FOOTBALL

<2003/06

2003/04>

2003/05/21


 世の中銭や。

 各国のベテラン選手を、イナゴの大群の様に掻き集めているカタールですが、現在
のターゲットはバティの様です。年俸10億円を用意していると言うから驚きです。

 ローマからもインテルからも契約を更新しては貰えず、来季はセリエを離れてプレミ
アリーグ入りを画策していたワケですが、バティも人の子。この金額提示には、日本
史上最大級の震度となるコトが予測されている、東海大地震並にグラグラと来ている
模様です。

 正確なコトは解りませんが、現在世界で最高の年俸を貰っている選手はベックで、
9億5千万円とか言うコトです。もしバティがカタールへ移籍すれば、世界最高の男に
なるワケです。10億円なんて大金、庶民には一生掛かったって稼げるワケ無いので、
単純に非常にウラヤマシイです。

 1年間プレーを続ければ、後は一生遊んで暮らせるハズです。レドンド辺りに顧問を
やらせれば、10億円が何倍もの資産に膨れ上がるコトでしょう。将来は、B&Lコーポ
レーションなんか作って、世界のサッカーシーンに貢献して欲しいです。

 え〜、アルマーニと言えば、イタリア代表のユニフォームやスーツなんかをデザイン
しているコトで有名ですが、今度はイングランド代表の、スーツとかのデザインをする
のだそうです。イタリア人が何故にイングランドのデザインを手掛けるのか、ちょっと
不思議な気持ちもしますが、ラツィオ出身エリクソンの影響があるのかも?なぁ〜んて
浅はかな考えが真っ先に思い浮かび上がります。

 でもやっぱり、イングランド代表スーツのデザインはイギリス人にやって貰いたい気
持ちも若干ございまして、例えばバーバリーなんかで作ったら、やたら格調高いスー
ツが出来上がるに違いありません。各国代表が集まるレセプション会場でも一目置か
れるコト間違い無し。この場合、着ている選手がリラックス出来ないかも知れないと言
う懸念が発生します。

 だからと言ってマーガレットハウエルなんか着てしまうと、他の国の代表選手達が
ピシッとフォーマルでキメている中、糊の利いていないルーズなシャツなんか目立って
しまってサマになりません。

 と言うワケで、アルマーニに対抗するイギリス人デザイナーと言えば、ポールスミス
以外思い浮かびませんが、ヘタすりゃジーンズで出来たスーツを発表されそうでちょっ
とコワイです。ま、別に誰がデザインしても、サッカーのレベルとは関係ないんですケド
ね。

2003/05/20


 世の中銭や。

 ヴォルフスブルグを退団した後、一体どうすんのかなぁ〜と思っていたエッフェです
が、なんとバスラー同様、カタールのクラブに移籍するのだそうです。ドイツ人ばかり
がターゲットなのかと思ったら、フランス人のルブフも移籍するのだそうで、各国のベ
テラン選手の名前が、カタールサッカー協会の獲得リストに載っているのは間違いあ
りません。カズやゴンの名前は無いのでしょうか?

 選手ばかりか、各クラブの監督もドイツから輸入する様で、これはアジアの中でも目
を離すコトが出来なくなりそうです。今回の移籍選手が、Jリーグ創設時に日本に来て
くれた、リッティ、ジーコ、ディアス、リネカー以上に、カタールサッカー界に良い影響を
与えるのは確実です。

 特にエッフェ&バスラーと言うのは、ピクシーが2人いる様なモノ(プレー的にも人格
的にも)で、コレを抑えるコトが出来るのならば、カタール代表のレベルもグングン上が
るに決まってます。(現時点で弱い!ってチームでもないし。)

 中東で強い国と言うと、サウジ、UAE、イラン、イラク辺りが頭に浮かびますが、その
中にカタールも加わってくるでしょう。日本がそうなった様に、カタールがアジアNO.1の
座に辿り着くのも、そんなに遠い日のコトでは無いかも知れません。06WMアジア予
選が楽しみです。

