フットボール

FOOTBALL	<2003/11	2003/09>

2003/10/21	復讐するは我にあり。　EC04本大会出場に向けて、スコットランドとのプレーオフに臨むオランダ代表が発表されましたが、何とその中に伊藤英明の名前はありませんでした。って、まさかそんなウソでしょ。アドフォカート、思いの外執念深い様で。FWの軸をですね、バルサで絶不調、ボールを持つ度って言うか、ボールの半径3m以内に近づく度に、敵チームのサポーターからは喝采を浴び、見方のサポーターからは大ブーイングを浴びる天才肌のプレーヤーだと考えているとかで、相性の問題から決定したそうです。　どっちかって言うとですね、簡単なシュートは枠を外し、難しいシュートだけアッサリ何事も無かった様に決める選手を外すべきだと思うのですが。自分がゴールを決めるに値する難しいパスが来た時ダケその気になってそうで怖いです。　その、~~いつまで経っても~~西欧の新星は、バルサ→マグパイズへの放出がまことしやかに噂されておりまして、バルサの実情を知る指揮官としては、~~いつまで経っても~~西欧の新星を、再生させるコトが出来るかもしれないと思ったり思わなかったり。　現段階でオランダ代表から伊藤英明を外すコトは非常に危険だと思わなくもないですが、先日のEC04予選最終戦で、伊藤英明がいなくても5点も獲ったトコロを見ると、意外と大丈夫かもしれません。…伊藤英明がいたら10点位獲ったかもしれませんが。　ま、オランダ代表のFWには、マカーイとかファン何とかとかファン何とかとかイッパイいますので、虫干しには持って来いかと思われます。コレでオランダが本大会に出場できなかったら、アドフォカート更迭の上、伊藤英明復帰だろうし、復帰できなければファギーが大喜びだし、ってコトはマンUの勝利数も増えそうだし、どっちに転んでもトントンってコトにしませんか。　トコロで今季、他のチームが絶好調なコトもあってナカナカ首位に立てないバイエルンは、苦手なボルシアMGと対戦するためにベーケルベルクへと乗り込みましたが、案の定良いトコロ無く0-0のドロー。順位も首位バイヤーに勝点4差の5位と、やたら中途半端なポジションに着けております。　他にはシュツットガルド、BVB、ブレーメン等、昔っから強い！ってイメージの溢れかえっているチームが順当に成績順に並んでいるワケなのですが、何とですね、バイエルン、遂にCLでフランスチャンピオンのリヨンと試合をするコトにあいなりまして候。　昨シーズン迄の副キャプテンをアッサリと手放したバイエルンでして、手放されたエウベルにとっては、絶好の復讐の機会が訪れたワケです。エウベルには活躍して欲しいと思う反面、バイエルンには負けて欲しく無いと言う、複雑な乙女心にも似た心境の真っ直中でゴザイマス。　…何かですね、バルボって今、サミュエルの代理人しているそうですよ。

2003/10/20	矢は3本束ねなきゃ折れやすい。（ギグス、スコールズ、伊藤英明ね。）　マンUとリーズってのは、結構な因縁が溢れかえっておりまして、どれぐらい溢れているかと言うと、新橋の焼鳥屋の屋台で一杯飲んだ時に、コップから溢れた日本酒が更にその下に敷かれている受け皿からも溢れている位。…この例えだとチョット得した気持ちになってしまいそうなので、失敗したなと思いつつも、まぁそれぐらいのショーマンシップをそこはかとなく感じさせる間柄でございます。　リーズの本拠、エランドロードに乗り込んだマンUですが、風邪を引いたとかでギグスはスタンド観戦となりました。この時点で流し見決定でゴザイマス。ハッキリ言ってギグスとは無関係に、スコールズと伊藤英明辺りがバンバン決めまくってくれると思っておりましたが、虎の子の1点を決めたのは、スキッパー・ロイキーンでした。　普通なら、頼れるキャプテン&CHってコトになるのですが、キーンがゴールを決める時ってのは、大抵自分より前のアタック陣がダラしない時と決まっておりますので、他の選手達は肝を冷やし捲っているのではないかと思います。　その中でも特に冷や汗をかいているのが、左右のウィングで先発したクリロナと、先のEC予選でゴールを決め、良い気分でコノ1戦に臨んだハズのフレッチャーでは無かろうかと勝手に推測します。って言うかそうあって欲しいと思うのですが。クリロナなんか何も感じてなさそうで怖いです。　相変わらずエレガントさの欠片もないダイブを繰り返し披露しておりまして、カードも PKもドチラも貰えず、芝生にキスしまくりです。