「番組で紹介されたレシピの通りに作っても、味が薄くて食べた気がしない」「レシピ通りに作ったのに、赤飯が甘くない」「なぜ2人分や4人分のレシピしか紹介しないのか。うちは10人家族だからそれでは全然足りない」などの秋田県民の訴えを受け、各局の料理番組が、今月から秋田の食卓に対応することとなった。
今後はレシピ内で使用される調味料の分量を改善するだけではなく、「ふきのとう」や「クロモ」「ギバサ」「カスベ」などの郷土の食材を使ったレシピも、番組の中で積極的に紹介していく方針だという。秋田県民になじみの深い「しょっつる」や「味どうらくの里」などの各種調味料も、レシピの中に取り入れられる見通しだ。
また、季節に応じて「盆や正月に親戚が20人集まっても大丈夫!手軽に大量に作れるおもてなしレシピ」や、「毎日ハタハタが続いても飽きない!冬のハタハタ30日レシピ」などの特集も放送する予定となっており、これによって秋田の食卓が、今よりもより豊かなものになりそうだ。