引退までチームに所属していて欲しいで
す。シーズン中にはキーン、スコールズ、バットなんかも来シーズンはいない。抜本的
な改革が行われるなんて噂もあったのですが、チームの屋台骨をゴソッと替えてしま
っては、1からのチーム造りとなってしまうので、さてどうでしょう。変えるべき点は他に
ある様な気がしてならないのですが。

 ってワケでFAカップで優勝したマンUはですね、取り敢えずコレ迄通りな感じで行く
のでは無いかと思っております。

 マンUが優勝しないシーズンには優勝するべからず!と言う不文律でもあるのかと
思うぐらい、毎シーズンの成績が一緒なFCBなのですが。マンUが1位ならFCBも1位。
マンUが3位ならFCBも3位って。何か約束事でもあるのかと気になって仕方ないです。

 そんな疑惑を持つ人が増えているのか。ソコから目を逸らすタメなのか、シーズンの
途中迄はマンUと同じ3位だったFCBですが、気が付くと1度は首位に立てるチャンスも
あった位で、明らかにマンUとは温度が違っておりました。…ワタクシはソレには気付
かなかったのですが。

 ま結局2位でシーズンを終えまして、CL出場権も獲得。来シーズンも頑張ってくれよ
ヒッツ!とか思っていたのですが、どうやら契約終了の様で。涙が零れます。ホンの
数ヶ月前迄は、我々にはヒッツしかいない!と擁護していた人物が、コロッと態度を変
えるなんて思ってもいない出来事で。ハッキリ言ってカイザーなのですが。

 2位でクビになる監督ってどう言うコト何スかね。そ言えば昨シーズンは優勝した次
の日に首を切られた監督がスペインにいましたが。コレはヒョットして、ユーロ後のフェ
ラー後継を狙ったコトなのかと勘ぐってみたり。

2004/05/29


 FAHRE WOHL KAMERAD.

 ザルツブルグで頑張っていたヘスラーなんですけれども、遂に引退を心に決めた様
です。1年位前に、ヘスラーについてのワタクシの想い出を綴った様な気がするので、
今更特に何か述べたいコトがあるワケではないのですが、ドイツ語が解って、ドイツに
住んでいたなら、お疲れさまと声を掛けてあげたいです。え〜、ホントにですね、ドイツ
人の中でゲームを作れる人材がいないのが残念でなりません。

 ついでと言うか何と言うか、ロイター先生も遂に現役引退を表明致しました。BVBの
キャプテンとして長年に渡りチームを引っ張ってきたワケですが、コチラについてもで
すね、ドイツ語が解って、ドイツに住んでいたなら、お疲れさまと声を掛けてあげたいで
す。

 90WMで国際大会デビュー。当時のGKユルクナーと共にですね、今後10年間はドイ
ツ代表を牽引していく逸材などと言われたモノですが、ユルクナーに5年目は無く、ロ
イターに至っては、3年目がありませんでした。

 ソレもコレも全て、92ユーロの決勝戦が原因なワケですが。あの試合でドイツが優
勝していれば、ロイターのドイツ代表での未来も、もうチョット明るかったに違いありま
せん。

 90WM後にコーラーと共にユーベへ移籍。バッジョなんかと共に華やかに活躍したの
ですが、すぐさまドイツに帰国。BVBに移籍してからは、ユーベ移籍前に所属していた
FCB相手に凄まじいまでのファイトを発揮。いつの間に闘将なんて言われておりました。

 BVBではビッグイヤーも獲得。もちろんインターコンチネンタルカップも、マイスター
シャーレも獲得していて、選手として考えられるタイトルは全てとっているワケですが、
代表には2度とお呼びが掛からなかったのが不思議でなりません。

 唯一獲得していないのがアンリドロネー杯なのですが、その夢が破れた原因が92
ユーロかと思うと、不思議な因縁と言うか、好きで好きで溜まらない人がいるんだケド
想いが伝わらないと言う、そんな切ない気持ちさえ込み上げてきて1人でグスン。

 今書いてて思いましたが、コーラーってですね、ジュールリメ杯もアンリドロネー杯も
マイスターシャーレもインターコンチネンタルカップも全て獲得しているのでは無いでし
ょうか。こんな選手が他に何人いるのか解りませんが、素晴らしいなと思います。

 そんなワケで、ヘスラーとロイターの引退でした。

2004/05/18


 ホントにサヨナラ、アーウィン先生。

 ガナーズがですね、イングランドのトップリーグでは100年振り位になる無敗優勝を
決めた今シーズンなんですけれども。ま、そんな華やかな話題にはアマリ触れずにで
すね、ワタクシが一番興味あるテーマがありまして。カナリ激震!でゴザイマス。