しかもコノ試合で大活躍したのが、ネビルブラザーズの兄だって言うのが信じがたいです。まるでEC96で、初めて国際舞台に名を馳せた頃の出来を彷彿させます。相手の得点機を何度も阻み、スキッパーの決勝点もアシストしたってウソでしょ。今後、コノ様な確変が何度続くか解りませんが、ガリーの名声も一息ついた模様です。　コノ勝利でマンUは、首位こそチェルシーに勝ったガナーズに譲ったモノの、プレミアシップ2位に着けました。S's Webの希望は叶わなかったワケですが、コレはコレで良しとすべきか。　いつの間にか多分開幕しているハズの、でも日本ではナカナカ情報を拾うコトの出来ないカタールリーグですが、どうやらカニが怪我をした模様。どれぐらいの怪我なのか、相変わらずサッパリ解りませんが、カタールサッカー協会が替わりの選手を探しているとか言うんで、ヒョットしたら結構ヤバイかもしれません。未確認情報ですが、カタールリーグ移籍初ゴールを決めた！って話も。チームは負けた様ですが。　さて、S's Web 的に日頃アマリ見るコトのないセリエでは、インテルがクーペルを解雇して、後任にザックを選んだ模様。他人様の意見を聞くと賛否両論、喧々囂々ですが、ミランを率いた人物がインテルの指揮を執るなんてと、1人遠い目。

2003/10/18	コレで見納め。　大方の下馬評を覆し、ウディネーゼを破って次のステージへ駒を進めたザルツブルグでして、その試合ではヘスラーが直接FKなんか決めちゃったりなんかしちゃったりして、そのシーンだけでもTVで見たいなぁ等と思っていたワケなのですが、何と次の試合でパルマと当たるコトが決定致しまして、中田がいるチームなので間違いなくスカパーで放送されるだろうと、今からトキメいております。　中田がいるチームなので、殆どの日本人がパルマを応援すると思われますが、ヘスラーのいるチームなので、S's Webとしてはザルツブルグを応援します。出来ましたら今迄の戦歴ってコトで、イッケのFK映像を流して欲しいです。そしてソノ試合でもFKを 1発決めたりなんかしたら、永久保存版としてDVDに残して、人生の折に触れ、食い入る様に舐める様に、激写的に何度も何度も、繰り返しループ再生してしまいそうです。　今シーズンが始まってから1度もピッチに立つコトもなく、ベンチはおろかスタンドにもその姿を見掛けなくなって久しいバルテズですが、新参者のアメリカ代表ハワードとポジション争いするでも無く、『彼の力が僕より優れているダケのコト。』とか、妙に達観したコトを言い放ち、人から給料泥棒と罵られ、年金生活者なのかと蔑まれても、一貫してまるでソレが自分のポリシーであるかの様に、泰然悠々と過ごしておりまして、ひょっとしたらプレミアではもうやる気が無くて、カタールから声が掛かるのを待っているのでは無いかとも思われたのですが、この度マルセイユへのレンタルが決まった様です。　マルセイユとしては最初、買うツモリだったらしいのですが、なにせ98W杯&EC00 チャンピオンのGKは、年俸も高けりゃ移籍金も高すぎて、いかに元名門クラブとは言え、一介のクラブ、市井のチームに成り下がってしまった今となっては、手や足どころか鼻血すら出せなかった様です。　移籍期間に決定した話では無いので、FIFAの裁定待ちだそうですが、悪くても1月の移籍期間には実現する話だそうです。しかし、現在マルセイユにはベドランっちゅうナカナカ良いセンスをしたGKがいるので、彼を押しのけて、いきなりゴールマウスに居座るってコトも当たり前には考えにくいので、マルセイユに行っても（多分）ベンチで、泰然自若と構えている恐れがあります。相変わらず、『彼の力が僕より優れているからさ。』なんてセリフを吐きながら。　って言うかマルセイユに所属していた頃のバルテズは、今とは違ってパヌッチと正面切って張り合える程の素敵な7:3カットをしていたので、今回の移籍を機に、荒いざらいを捨て去って、何もかも始めからやり直すツモリで、心機一転ヅラを被って出場しやしないかと、ちょっとって言うか、カナリ期待しています。　新型肺炎が猛威を振るっていた中国から、アル中になった振りして決死の覚悟で脱出してきたカッザですが、その逃亡劇はアマリにもスリリングで、アパルトヘイトの実体を全世界に向けて告発したドナルド・ウッズの再現であると言われ、映画化が企画されたら良いなぁと、おそらく本人ダケがそう思っているハズなのですが、何とコノ度、 20年振りにトップリーグに昇格したモノの、ブッチギリの降格候補NO.1であるウルヴズの練習に参加しているそうです。　コレはモウ、あくまで練習に参加しているダケで、それ以上の他意は無いと言い張っておりますが、インスが怪我している間にいつの間にか居座られちゃ叶わん！と思った（かどうか）チームメイトが一念発起し、プレミア4位に着けていたフルアムに対し、アウェーで0-0の同点劇を演じる原動力となった模様。とばっちりを喰った稲本はイエローカードをゲット。次節サスで、スターターの座が怪しくなっております。

