FOOTBALL

<2004/12

2002/08>

　緑でいいだろ。

　ドイツ代表の2ndユニが新しくなったそうでですね、普段なら別にフーンっつって、気
にもしないのですが、今迄伝統的に緑だったモノが赤になったって言うから、気になっ
て気になって仕方なくなりまして、そんなワケでググってみました。

おそらくですが、コレに間違いありません。モデルはですね、パッと見 ツィーゲかと思ったのですが、代表のユニなんか着る訳無いので良く見 たらバラックでした。何故か似てる様に見えたんですよ。不思議ですが。 　顔を見せていないのはですね、人間は顔ではない、腹である！と、ド コカのスットコドッコイな元映画解説者の意見に惑わされたから…なんて

コトも無いんですけれども。

　やぁ、何？ドイツの赤いユニって違和感アリアリだよなとか思ったのですが、よくよく
考えてみるとですね、アディダスの赤いユニフォームってそもそもアマリ見かけない様
な気が。そのせいで馴染まないのかと納得しかけたトコロでですね、いや、赤いとか
アディダスとか言う前に、単純に格好悪いだろコレ。ってな結論に達してみました。

　襟がね、ダメかも。って言うか襟の黒いのがダメかも。つーか襟のトコは赤・金・黒で
ドイツ国旗の色をとっているのかと、段階的に気付いていったのですが。胸の白いエ
ンブレムもダメかも。何かダメダメだらけのこのユニフォーム。それじゃぁ下の方は何色
なのかとの疑問が沸々とこう。

　フツーに考えたら黒か赤。黒だとマンUっぽいです。赤だと横山が監督してた頃の日
本代表っぽくって微妙です。白だと同じ日本代表でもバレーボールっぽいです。襟のト
コが3色なので、それに倣ってですね、前が黄色で後が黒とかとんでもない配色の可
能性も。コレだと前後ろドチラを漏らしてもカモフラージュでき、もしもの時も安心です。

　…ヒョットしたらですね、ユニが赤、パンツが黄色でストッキングが黒とかですね、南
米方面によくありがちなコーディネートをされていたらどうしよう？と、頭を抱えざるを得
ません。どうもちょっと貧乏くさい印象を拭い去るコトが出来ないのですが。

　え〜、1stユニが白で2ndユニが赤と言うとですね、永遠のライバルであるイングラン
ドのコトを思い出さずにいられません。イングランドのイメージと言うとワタクシの中で
はですね、PKに弱いってのがダントツであるワケですが、最近メッキリ弱くなったドイ
ツ代表が、最後の希望であるPK戦でも勝てなくなりはしないだろなと、それだけが心
配でならなかったり。

　カーン｜レーマン≒川口｜楢崎ですか？

　スッカリ忘れていましたが、人知れず寂しく現役生活に別れを告げていたドルがで
すね、HSVの監督として現場に戻って来ておりました。今シーズン最下位をひた走る
程に絶不調のHSVが、耐えに耐えかねてトップメラーを解任。かと言って替わりの当
てもないクラブ首脳は、レギオナルリーガで指揮を執っていたドルに白羽の矢を立て
たと言うか、他の選択肢は無かったと言うか、正式な後任が決まるまでの繋ぎのツモ
リで選んだんじゃないかと勝手に思っておりますが。

　そんなワタクシの考えとは全く関係なくですね、緒戦でBVB相手に2-0と、アウェー
初勝利の上、最下位脱出のオマケまで付けてくれました。リーガ開設以来、一度もツ
バイテ落ちしていない唯一のクラブとしての誇りがですね、守られてくれたらソレはソ
レで良いコトなんじゃないかと。

　就任してから5試合位戦った様な気がするのですが、確か勝たなかったのは1試合
位だったんじゃないかと、あやふやな記憶でモノを喋ってしまいますが。まぁ何て言う
んですか。寂しく消えていってしまった選手がですね、指揮官として再び脚光を浴びる
のも良いんじゃないかと。特にドルにはその価値があると思うし。例えば同じ世代でお
そらくいつの間にか引退してしまった選手としては、リードレなんか気になりますが。

　忘れていた名前で言うとですね、ココ数シーズンは海外のクラブチームに所属して
て、でもサッパリ活躍できなかったツィーゲなんですけれども、久しぶりにリーガに帰
って来まして、しかも伝統的にfcbとはライバル関係に当たるBMGへ移籍しちゃったん
ですよ。