 2シーズン前にマンUをやめて、当時NWLDV1のウルブズに移籍したアーウィン先生
が、遂に現役引退を表明致しました。え〜、プレミアの激戦に疲れたアーウィン先生
はですね、NWLDV1で悠々自適にプレーしていたワケですが、その力と技術がチーム
内に綺麗に溶け込み、同じく元マンUのインスと共に、ウルブズがプレミアに昇格する
原動力となってしまったのでした。

 悠々自適の道を選んだのに、再び激戦の地へ。アーウィン先生とインスは、チーム
のプレミア昇格を置き土産に、現役生活に終わりを告げようとしたのですが、監督に
請われ、引退を先延ばしにしたのでした。漢だぜ、アーウィン先生!インス!

 でまぁ、プレミアに昇格したモノの勝ち点を稼ぐコトは出来ず、大方の予想通り1シー
ズンでNWLDV1へ逆戻りとなったワケですが、コレを機にですね、アーウィン先生も今
度こその引退を表明。今度はチームも引き留めず、22年間の現役生活に別れを告げ
るコトとなりました。

 コレだけだと、何てコトのないエレベーターチームで働いたって言う様な印象しかあ
りませんが、シーズン途中、まだ強かった(様な気がする)マンU相手に1-0の勝利を
収めまして、まるで優勝したかの様な騒ぎになったコトがあります。

 もうきっとですね、アーウィン先生とインスは地元の英雄で、ハッキリ言って銅像でも
立ってるんじゃないかと思うんですけれども、まだ確認はしていません。って言うか、
どうやったら確認できるのか知りませんが。

 しかしアーウィン先生はマンUにとってもモチロン掛け替えのない存在で、チームに
加入したのが確か90年ですから、マンUの黄金時代はアーウィン先生の加入と共に
始まったと言っても過言ではない!とワタクシ個人的に思ったり。(え〜一般的にはカ
ントナの加入によるモノだと言われておりますが。)

 そんなワケで資料的なコトを書いてみますと、マンU在籍12年間で7度のリーグ優勝
にビッグイヤー獲得。FAカップも何回か獲得してるハズなのですが、どこ見てもそんな
データ出してないので解りません。こんなコトでもアーウィン先生の渋さが光る良い話
です。

 せめてコノHPダケでも、アーウィン先生の業績を讃えたい!と思っとりゃーす。

2004/05/18


 FAHRE WOHL KAMERAD.

 バッジョが引退したワケですが。最後はミラン戦と言う、出来過ぎと言えば出来過ぎ
のカードで、まぁ一番盛り上がるのはユーベ戦だと思いますが。スコアも4-1と離れ、
ミランのスクデットも決定していてですね、会場の雰囲気はもろバッジョ引退試合って
感じです。

 90分間フル出場するバッジョも見たかったのですが、最後に華を持たせてあげたい
気持ちも万国共通なのでしょうか。試合終了5分前に交替で退場。満場の拍手を貰っ
ておりました。

 タッチラインから出るバッジョ。マッツォーネと抱擁するバッジョ。スタッフと握手する
バッジョ。控え選手も次々と敬愛の意を表す。その後バッジョはミランベンチにも行き、
殆どの方々を握手又は抱擁を繰り返す。オーディエンスも1人残らず、バッジョの最後
の行動の一挙一動を見逃すまいと熱視線。フィールドから去る瞬間迄、スタンディング
オベーションでイタリアの恋人の栄誉を讃える。

 って、何でココまで細かく解るかと言うとですね、別にワタクシが現地で試合を観て
いたからでは無く、TVカメラがその模様をですね、全部伝えていたからです。その間5
分程もあったでしょうか。試合はまだ続いているのにも関わらず、画面にはバッジョし
か写っていませんでした。

 こんなコトが許される程バッジョは愛されていたんだと思うと同時に、なら試合なん
か最初っからやらなくても良かったんじゃないか…?なんて思ってみたり。バッジョを
囲んで皆で宴会やりましょうよ。やろうじゃないですか、えぇ皆さん。スタジアムのお客
さん全員と握手なんかしちゃったりして。

 まぁソンナこんなでバッジョは華やかに引退したワケですが、同世代のシニョーリも
ですね、おそらくですが現役最終戦となりました。まだですね、例えばセリエBに行くと
か、カタールに行くとか噂はありますが、まぁ何にしてもトップレベルとはオサラバって
コトでゴザイマス。

 え〜、比べるとですね、涙を禁じ得ない位地味。って言うかですね、ワタクシもバッ
ジョ引退の方に目が釘付けになっていて見ていなかったって言うのが現実なんですけ
れども。

 イタリアの一時代を築いた2人が好対照に幕を引きました。