2003/10/17	伝家の宝刀。　UEFAカップの1回戦。1回戦なのですがドイツ勢、軒並み敗退しております。しつこい様ですが1回戦ですよ。涙がチョチョ切れます。　先日のEC04予選最終戦でゴールを決めたボビッチのいるヘルタは、ついでに言うとフリートリッヒとレーマーもいるのですが、2戦合計0-1でグロツリン・グロジスクとか言う聞いたコトもない、正確に言うとドコの国に所属しているのかも解らないクラブに負けております。ドイツ代表が3人もいてコノ体たらく。目頭を押さえずにはいられません。　初戦を2-1で勝っていたHSVは、ドニプロ・ドニプロペトロフスクとか言う、コレもヤハリ聞いたコトの無い、名前からして何となく旧ソ連邦に所属してそうなコトが辛うじて想像できるクラブに負けております。コチラは何故かラインハルトやラーンと言った辺りが後半も押し迫った時間帯から交代出場しておりまして、一体どう言うコトなんだよ！って気持ちで一杯です。…寒さにやられたのだろうか。気が付くと手が自然と両方のコメカミを押さえております。　ペナルティにより今シーズンのリーガで、勝点3がマイナスされているカイザースですが、コチラも2戦合計1-3でテプリツェってチームに負けております。ホントにドコのクラブですか。相手チームの選手、1人も知らないですよ。　シャルケは、カメン・イングラドとか言うチョット油断すると全員首にマフラー巻いて登場しそうなチームと対戦しまして、コレは1-0で勝利しております。マフラー巻いて仮面被ってるダケに、キックとか異常に得意そうなので、勝てたのはラッキーとしか言い様がありません。カメン・イングラドって一瞬、イングランドのチームかと勘違いしそうなのですがクロアチアのチームだそうで、ならマフラーは黄色なんじゃないかって気がプンプンします（偽ライダーね。）。フニフォームが黄色だったりして。　BVBが3-1でオーストリアウィーンに勝利している、コレは立派です。立派ですが、元々BVBはCLに出場しているチーム。勝って当たり前っつっちゃぁ当たり前って感じの気がバンバン充満しております。　サウサンプトンがステアウェアブカレストに2戦合計2-1で負けるのとはワケが違うんですよ。って言うかコレは逆に誉めて上げたい位ですが。グラスホッパーがアウェーゴールでハイデュクスプリトに負けるのとは事情が違うんですよ。ニューカッスルは2 戦合計6-0でNACブレダとか言う聞いたコトの無い、でもやんわりとオランダに所属してた様な気がするクラブに勝ってるですよ。　ドイツはCLランキング4位の座を保っておりますが、本来なら3位以内に入って欲しいトコロ。って言うかS's Web的には1位以外考えられないのですが。コノママ行ったら 3年後には7位以下迄順位を落としかねなそうで夜も眠れません。現在勝ち残っているクラブの最低限のノルマはクォーターファイナリストです。当たり前ならセミファイナリストです。理想を言えばファイナリストですが、あり得ないので却下。　ついでに申し上げますと、ヤンカーの所属するウディネーゼと、ヘスラーの所属する SVザルツブルクが対戦しまして、2戦合計2-2、アウェーゴールでザルツブルグが勝利しました。ザルツブルグのHPを見てみると、ドイツ語だらけなのでワケ解らないのですが、選手名とサッカー用語ダケ拾ってみると、ヘスラーが25mのFKを直接決めたみたいです。せめてこのシーンだけでもスカパーで放送して欲しいですのですが。

