観光客数と観光消費額の増加に向けて様々な取り組みを行っている秋田県。数字が伸び悩む現在の状況を打開するため、「閉店セール」で集客をはかる紳士服量販店のビジネスモデルを見習って、秋田県も今月から「閉県セール」を行うことを明らかにした。
「最低賃金が東京都の25パーセントオフ!」「秋田の地価、値下げ続行中!」などなど、秋田県のお得感とプレミアム感を前面に押し出し、全国に向けてアピールしていく方針。閉県セールの後は、紳士服量販店と同じように「開県セール」と「閉県セール」を無限に繰り返すことにより、継続した集客数と販売利益の確保が期待できるという。
今後は牛丼チェーン店を参考にした「パワーアップ閉県」なども行う予定だが、県民から「それは本当に閉県してしまう気がする」と心配する声が数多く寄せられているため、県はパワーアップ閉県の導入は慎重に検討したいと話している。