男鹿警察署に勤務する警察官が、パトロール中に「警察手帳」と間違えて「あきた県民手帳」を提示していたことがわかった。
報告書によると、警察官が先月31日の夜に男鹿市内でパトロールを行っていたところ、大きな包丁を片手に持ち「泣く子はいねがー」と叫びながら民家に押し入ろうとしている男性2名を発見。男性らに職務質問をするために「失礼。私はこういう者だが」と言いながら警察手帳を提示しようとしたところ、誤って形のよく似た「あきた県民手帳」を提示してしまったという。
手帳を見た男性が「へー、あなたも秋田県民ですか。奇遇ですね、私もです」と答えたため、そこでようやく提示した手帳の間違いに気がついたという。警察官は「前日に書店であきた県民手帳を買って、制服の胸ポケットに入れておいたのをすっかり忘れていた。今後は間違えないように尻ポケットに入れるなどして、再発防止に努めたい」と話している。