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乱開発により、なまはげが人里に出没

　男鹿市北浦で「なまはげが人里に下りてきている」と110番通報があった。駆けつけた警察官がとりもちを使い、数人がかりで捕獲。2時間後、なまはげは元いた山に帰された。

　

　近隣住民は「なまはげは山の奥深くに住み、大みそかの夜と柴灯（せど）まつりの時にだけ姿をあらわす生き物。山林の乱開発により、この時期でも人里に降りてきてしまったのではないか」と話す。

　

　この騒動を受け、男鹿市長は「なまはげの住める自然を取り戻したい」と、男鹿半島周辺の自然保護への思いを語った。

　

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