10日の午前4時頃、秋田市を中心に突如激しい雷が観測された。空はまるで芸能人の記者会見会場のようにパシャパシャと連続して激しく光り、太い稲妻が立て続けに何本も落ちるなどし、秋田市内は一時騒然となった。
その後の調べでこれらの雷は、勇者と魔王の最終決戦で勇者たちが放った雷系呪文だったことが判明。世界の運命をかけた苦しい戦いの中「ライデイン」や「ミナデイン」 などの呪文を連発したことで多くの雷が発生し、周辺住民に目撃されたという。
さらに戦いの途中、形勢不利の勇者たちを助けるべく応援に駆けつけた仲間たちが「いかずちの杖」や「サンダガ」「10まんボルト」などを使用したことも事態に拍車をかけた。
勇者たちは「ご心配おかけしました。激しい戦いになんとか勝利し、秋田に平和が戻りました。雷がたくさん鳴ったのでハタハタも豊漁になるでしょう」と話している。