「北限のふぐ(男鹿市)」「北限の桃(鹿角市)」「北限のお茶(能代市)」など、さまざまな物の北限の地である秋田県。さらなる北限はないものかと秋田県が調査を行った結果、今回新たに「秋田県民の北限地」が発見された。
秋田県民の北限地として認定されたのは、鹿角郡小坂町七滝御鼻部北方。北緯40度30分32秒の地点だという。
調査班は「十和田湖よりも北に位置するこの場所は、まさに秋田の北限地。この地点より1センチでも北に住む人間はすべて『青森県民』に分類されるため、事実上この地点が『秋田県民の北限地』と定義される」と話しており、近々調査結果を論文にまとめて学会で改めて正式発表することを明らかにした。
なお、秋田県民の南限地は湯沢市秋の宮マタゴ沢源頭(北緯38度52分23秒)であり、こちらについても引き続き詳しい調査を続ける予定となっている。