最近の天気予報が当たる確率って、カナリ上がってないだろうか。B食クラバーが漠然と抱いているイメージで言うと天気予報ってのは、ソノ前後2〜3日の幅でこうなるカモよ!って言う感じだった様な気がするのだが。
B食クラバーがソノ様に思う理由は特に最近、晴れの日が続いている中に1日ダケ雨が降りますよ!と言う予報が100発100中で当たっているからだ。
例えば秋田わかすぎ国体の最中、明日雨が降るコトなんて全く感じさせない程の晴天なのにも関わらず、さてっ!明日ラグビーの準決勝見に行こうっか!と思ったソノ日に限って雨が降ってしまったり。
いや、ラグビーの試合ソノモノは、台風でも来ない限り結構雨が強くても実施されるのだが、見る方にとってはカナリ辛い。寒さに震えながらスタンドから見続けるのには、相当の体力と集中力が必要だ。って、実際にプレーしている選手達が、一番ツライのには間違いないのだが。
後は何か、コノ日紅葉を見に行こう!って思った日に限って強い雨が降りまくって紅葉狩りを断念。ソノ前後の日は、コレ以上ない位紅葉狩りに適した、絶好の秋晴れが空一杯に広がっていたと言うのに。
…こうして振り返ってみると、自分がレジャーを楽しもう!って思った日に限って雨が降っているコトが判明して、自分の運の無さにホトホト呆れ返ってしまったり、単に逆ギレ起こしてるんじゃないかとか思えてしまうが。
国体で天気と言えば、とても興味深い話を耳にした。国体のために秋田県を訪れた天皇皇后両陛下が、大曲にある保育園的な施設を御訪問された時のコト、屋外での出迎えパフォーマンスを子供達が用意していたらしいが、ソノ準備段階での話。
保育士の方が不安に思ったらしく、当日雨が降ったらどうしたら良いのかと、関係部署に質問したらしい。すると、『天皇皇后両陛下がいらっしゃるトコロでは雨は降りません。コレをロイヤルウェザーと言います。』的な言葉が返って来たのだとか。
そんなコトが実際に起こり得るのだろうか?そう言えば、不勉強な上に知能指数も人並みとは言えないB食クラバーのあやふやな記憶によると、確か皇室の祖神が天照大神だった様な気がする。天照大神とは太陽のコトだったと思うので、そうすると天皇陛下がお出かけになられる先々で、雨の心配は必要ない!と言う少々不思議な話も納得がいける様に思えて来た。
大曲で子供達によるウェルカムパフォーマンスが行われていた頃、秋田市内は曇りではあるモノの雨が降るコトは無く、ソレは大曲でも同じだった様で、つつがなく終了した様だ。
関係ないが、2008年にオリンピックが行われる北京では、大会期間中は例年雨が多い天候でソノ為、開会式と閉会式では雨を降らせない研究と言うのが行われているらしい。記憶に間違いなければ、雨雲が目的地に到達する前に雨を降らせ、雲を散らしてしまうのだとか。
コノ研究が成功して、もし兵器として利用されたら恐ろしいコトだが、B食クラバーが個人的なレジャーを楽しむために、一生に一度ぐらいは使ってみたい気がする。
そんな、さぁコレからレジャーを楽しもう!と思ったある日。しかしまるで、ピンポイントで狙ったかの様に土砂降りの雨が、激しく地面を叩き続け、途切れるコトは無い。前の日も次の日も、コレ以上ない位に秋のレジャーに適した行楽日和だったと言うのに。
気持ち良いぐらいに晴れ渡った秋空の元、綺麗な紅葉を見て日頃の憂さを洗い流そう!と思っていた気持ちは逆に、強い雨に流されてしまった。コンナ日はせめて、何か美味しいモノでも食べなければ気が済まない。そんなワケで、以前からズッと気になっていたオランジェへでランチを食べるコトにした。
店無くなっちゃったのかなぁ〜とか思う程の改装工事の後、晴れて新装オープンを果たしたそば処けん太は、1つの建物の中に2つ入り口があり、ソノ内の1つがモチロンそば処けん太で、もう1つがカフェレストランオランジェ。1つの建物の中に和食の代表格であるトコロのそば屋と、カフェが併設されている不思議感。両者には何か、店舗オーナー同士だと言う以外の接点があるのだろうか?
昔からそば処けん太はイツだって混んでいて、新装オープンしてからは拍車が掛かった様な気がする。ソレを象徴する様に、10台以上停められる駐車場は満車だし、多分だけど路駐している何台かの車の持ち主だって、けん太の中にいそうな気がする。けん太と軒を並べるオランジェの駐車場もモチロンここで、運良く1台分ダケ駐車スペースが空いていた。
特に何を食べようと考えていたワケでは無いのだが、店先に設置されているチョークボードに、和風タルタルハンバーグ限定15食!と書かれていて心が急激に吸い寄せられる。
和風タルタルってどう言うコトなんだろう?隣がそば屋だし、もしかしてカツオ風味だったりするのだろうか?ソレとも…と相変わらず妄想は膨らむ。限定と言う言葉にもモチロン弱いB食クラバーは、ハンバーグはありますか?と聞いてみたトコロ、あると言う返答だったので、迷わず注文してみた。
店内は4人掛けのテーブル席が4つと、後は4人座るには少々狭い様な気がしないでもないカウンター席。外から見た印象から受ける感じよりも狭かったので多少驚いた。新装なったけん太にはマダ行ったコト無いが、もしかして若干狭くなっているのだろうか。
等と考えていると料理が到着。カップスープ、サラダに続き、和風タルタルハンバーグが運ばれて来た。和風タルタルとは一体いかなるモノなのかと言う興味には勝てず、本命たるハンバーグを食べるよりもマズ、タルタルソースを口にしてみた。
見た目はよく見る感じのタルタルソースと変わらないのだが、食べるときっと何かがスペシャルなのに違いない!と期待していたが、食べてみても特に和風と言う感じはしない。
何か隠し味なのかな…。ヤッパリB食クラバーって貧乏舌だよなーとか思いながらハンバーグを口にしてみると、かかっているソースに、醤油風味の中にもやや甘みが感じられる。コレは…、紛れもなくテリヤキの味だ。和風ってタルタルじゃなくって、ハンバーグのコトだったのか!と、少々動揺しながら食べ進めてみた。
ハンバーグは厚みがタップリなのにも関わらず、柔らかくて非常にジューシー。厚みがあってチャンと中まで火が通っているのは素晴らしいテクニック。どうやったらそう言う風に仕上がるのか、是非とも教えて貰いたい。って、だからお店屋さんをやっているんだろうケド。
コンソメスープにはセロリが入っていて、ソノ香りが食べるスピードを加速させる。付け合わせのイモとカボチャも良い感じ。
ランチには更にコーヒー(か紅茶)と、デザートが付くと言う嬉しいコンビネーション。デザートはクルミ入りシフォンケーキ。ハンバーグを食べ終わった辺りでは、マダ若干胃袋に余裕があったのだが、デザートを食べた直後にはお腹も一杯に。まるでB食クラバーが食べられる量を計算し尽くしたかの様だ。
ランチを食べ終わっても相変わらず雨が降り続いていたが、まぁソレも良いカモね!って思わせる程の心の余裕が、B食クラバーの中に生まれた。