秋田をモチーフにした村でスローライフを楽しめるゲーム「とびだせ あきたの森」が、バーチャルボーイで発売されることとなった。
前作の「おいでよ あきたの森」は2Dゲームであったが、今作はバーチャルボーイの能力を余す所なく発揮しており、プレイヤーは赤いメガネを通して臨場感あふれる3Dの世界を体験することができるという。
「あきたの森」シリーズは、秋田県の田舎暮らしの環境を忠実に再現しており、「病院まで車で30分」「最寄のショッピングセンターまで車で1時間半」などの生活の大変さもリアルに再現。
雪が積もる季節には、毎朝時間と体力を使って雪かきをしなければ家から出られず、吹雪の日には買い物にも出かけられないという、シビアな現実もきっちりと再現している。
ゲームを監修した秋田県は「今までは『ナチュラル生活』『エコでロハス』などのふわっとしたイメージだけで秋田に移住してきた人が、実際に生活してみて想像と現実の違いにショックを受けるケースが多かった。秋田県の、しかも森の中で暮らすということがどれほど大変なことなのかを、このゲームを通じてしっかりと体験し理解をした上で、スローライフを存分に楽しんでほしい」と話している。