2003/10/15	白いマットのジャングルで。　元マンUキャプテンのスティーブルース率いるバーミンガムがホームでチェルシーと対戦。見事に0-0のドローに抑えました。ココで勝っといて、単独首位に立ちたかったチェルシーですが、ガナーズと勝点で並び、得失点差1で、それでも念願の首位に立っております。ガナーズとブルーズはコノ週末、直接対決を控えておりまして、さて一体どちらが勝つでしょう。　S'sWebとしては両者引き分けの上、マンUが勝利して首位に立つって絵を書いておりまして、モチロンそれ以外は考えられません。ユーロ予選の無駄な消化試合に出場せず、休養万全の伊藤英明の大爆発を期待しております。って言うかアドフォカート、スコットランドとのプレーオフにまさか伊藤英明を呼ばない何てコトはないだろな。もし伊藤英明を呼ばずにスコットランドに負けたら批判集中は免れないですが。　トコロでコノ試合の結果、バーミンガムは首位に勝点5差の4位に浮上。…マジですか？ファギー後のマンU監督候補の中でも、スティーブルースの名前はカナリ抜け出したモノと思われます。って言うか、エリクソンがブルーズに就任した後のイングランド代表監督候補にも名前が挙がりそうですが。　トルコ－イングランド戦の余波は意外な程広がり、アルパイとベックによるチョットした小競り合いだろな程度にしか感じられなかった、フィールド上での頭突き寸止めがそんなに問題なのかよ！それよりだったらバルサの控えGKの跳び蹴りの方が酷いだろ！とか思っていたのですが、ハーフタイム前に通路で、両チーム選手達が大乱闘をしたそうで、サッカーをする前はボクシングをやっていただか、ハイスクールではボクシング部に所属しているだかのルーニーが、キャプテンを守るために、相手に一発食らわしてやったそうです。　さすがルーニー。キングを守るために忠実なナイト精神を披露したワケで、その様は主君義経を守るために、自ら義経に向かって飛んでくる矢に飛び込んで行き、死して主君守った佐藤継信を彷彿させます。武士と騎士には相通じるモノがあるのでしょうか。ジョンブル魂の鏡として、継信同様、後世迄長く語り継がれるコトでしょう。　って言うか、ココでも問題になっているのはベックとアルパイでして、どっちかって言うとルーニーの方が酷いコトやってる様な気もしますが、ヒョットしたら他の人はモット酷いコトをしているのかも知れません。とにかく、FIFAやUEFAによる裁定とは別の問題でアルパイはビラを離れるコトになるかもしれない様です。　アルパイがこのページを見るワケは無いのですが、S's Web からアルパイに向けて送りたいメッセージがあります。　『モチョット考えて行動しろ。』

2003/10/14	ココでお別れみたいです。　EC04プレーオフの組み合わせが発表されまして、ウェールズはロシアと対戦するコトになりました。スペイン、オランダ、トルコと言ったトコロを上手に避けたコトを考えると運も味方していると言うコトでしょうか。02年は絶好調で、03年は尻窄みって言うか、 02年で確変が終了したんだって、誰でも考えていると思いますが、最後に一踏ん張りして欲しいです。　メンバーが全員揃えば、ロシアと言えども敵わない相手では無いと思われるので、後一ヶ月気をつけろよ>ギグス。　フォクツ率いるスコットランドは、オランダと当たり厳しいです。まぁ、予選中のオランダを見る限り、コレも敵わない相手では無い様にも感じますが、最終戦でモルドバ相手に5点も獲ったのかと思うと怖いです。更にアドフォカートは、レンジャーズを率いていた人物なので、スコットランドのコトをカナリ詳しく分析出来る可能性もあります。いや、別にどっちが勝っても良いんですケド。　スペインはノルウェーと当たりまして、スペインにとってノルウェーはナカナカ苦手な相手の様な気がするので、どうでしょう。ソルシャーがプレーオフに間に合うのかどうかが気になります。いや、別にどっちが勝っても良いんですケド。どうせスペインは本大会に出場しても予選グループ、或いはトーナメント1回戦で負けるだろうし。　イングランドへの復讐に燃えるトルコはラトビアと対戦。何も考えなければトルコの楽勝って感じですが、ポーランド、ハンガリーと言った昔強かったケド、今はそれ程でも無い伝統国を抑えての出場なので、油断するとヤバイです。今度こそ新しい歴史を作れるか？　最後はクロアチア対スロベニア。マジですか。両者ともセルモンを相手に戦っていた間柄なので、仲良い様な気もしますが、どうでしょう。大袈裟に考えると血の雨が降りそうですが。　他のチームはドコが出て来ても、S's Web的には一緒なのですが、ウェールズだけにはヤッパリ出場して欲しいと、お百度参りでもしたい心境です。

