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「大曲」に対し、県民が意見陳述
大曲市章

 花火の街としても知られる、大仙市大曲。この「大曲」に対し、県民から「大きく曲がっているというのはいかがなものか。一体なぜ真っすぐにしないのか」といった意見が相次いでおり、県は急遽対応に追われている

 

 大仙市に住む男性(43歳)は「その昔は、曲がっている物を真っ直ぐにするということは非常に難しかったと思う。しかし現代は科学技術が進んでいる。日本の技術力を結集すれば、『大曲』を『真っすぐ』にすることが十分可能ではないか」と主張。

 

 これに対し県と大仙市は「大きく曲がっている物を、いきなり真っすぐにするのは技術的に難しい。まずは『大仙市小曲』程度に修正し、最終的に『大仙市真っすぐ』に変更したい」と回答した。

 

 また、大仙市に住む女性(57歳)は、県に対し「秋田新幹線の線路も大曲付近で大きくV字に曲がっていて、新幹線なのにスイッチバックをするというありえない事態になっている。大曲の曲がりっぷりは、ただごとではない」と、大曲の現状を涙ながらに訴えた。

 

 この件に関して、大館市に住む曲げわっぱ職人(64歳)は「曲がったことをするのは良くないですね」と真剣な表情で意見を述べた。

 

 

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