 その06WM本大会参加国数を、現行の32から36に増やそう!と言う動きが南米を
中心にありまして、その発言の出だしの頃は、『ドイツは36チームでも対応できる。』
と、エブリバディ$カモン☆カモン!な姿勢を色濃く出していたカイザーですが、ココに
来て『36チームには反対』とか言い出す、相変わらずのワケの解らなさを披露しており
ます。

 しかも、あろうコトかの辞任を匂わせているワケでして、コレはヒョットして、思ったよ
りも大変な大会役員の仕事に嫌気がさしたのでは?なぁ〜んてコトも考えられなくも
ありません。ま、最初に言ったコトと最終的な状況が正反対だってのは、カイザーにし
てみれば当たり前のコトなので、慣れてるっちゃぁ慣れてるんですケドね。06WMの大
会運営が巧く行くのかどうか、今から心配です。

2003/05/18


 過ぎたるは及ばざるが如し。

 4月中は結構良いペースで更新を続けていたのですが、気が付くと5月も半ばを過ぎ
ようとしています。この間、本来ならば☆マーク付きのタイトルが幾つか発生するハズ
だったのですが、完全に時期を外した今となっては取り返しがつきません。気になっ
た事柄を羅列してみると、次の様な感じです。

 ・祝!バイエルン優勝!!
 シーズンが始まる前からの決定事項だった様な気もしますが、前評判通りに勝つっ
て言うのはナカナカ難しいモノ。CLは1次Lで敗退するし、後半は怪我人続出でイキナ
リ勝てなくなるし。30年振り位で、自らが持つ最短優勝記録を楽勝で更新出来るハズ
だったのに、結局はタイ記録に落ち着いたのが残念。楽しみは来年にとっときますか。

 ・祝!マンU優勝!!
 オールドトラッフォードでビッグイヤーを抱える野望は潰えたモノの、プレミアでは優
勝。ポイントはシーズンマッチとなったガナーズ戦で、相手のビエラとキャンベルが、
それ以降の試合に出場出来なくなったコトでしょうか?プレミア史上最悪のスタートを
切ったマンUですが、最後に帳尻を合わせました。現在ベッカムの移籍問題が騒がれ
ていますが、果たしてどうなるコトか。

 ・シュマイケル引退!
 キャリアの全盛期をマンUで過ごしたデンマーク代表のGKが、遂にユニフォームを脱
ぎました。ファギーがシュマイケル以降、どんなGKにも満足していないってのが、彼の
存在感を際だたせています。って言うか、もうカーンしかいないんじゃないの?スッカリ
泣かず飛ばずのファンデルサルとか如何でしょう。

 ・藤吉帰国!
 コレはもうホントにどうしようもないです。治療法が確立されていない最新の病気の
流行のためにCリーグが中断。せっかく活躍の場を見つけた藤吉にとってはカナリ辛
い決断だったと思います。思えば、ガッザのアメリカへの逃亡劇も、こうなるコトを予見
してのモノだったろうか。甲府とかで契約してくれませんかね。とりあえず北沢の引退
試合には出場して欲しいです。

 ・アウゲンターラー解任!就任!
 少ない戦力ながらも、頑張ってニュルンベルクを指揮していたアウゲンターラーです
が、成績不振のため、遂に解雇されてしまいました。監督になった'90年組の中では
頑張っていた方なので残念だと思っていたのですが、昨季のリーガ2位&CL2位は幻
だったのか?って思われる位ヘトヘトなバイヤーの監督に抜擢されました。バイヤー
がツバイテ落ちするかどうかは、リーガ最終節のニュルンベルク戦に賭かっていると
言うのも因縁を感じます。さて、どうなるか。目が離せません。