2003/10/12	PK大好き。　各地でEC04予選最終戦が行われ、ドイツとイングランドが、どうにか本大会出場を決めました。予選のグループ分けが発表された時は、マスコミ的にはドイツは楽勝で予選突破、戦わずして本大会出場決定！とか呑気にも騒がれていたのですが、真実を見極める能力の高いドイツファンはそんなコト無い！って分かり切っていたので、ある程度の苦戦は予想していたのですが、ココまで酷いとは思っていませんでした。　アイスランドとの予選最終戦は、バラック、ボビッチ、クラニーと、某政党の三役に例えるなら、壮・老・青と3世代に渡ってバランス良く得点を重ね、3-0で勝利しました。予選の最終戦だからか、ようやく緊張感を取り戻したのか、ココ迄の全ての試合を、最低コレぐらいの点差で勝って欲しいってレベルを、ようやく取り戻した様です。　途中、アマリの不甲斐なさにフェラーの更迭問題などありましたが、どうにか結果を出しました。しかしキツイ状況に変わりはありません。救いはですねぇ、今日の試合で先制点を挙げ、ココに来て代表の中心選手としての自覚も出て来たバラックがですね『このままじゃ4年前と変わらない。』って警鐘を鳴らしているコトでしょうか。選手側から出て来たコノ声が、コレからのドイツ代表を変えるキッカケになればと切に願います。　イングランドはイスタンブールで。アジアの赤い国なんか比べモノにならない程の壮絶なスタジアムには、ベック&イルハンを見ようツアーの日本人女子観客もいた様ですが、勇気があると言うか、無謀と言うか世間知らずと言うか、とりあえずソノ行動力には脱帽します。もしスタジアムで何かあったら、真っ先に血祭りに挙がっていた様な気もしないでもありませんが。　トルコの挑発を無視し続けたイングランドが、プラン通りに勝点を得たワケですが、リオのドーピング疑惑、オーウェンの怪我、集団暴行事件、エリクソンのチェルシー就任報道等、様々なマイナス要因がありつつも本大会出場を決めたのはウレシイです。　担当したAマッチでPKの判定を出すコトが多いスキンヘッド審判は、やっぱりコノ試合でもPKを提供しまして、ベックが颯爽と決めて、趨勢も決定するのかと思いきや、ペナルティスポット付近迄走り込んだベックがボールに向けてスライディング。見事に宇宙開発ロケットの打ち上げに成功しました。　サスガのベックも緊張してるのかとか、ヤケに芝がスリッピーになっているなとか思っていたのですが、試合前日の練習で、『ペナルティスポット付近には近づかないで下さい。』と注意されていたらしいです。コレ、ホントの話だとすれば…。　トルコは、02W杯で見せた、1人が詰まってもスグに2人目、3人目がフォローに走ってくると言う様な小気味良いサッカーは展開できませんでした。オッズに負けずにイングランドに賭け、得した人が少数ながらもいる模様。ロンドンで大騒ぎしている模様。　他にはギリシャが1位通過、スコットランドがプレーオフ出場と、ドイツ人が監督しているチームが軒並み好成績を残しております。コレがドイツ全体にも好影響をもたらすコトを期待せずにはいられません。　ウェールズは結局2位でプレーオフへ。残念。ガンバレ。

2003/10/11	ゴールも上手いが泳ぎも上手い。　見ました。ルーマニア対日本。日本時間19:00キックオフって、現地時間一体何時なのでしょうか。スタンドにマイクが立っていないのか、選手達の声をマイクが拾って臨場感タップリです。って言うか練習を見ている見たいです。って言うか観客入っているんですか？　ようやく映し出されたスタジアムの規模は、陸上トラック付きの西が丘競技場を彷彿させる雰囲気があります。ジーコ舐めで背景にマンションなんか映っているのを見るとマスマスそんなムードが漂います。　先日のチュニジア戦に続いて2試合連続して、日本代表の全ての得点を叩き出した柳沢は、素晴らしいゴールを決めて上手いなぁと思ったのですが、その後続けて2回程、トッティも真っ青のダイブを披露。イエローカードが1枚も出ないのは不思議なのですが、カードを出すレベルに至っていないと言うのが真実でしょうか。柳沢にはセリエの波に揉まれて、少しでもトッティのレベルに近づける様に努力して欲しいです。　え～、コノ試合ですね、フィールドの脇に立て掛けてある宣伝の看板がですね、全てなんか消費者金融とか百貨店とか電機メーカーとか日本の企業だったんですケド、どう言うコトですか。見ていなかったんですケド、チュニジア戦も同じだったのでしょうか? 舞台の設定も背景も、何もかもを自分達で用意して、世界中をさすらってる様な気配が漂います。　ハッキリ言って久しぶりに代表で活躍する藤田を見たかったのですが、その姿は一瞬たりとも見るコトは出来ませんでした。…次代表に選ばれるのイツなんでしょうか？って言うか、もう2度と呼ばれないかも。　