　今年のユーロでもスコッド入りしたのですが、1分と置かずベンチをヒタスラ温める存
在でして、サスガのツィーゲもそろそろダウンか？とか思っていたのですが、コレがな
んだか結構良い調子です。キャプテンマークを腕に巻いてですね、張り切っております。

　相変わらず怪我がちで出場したりしなかったりの繰り返しなのですが、今のところ、
以前の様にシーズンを棒に振る程の大怪我はしていないので安心です。こないだは
fcb相手に2-0で勝利しまして、その中では10年位前、マダマダ売り出し中の頃の
ツィーゲを思い起こさせる様なオーバーラップを繰り返し、チームの中心となって活躍
しておりました。やはりリーガの水は合うのか。出来るコトならですね、ショルなんかを
投入して2人の対決！とかあったら個人的には盛り上がったのですが。

　オレ様の歌を聴け！

　え〜、何ですか。コレ迄で最悪な曲！と言うのがインターネット上で投票されたのだ
そうで、その栄えある第一位にビートルズのオブラディオブラダが選ばれたらしいです。

　それはMarsってトコで集計したモノらしいのですが、一体何やってるトコなんだか、
サッパリ解りません。何故オブラディオブラダなのか、その理由もサッパリ解りません。

　んが、しかしですね、特筆すべきはTOP10にランクインしているアーティスト達でし
て、その内の3つに付いてフットボーラーの名前が出ております。1位に僅差の2位に
は、ギャザ＆リンディスファーンが歌うFog On The Tyne（Revisited)が入っております。

　ギャザって言うのはアル中ガッザのコトだそうで、もちろん聞いたコトもありませんし
いつ曲を出したんだ！って言う驚きの方が先に来ます。

　直訳すると、タイン川にかかる霧ってタイトルなのでしょうか。括弧してワザワザ（再
訪）って書いている辺りワケ解りません。一緒に歌っているらしきリンディスファーンっ
て誰やねんって疑問もあって、ちょっとググってみたのですが、30年位前のシンガー
なんですかね？詳しく解らないんですケド。

　その人と新録したのか、昔の音源にガッザが勝手に自分の歌声を吹き込んだのか
解りませんが、こんなコトで脚光を浴びてしまったリンディスファーンさんのコトを思うと
不憫でなりません。

　他にはですね、4位にグレン・ホドル＆クリス・ワドルの、Diamond Lightsって曲が入
ってますよ。ホドルとワドルって、名前が何か似ているなって、書いてて今気付いたの
ですが。それにしてもコノ2人、仲が良かったとは知りませんでした。って言うか止むに
止まれぬ事情があって一緒に歌ったのかもしれませんがね。

　そう言や2人ともスパーズのスターだった様な気もするし、同じ頃にフランスリーグに
移籍してますよね。モナコとマルセイユでクラブは違いますが。ワタクシ的にはですね
よもやワドルまで変な新興宗教っぽい心理カウンセリングにハマっていないだろうなっ
て、それダケが心配です。掟破りの左利きRW、大好きだったんですケドね。

　更にもう1曲、8位にジョン・バーンズ＆リバプール・フットーボール・クラブの歌う、
Anfield Rapって曲が入ってますよ。コレなんかもうタイトルからヤバイです。アンフィー
ルドラップ。このタイトルを聞いたダケで危険です。ウンザリです。御馳走様です。

　どんな歌なのか気になったのでググってみたらですね、アッサリ見つかりましたよ。
レッズのオフィシャルページに載っているから驚きです。歌詞の最初の部分、
♪Liverpool F.C. is hard as hell♪United, Tottenham, Arsenal ♪Watch my lips,
and I will spell ♪'cause they don't just play, but they can rap aswell
を見たダケで、それ以降は見たくないや！って感じます。訳したくもありません。

　大体レッズにはですね、You'll Never Walk Aloneって名曲もあるじゃないですか。
それダケで良いじゃないですか。何でこんなワケ解らん曲を作っちゃったんですかね。

　しかし、コンナにもフットボーラーの曲がイケていないなんて涙を禁じ得ません。そし
てですね、どうやらMarsってトコはイングランドにあるんだろうなと言うコトが何となく解
ったんですケド、ソレがどうした。

　ヒルデブラントはカーンの後継者か。

　ドイツカップ3回戦が各地で行われまして、fcbは早くもvfbと因縁対決ですよ。多分昔
からですね、fcbってのはリーガ内の他のクラブから有力選手を引き抜いて自分達の
レベルを上げて他のクラブのレベルを下げると言う、1粒で2度美味しい6ッテアーモン
ドチョコの様な政策を執っておりまして、それがブンデスリーガ全体のレベルダウン、
ひいてはドイツ代表の弱体化に繋がっているんじゃないかと思いたくもなるワタクシは
ソートーなヒネクレ者ですか。