2003/05/03


 横浜国際競技場W杯ツアー。

 横浜国際競技場は、2002年6月30日、W杯決勝戦が行われたスタジアム。それぞ
れに両国史上最低のチームと言われていたドイツとブラジルが、W杯で史上初めて対
戦すると言う意外な組合せで、純粋なサッカーファン的には完全燃焼しきらなかった
ワケですが、色んなコトを含めてそれがサッカーであると、今になったらムリヤリ思え
てしまうトコロが何とも言えません。

 S's Webでは熱狂的にドイツを愛しているワケですが、コレはW杯の決勝戦ではない
と思い込みながら、TVで視聴しておりました。

 で、優勝して浮かれ気分のブラジル代表が、スタジアムのロッカーに書き残していっ
たサインがメインイベントなスタジアム見学会へと参加しました。スタジアム見学はツ
アー形式になっていて、各回の時間が決められており、大人1人\500。決勝で負けて
しまったせいなのかどうか、ドイツはスタジアムに何一つ置き土産を残していかなかっ
たそうです。ブラジルとドイツの国民性の違いをも感じさせる話でグスン。
 

 そんな中でもカーンの手形があると言うので楽しみにしていたので
すが、それは何と、ツアーとは全く関係無しに、スタジアムの正面に
ドーンと作られているモニュメントに飾られておりました。

 『あれ?お金払わなくても見れたんじゃん!』と思うと、悔しさが止ま
らない。ツアー内容に不安が入り乱れ出しました。

以外と小さかった。


 ガラーンとしたスタンドを歩きながら、スタジアム設備の説明。電
光掲示板脇にある時計の直径が2mと聞いて驚く。ドコのスタジア
ムに行っても見慣れたモノだから全く気にしていなかったケド、意外
と大きかったのね。

 この座席が去年\80,000もしていたのかと思うと座りたくなってし
まうが、他にそんな人はいなかったのだろうか?

YOKOHAMAって書いてるんだケド。


 ようやくスタジアム内部に入り、普段は見るコトが出来ない部分へ
突入。ブラジル代表が使ったロッカールームへ向かう。選手とスタッ
フ全員が入るには、やや狭そうな印象を受けたが、それぞれのロッ
カーの壁には各選手のサインが書かれ、表面が透明な板で覆われ
ている。

 ロッカーに扉って無いんだケド、コレって当時もそうだったのだろか?

ブラジル主将カフーのサイン


 ココで大撮影大会。1番人気は、当時大五郎カットでベッカムに対
抗していた、W杯得点王のロナウドだったが気にも留めず、カフーと
ロベカルの前でパチリ。ロッカー毎にレプリカユニが無造作に置かれ
ていましたが、あれって簡単に盗難に遭いそうでコワイです。

 続いて、ロッカーからピッチへ出る部分に、横浜国際で試合をした
各国代表のサイン入りユニが展示されていました。このツアーには

どれが誰のサインだか解らない

添乗員が1人ついていて色々説明してくれるのですが、ドイツ代表のユニを視界に捉
えた瞬間、添乗員を無視して一目散にユニフォームの前へ。他のツアー客は、あい
つ何やってんだ?って思ったに違いありません。1人ねぶねぶとサインを鑑賞。最高
の瞬間でした。実際は鳴っていないのに、FIFAアンセムが聞こえて来る。


 大会テーマソングに合わせてグランドレベルへ。しかし陸上トラックの
手前迄で、ピッチに立つコトは出来ませんでした。残念。そのまま貴賓
席へ移動。

 ベッケンバウアーが座っていた椅子に腰掛ける。ロケーション最高。
感無量〜。 

良く解らん


 そんな感じでスタジアムを一周したツアーも終了。所要時間は
約1時間。\500払った甲斐は充分にあったケド、ケッコー疲れまし
た。駅からスタジアム迄歩いて行ったのですが、それがボディブ
ローの様に効いてきました。最後にもう1度カーンの手形のトコロ
に行き、手を合わせてみる。親指と小指の間1m位あるんじゃない

あまり見たくない結果

かと勝手に想像していたのですが、カーンも普通の人間に近い生物(?)だと解り、
ホンの少々安心。次は2006年ドイツですな。