昨年の、呉屋新装開店と同時期に、新しく会社に入って来た人々がいる。良くコンナ会社
に入って来たなと思っていたが、世の中不況だろうし仕方ない。ってなコトはどうでも良くて、
最近その方々と一緒に仕事をしてて、一区切り着いたので何か食べに行こう!と言う話に
なった。しかも何やら奢ってくれるらしい。今時何て豪気な人なんだろう。一生ついて行きま
す!と、心の中で一瞬だけ思った。
何が食べたい?って聞かれたので、先日食べ損なって気持ちの持って行き場が無くブス
ブス燻っていたし、フグ!って元気に叫んでみた。が、敢え無く却下。フグじゃなきゃ焼肉か
寿司しかないだろうって思っていたら、先方から、呉屋に行ってみるか?と言ってきた。
おぉ、行こうと思ってスッカリ忘れていた焼肉屋に行くチャンスが、本人は何もしなくても向
こうの方からやって来た。以前、呉屋に行ってみたいと喋っていたコトを覚えていたらしい。
この機を逃すワケには行かない。Now Or
Never!何か今回はアマリ試験に出て来そうも無
い英語の構文が次々と出て来ますが、決して急に駅前留学を始めたからではありません。
焼肉だからハングルで表現してみたいのですが、解らないので止めときますムニダ。
新装開店後は店の前を通ったコトも1度も無く、初めて行ってみたのだが、心の中では店
の前にだだっ広い駐車場が出来ていると思っていたので、店の前でウィンカーをチョット出し
てみた。が、店の前に駐車場は無く、以前駐車場だったトコロも建物になっていた。
?どうなってんだ?と思いながらしばし呆然としていると、中から胸に初心者マークを付け
た店員が『いらっしゃいませー!』とやって来た。『あれ?駐車場は…。』って聞くと、『はい、
あちらになっております。』と、道路を挟んだ向かい側の広い空き地(だったトコロ)を指さし
た。この時点でようやく、駐車場を広くするための改装では無く、店舗ソノモノを拡大するた
めの改装だったコトが判明した。
しかし、(秋田県NO.1だとB食倶楽部が推薦する)じゅうじゅう亭すら店を畳む中、店舗を広
げるなんて一体どうなってんだ?ってな疑問を感じずにはいられない。玄関を開けると左右
にソレゾレ(詰めれば)5人位座って待つコトが出来そうな長椅子が設置されている。あと10
人位は立って待つコトが出来るかも知れない。
さらに中に入ると、4人用の掘りゴタツ風のテーブルが、通路を挟んで左右に4ずつ新設さ
れていた。ココが元駐車場を潰して完全に新しくなった空間だ。今回はコノ掘りゴタツに座っ
たため正確には解らないが、ソコから奥の部分の基本的な配置は以前と変わっていない様
だ。テーブル席とカウンター席。さらにその奥に小上がり。一体コノ店1軒で、何組のお客さ
んの胃袋を満足させようと考えているのか?
さらに驚いたコトに、この日は木曜日っちゅう平日も良いトコロのド平日なのに、店舗中央
部のテーブル&カウンター席以外の部分は全て埋まっているのだ!コレで休日なら、玄関も
人で溢れかえるであろうコトは容易に想像が付く。確かに以前の店舗も順番を待っている客
が一杯いたのだが、ほぼ倍に広がった店舗面積でコレ程の客の入りとは、一体なにがどう
なっているのでござろう?まるで秋田には焼肉店が呉屋1軒しか無いかの様でゴザイマス。
うわさによると店名が『呉屋』から『何でも焼いてくれ屋』に変わった様だが、チャンと確認
するのを忘れていた。他に変わったトコロと言うと、以前は丸いコンロ付きのテーブルが設置
されていたのだが、現在はフツーのテーブルで、焼肉は別途運ばれてくる炭の上の網で焼
く様になった。で、その上には低〜いシェードの様な煙排出口が付くと言う、じゅうじゅう亭
や神室亭を思わせる様子になっている。
肝心の味の方だが、それは以前と変わらずイケてる様だ。こんなに店内がガラッと変わっ
たのなら味の方も劇的に変わって欲しくもあるが、(ぱっぷHOUSE並に。)以前からレベルが
高かった様な気がするので、それは贅沢と言うモノですな。
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