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世界一の大太鼓の音色で、ハタハタが押し寄せる珍事に
大太鼓の写真

 北秋田市の綴子神社例大祭で、ギネスブックにも登録されている「世界一の大太鼓」の演奏が行われた。直径3.71m、重量は2トンもあるこの太鼓を12人の鼓手が打ち鳴らし、神社への奉納行事を行って豊作を祈願するという、この地域の伝統行事である。

 

 会場には「四里四方(約16km四方)に鳴り響く」とも言われる大太鼓の音色がドーンドーンと響き渡っており、このまま何の問題もなく奉納行事が終了するかと思われたが、祭りを見学していた観光客がカメラのフラッシュをバシャバシャと焚いたところ、「ドーン」という音と激しい光を見て雷と勘違いしたハタハタが大群で海岸に押し寄せてしまい、最寄の海岸である能代港周辺は大騒ぎになった。

 

 魚の専門家として有名なフィッシュ准教授(37歳)は「ハタハタは『カミナリウオ』とも呼ばれ、雷が鳴る晩秋〜初冬の季節に海岸に押し寄せる魚。通常はこの時期に現れることはないが、大太鼓の音とフラッシュの光があまりにも雷に酷似していたので、あわてて押し寄せたのではないか」と推測。その後、勘違いに気が付いて再び沖に戻っていくハタハタの群れを、准教授は目を細めて愛おしげに眺めていた。

 

 

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