そんなコトはさておいて、世界的に最も注目される決戦がもうすぐキックオフされるのですが、イングランドはここ100年で初めて、相手チームよりもオッズが低くなる事態となった模様です。S's Web的には、初めてなのかよ！とツッコミを100回位入れたい気分ですが、それだけイングランドファンが多いってコトだろうし、今回は諦めた方々も多いと言うコトかもしれません。　トコロで、ベックが先頭に立ってFAに造反したのかと思ったら、ベックはキャプテンらしく造反を抑えた人物らしい。一番激高していたのはガリー。何か事情があるのではなかろうかと邪推もしたくなる程ですが、ベックによる夜中の2時迄の説得が功を奏し全員丸く収まった様です。って言うかイングランドのためには、そろそろ呼ばれなくなった方が良いって話もあったり、無かったり。

2003/10/10	ラグビーもフットボールってコトで。　殆どの日本人がその存在を知らぬまま、第5回ラグビーワールドカップが、オーストラリアで開催されました。日本は第1回から全ての大会に出場しているのですが、この盛り上がりの無さは一体何なんでしょう。　前回大会は、オープニングセレモニーとかオープニングマッチとか地上波で放送していたハズなのですが、今回はスカパーのみです。こんな調子では日本戦すら地上波で放送されるのかどうか怪しいです。　ま最も、今回のジャパンは史上最弱のフィフティーンと言われているし、それを補うハズのスカウティングも何もなされていない様なので、殆ど期待って出来ません。何て言うか、無様な試合がなされたとすれば、ラグビー人気の暴落にマスマス磨きが掛かるので、地上波で放送しないならしないで良いのかも知れませんが。　そう言えば今迄日本ラグビー界には地域リーグしか無かったワケですが、今年からトップリーグと言う名前の全国リーグが組織されました。ハッキリ言って何故今迄無かったのか不思議でしょうがないのですが、マーケティングも何もあったモンじゃないので、コレについても殆どの日本人はその存在を知りません。10年位前のラグビー人気絶頂期の頃にやっとけば良かったのにね。時既に遅しとはこのコトですか。　日本ラグビー最後の切り札と目された平尾監督に率いられた第4回W杯代表が惨憺たる結果に終わり、ラグビーに期待しているファンもマスコミもいなくなってしまったのかもしれないですケドね。ワタクシも、今のジャパンよりも第1回、2回大会のジャパンの方が強いだろうと思います。って言うか、何十倍も魅力を感じます。　え～、開会式。世界中の民族の要素をふんだんに取り入れた、非常に開会式らしいお祭り気分を盛り上げる式典が展開されておりまして楽しかったです。前回のウェールズ大会では、ビールと歌があれば他に何もいらないと言う土地柄と言うか国民性と言うか、最初っから最後までスタジアム全体で歌を歌いまくるダケで、見ているの辛かったです。　って言うかスタジアムのオーディエンス達がですね、何で皆その歌知ってるんだ！お前ら皆練習したのか！って思う程不気味に揃っていたのが嫌です。　開幕戦のオーストラリア対アルゼンチン戦。オーストラリアと互角の勝負を演じるアルゼンチン。全回大会でもウェールズを破っているアルゼンチンと日本の間には、10 年前にはそれ程力の差って無かったハズなのに、今のコノ状況はどう言うコトかと問いたいです。もっと代表に力入れろよ。

2003/10/09	さすが議会政治発祥の国。　真剣に引っ越しのコトが気になって、ドーピング検査を忘れていたらしいリオですが、その後の検査で陰性と判明。なら問題なしでチームに同行させろ！と代表チームの主力選手数名が、って言うかハッキリ言ってマンU所属選手&元マンU所属選手&リオがいない試合で失点したら、全てが自分のせいになってしまう可能性の高いCBの片割れ&何故かケガの状態が酷くて試合に出場できるかどうか解らないCF辺りがですね、試合をボイコットするぞ！と言ってFAと揉めていたらしいですが、どうやら全員出場するコトになった模様です。　トコロがですね、オーウェンがヤッパリだめみたいでして、試合に出場できないらしいです。なんかもうですね、何をどうやってもイングランドの勝ちはありえないんじゃないかと思うんですが、対戦するトルコの選手達が試合中に腹を抱えて笑い転げている可能性もあるので、古来より言われている通り、勝負は蓋を開けてみるまで解りません。　