　10年位前ですか。vfbはですね、エウベル、バラコフ、ボビッチの3人で驚異的な攻
撃力を発揮し、マジックトライアングルなんて呼ばれていたモノですが、その翌シーズ
ンですね、fcbが3人をセットで引き抜く！なんて笑えない話がゴザイまして、当時の
ファンを腰抜けにさせた過去があります。結局fcbに移籍したのはエウベルだけだった
のですが、ボビッチもBVBに移籍してしまい、1人残ったバラコフに涙を禁じ得ないと言
うか何と言うか。

　そんな感じでvfb→fcbへの一方的な選手流出が続いていたのですが、今シーズン
はですね、監督の引き抜きが行われておりまして、vfbファンのfcbに対する憎しみと言
うのも大変なんじゃ無いかと思っておりますが。

　そう言うですね、因縁対決で盛り上がるのではないかと思われたfcb対vfb戦ですが
飛んだ珍客の乱入により先頭意欲を無くしたvfbが一方的にガタガタになり、fcbが3-0
で勝利すると言う、何とも腰砕けな結果になりました。

どんな珍客かと言うとですね、それは犬のコスプレをした女子です。 まぁ、顔が隠れているのでホントに女子かどうかは解りませんが。 　ボディにジャストフィットした衣装に身を包んだ女子の登場にコノ場に いた誰もがですね、徐々に肌の露出が増えていくのを期待したと思う のですが、そのまま警備員に連れられて行ってしまったそうです。

コノ直後からですね、特にvfb側選手のヒットポイントが急降下。落ち る闘争心には歯止めが利かず、サスガのファイヤーヘッドもどうにも出 来なかった模様です。 　って言うかザマーが一番ガッカリしていたって言う噂もありますが。

ワタクシが思うにですね、vfbの敗戦にはヒルデブラントのモチベー ションの低下が一番原因しているんじゃないかと。代表でもですね、 カーンの次はオレがレギュラーGKじゃ！って思ってるハズのヒルデブ ラントはカーンに抱きついた女子の後ろ姿を見ながら、次オレに来たら どうやって抱き返してやろう？って、そんなコトばっかり考えていたハ ズです。

　カーンには女子が抱きつきにくるのに、オレには血相変えたオッサンが力一杯蹴っ
てよこすボールが来るダケかよっ！と、もうキレキレに切れていたんじゃないかと。

　お祭り好きはラテンの宿命。

　ジーコがですね、06WMアジア1次予選の最終戦に、代表の功労者を呼ぼうとして
カナリの物議を醸していたワケですが。結局は実現しなかったこのプラン。悪いのは
タイミングだったのではと勝手に考えております。

　ツマリですね、1次予選が終わっても2次予選があるのだし、ココで戦力の確認をし
ておくべきなのではないかと、コレは誰しもが考えるコトだと思います。そこをフェスタ
だ！と言ってしまう辺り、ジーコ本人は、2次予選の重さをイマイチ理解していないの
では？なぁ〜んて不安も過ぎってきます。

　コレが例えばですね、2次予選をやっていて、2試合を残して本大会出場決定！って
なトコで代表功労者による試合を…。とか話すとですね、1部に慎重論は出るだろうケ
ド、世間の風朝的に賛成多数で可決されたのではないかと勝手に思っております。

　まぁ、先程の考えでいけば、じゃぁ本大会がフェスタなのか？って言われるかもしれ
ませんが。ちょっと誰だったか忘れたんですケド、ヨーロッパの記者がですね、W杯は
予選が真剣勝負の場で、本大会はお祭りだ！って言ってた様な記憶がありまして、
それ程ずれた考えではない様な気もします。（じゃぁ本大会に功労者を呼べ！ってコト
にもなりかねませんが。）許される部分だったんじゃないかと思うんですよ。

　某チャリティマッチにジーコドリームスとかって名前で代表功労者が呼ばれるみたい
ですケド、チャリティマッチとテストマッチじゃ、なんかステータスが違うでしょ。選手も
観客もイマイチ肩すかしっぽくないだろうかと思わなくもありません。

　そう言えばですね、リッティとギドで話し合って、J開設当時のプレイヤーが日本人と
海外の方に分かれてチャリティマッチをやる！ってな話が出ていたのですが、それは
一体どうなったのかと。興味があるのはコッチの方だったり。