ドーピング検査の結果が問題なのではなくて、ドーピング検査を忘れたコト自体が問題なのだって言うのがFAの言い分らしく、それについて、アル中→復帰→逃亡と繰り返しているガッザがですね、他の国だったらコレ揉み消すよ！とか何とか、一体ドコの国のコトを指して言っているのか解りませんが、捉え様によってはカナリの問題発言をしたみたいですが、多分アル中の世迷い言だと判断されてるハズなので、放っときますか。　この、どんな些細な不正も許さない&見逃さないって姿勢は、如何にも議会政治発祥の国らしい発想でして、混沌とした現代の、スポーツのみならず政治も含めてですね、全てイギリスの方に任せてみたい気分です。　って言うかですね、16歳の少女を集団でカキ捲ったと言う容疑がかかっている人が何故代表に選ばれているか解らないんですケド。まだ確定じゃないから良いってコトですか？どの辺で線を引いているんだかサッパリ解りません。イングランドでは更に、別の暴行事件も発生している様ですが、もういい加減にしろ。　いい加減にしろって言うとですね、ジョージベストのバロンドールが競売に賭けられたそうで、約3000万で競り落とされたのだそうですが、これ、競売に賭けたのってモチロン本人ですよね。マジですか。盗品のワケ無いし、盗品だったらお巡りに捕まっているだろうし。マジですか。　いくらアルコールで身を持ち崩した~~ガッザの先輩~~とは言え、財産も無いとは言え、マンUがトヨタカップに出場した時ゲストで来日し、TVに映ったその姿がイングランドの蛭子さんみたいだったとは言え、自分の名誉まで投げ出してしまうとは！多分そのお金も殆どが酒に変わるのかと思うと涙を禁じ得ません。FIFAも止めろ。　え～、EC04本大会出場を賭けた大事な試合を前にして、U17との練習試合でケガをしたパヌッチですが、ローマに送り返されてしまいました。02W杯直前に急遽代表入りし、何故か今迄レギュラーポジションを守っていたパヌッチですが、とうとうその命運もつきる模様。ヘアスタイルは相変わらずバッチリ決まっている模様。

2003/10/08	お天道様はお見通し。　トルコ戦に向けた代表選手をようやく発表したFAですが、その中にヤハリと言うか、リオの名前はありませんでした。引っ越しのコトで頭が一杯で、ドーピング検査のコト忘れていたって言うのがリオの発言です。　引っ越しと言えば家庭人にとって一大事業だし、生活の基盤を移し替えるってコトだし、一家の大黒柱たるリオとしては放っとけない大問題だから、早く落ち着けてしまって、疑惑も晴らして欲しいです。　そう言えば最近のリオの目つきは、以前にも増して鋭くなり、コレがプレミア2連覇& ビッグイヤー獲得を狙う男の覚悟の現れかと思っていたのですが、ヒョットしたら違うかもしれません。…そう、引っ越しのコトが気になって、眠れない夜がおそらく幾日も続いていたのでしょう。　引っ越しの御挨拶には何が良いか？代表選手たるモノ、タオルと言うワケにはいかないだろう。いやベックのサイン入りのモノなら良いか！とか、ゴミ出しの日はいつだろうとか、カミさんが御近所と上手くやっていけるかとか、子供がイジメられたりしないだろうかとか、数え上げたらキリがありませんが、大変な問題ですよホントに。　多分家族も、リオに心配をかけない様に、夕食の時なんかカナリ和やかに会話をしているに違いありません。今日僕ね、算数のテストで90点とったんだ！とか、町内会長の奥様からピクルスを頂いたのとか、ピーマンを残すとお父さんの様になれないぞとか、もし何かをゴマかす人がいたら、そんな人には言われたくないですケドね。まぁ罪を犯したワケでは無いので、他の疑惑がかかっている人達とは違うんですケドね。　ケガで出場が危ぶまれているオーウェンも代表スコッド入りしておりまして、オーウェンがいなきゃどうしようもないチームなんで当たり前っつっちゃぁ当たり前なんですケドも。替わりにですね、現在ポーツマスで絶好調のテディを呼ぶ手はなかったのか？と少々気になります。シアラーと違って、本人は代表から引退したツモリは無いし、使い捨ての駒みたいな使われ方でもOKだって言ってる様だし、ココは是非呼んどくベキだろ！と、エリクソンがこのページを読んでいないのが非常に残念です。　ボロの監督を解任され、現在フリーのロブソンですが、チェルシーの監督候補に名前が挙がるワケでも無く、スパーズだって噂が流れるでも無く、マンUの副監督にって話があるワケでも無く、非常に寂しい生活を送っていたのですが、この度晴れてナイジェリア代表監督就任が決まりました。半年間の短期契約だそうですが、成績が良ければ延長される模様。ブックメーカーがオッズを募ろうとしても、全員が半年以上続かない方に賭けそうなので却下。

2003/10/07	俺達は天使じゃない。　何かと世の中を騒がせ続けているイングランドフットボール界でして、例えば17歳の少女を集団でカキ捲ったとかですね、ネット上では選手名迄飛び交ってますが、DNA 鑑定待ちとか言うんで、正式な発表は未だされていません。　最初っから8人相手だよって言っていれば、問題が公になるコトも無かったのかな？って気もしないではないですが、ある報道では、（選手が）笑いながらコトに勤しんでいた。なぁ～んてコトを書いているので、それを真に受けるならば、ヤッパリ許されるコトではゴザイマセン。　DNA鑑定でクロとなれば、その選手はフットボール界から永久追放らしいですが、そうなるとイングランド代表の左サイドは益々手薄になるので、マッカが代表に復帰するかもしれません。或いは見知らぬドコカから圧力が掛かって、いつの間にか何もなかったコトになってるかも知れませんが。ま、もう少し様子を見る必要がありそうです。　で、EC04出場に向けた大一番のトルコ戦に臨むイングランド代表が、試合の4日前だと言うのにナカナカ発表されないのは、DNA鑑定の結果待ちなのか、はたまたケガをしたオーウェン、ベックの回復状態をギリギリ迄チェックするつもりなのかと思ったりもしたのですが、ハッキリ言ってオーウェンとベックがいなければどうにもならないチームなので呼ぶしか無いだろ！何をマゴマゴしているんだ！と思っていたら、どうやらリオがドーピング検査で引っ掛かったらしく、その検査結果待ちだと言うのが真相の様です。　…マジですか。ドーピング検査で陽性となれば、向こう2年間は出場停止処分になってしまいます。イングランド代表は良いとしても（え？）プレミア2連覇&ビッグイヤー奪回を睨むマンUはどうなるんですかっ？せっかくリオが入って守備が安定したと思っていたのに、それらが一気に夢の彼方へ fly away して行く気配があります。　この上トルコ戦でフーリガンが騒ぎを起こし、イングランドのフットボールが国際舞台から追放だ！何てコトになったら目も当てられません。何もかもが1つのベクトルに集中し、最悪の結果を招くコトだけは回避できたら良いなと漠然とながら思っています。（何が最悪の結果なのかは当事者によって違うと思いますが。）

2003/10/04	7番返せ。　元キャプテン、スティーブルース率いるバーミンガムをオールドトラッフォードに迎えたマンU。ミッドウィークのCLシュツットガルド戦に敗れたマンUは、先週に引き続き、右サイドに期待の新星フレッチャーを起用。　元々フレッチャーが、ベック無き後のエースナンバーを引き継ぐハズだったのですがクリロナの加入でエースナンバー並びにポジションを強奪されてしまいました。グスン。　クリロナの大活躍で、しばらく試合に出場するコトは無いのかと思われたのですが、ソルシャーの怪我もあってかスターターとして登場しております。ぱっと来た選手にあっさりエースナンバーを奪われる辺り、どんな~~ショボい~~選手かと期待していたのですがコレがカナリ良いです。　どんな感じかと言うと、四方八方丸く削って、精巧にスケールダウンしたベック。スケールダウンと言っても、ベックが凄すぎたってコトもあったので、アベレージを超えたプレーを見せています。フレッチャーの活躍を見て、ローンで出されているチャドウィックが、完全移籍を希望していると言うコトからも、その実力が解ると言うモノです。　クリロナがギグスの、フレッチャーがベックのそれぞれ後継者だと考えるとシックリ来ます。ベックの離脱でカナリ不安な面がありましたが、両翼については完全に見通しが立ったと言い切れるでしょう。良かった♪良かった。　不幸にして1人退場者が出る迄は、バーミンガムもかなりバランスの良い試合を展開していたし、ファギーの後継者にも意外と困らないかもしれません。って言うか、そのファギーは、更に契約を延長する気配を見せているので、まだ暫くは心配しなくていい問題かも知れないですが。　今日は久々に相手ゴール前で、バンバンパス交換をしまくるマンUが見られ、嬉しかったです。先週の試合では、形にならないトコロからスコールズが勝負を決めていったワケですが、負傷明けのスコールズも徐々にフィットし始め、コレからが楽しみです。　今日の試合は、ギグスが開幕戦以来のゴールを決め3-0の勝利。キーン交代後はキャプテンマークも着けておりました。コレからも頼むで。でへでへ。